
イマーシブ・フォート東京の"熱狂!フォルテヴィータ事件簿"がすごく良かったので終わるのが残念なんだけれども仕方がないのか……
イマーシブシアターのテーマパークであるイマーシブ・フォート東京。
そのパーク全体で起こるイマーシブ・シアター体験が"熱狂!フォルテヴィータ事件簿"です。
実は初めてイマーシブ・フォート東京に行った日が、このイベントのほぼ開始日でした。その時は予約をみっちり入れてスケジュールを組んでしまっていたので、このフォルテヴィータ事件簿はほぼ未体験。あっちの方でなにかやってるなとか、宿屋の女将が何かならしながら歩いているなくらいな感覚で興味あったけれども良くは分からないといった印象。
このフォルテヴィータ事件簿が2月いっぱいで終わるというニュースを見て、思い切ってイマーシブ・フォート東京に再訪することにしました。
結論からいうと"熱狂!フォルテヴィータ事件簿"はすごくよくて、これは是非終わる前にみてほしい!
"熱狂!フォルテヴィータ事件簿"

イマーシブ・フォート東京は、2025年2月中までは館内に入るためには入場料がかかり、さらに一部のアトラクションは追加の料金がかかるシステムです。
入場料だけでも遊べるコンテンツとして第五人格や今際の国のアリス、推しの子などとコラボしたアトラクションがあり、それに加えて他のテーマパークでいうパレードのようなショー的なアトラクションも用意されています。
フォルテヴィータ事件簿は参加型のアトラクションとパレードのようなアトラクションの中間のような内容。基本的にはショーのように、決められた時間に定められた場所へ行くとイベント(事件や簡単なワークなど)に立ち会えるといった内容です。
イベントが発生する時間と場所はwebに記載してあるので事前にチェックがオススメ。
イベントスケジュール以外でも運が良ければ登場人物がふらふら歩いているのと遭遇して話ができたり、ブツブツ言っているキャラに出会えたりします。そういうシーンに遭遇できれば、キャラの人となりがみえてきてストーリーに引きずり込まれます。

歌っている子に出会えたかと思えば……

バーでのやり取りに遭遇したり、キャラクターがみんな立っているので面白い。
良かったと思ったのはもしかしたら……
今回あらかじめに時間を決めていたのは11時15分からのSherlockHOLMESのみ。直前で今際の国のアリスを予約したり第五人格に飛び込んだりしましたが、かなり自由に動けるようにしていました。
それもあったのでフォルテヴィータ事件簿のイベントはラストを含めて4つは見ている&一緒にいる兄弟とほぼ一対一で話する機会が合った&途中で物語において重要な物を見つけて推理できていたなどの運が良かったのも相まって、最後結構うるっときました。だから評価高いのかもしれません。
個人的にはこれが終わってしまうはとても残念だしもったいなく感じます。
すごく悩ましいのかもしれない話
フォルテヴィータ事件簿はおそらく、最後の時間にあるイベントを見ないと面白みはわからない。その一方で、この最後のイベントだけを見ても何が何やらな感じ。
これは1日ずっとイマーシブ・フォート東京で過ごして、このフォルテヴィータという街でキャラクターに出会って相手のことを知ることで深みがまして面白くなるイベントなのでしょう。
ただちょっと悩ましいなと感じた点。おそらくフォルテヴィータ事件簿はイマーシブ・フォート東京に来てみたけれど何をどう楽しめば分からない人が、追加料金なしでこの世界を楽しむことができることを目的としているのだと思います。ただそうだとすると、一つ一つのショーだけだと、楽しい葉楽しいのだけれど本質の楽しみがうまく伝わらない気がしました。良くも悪くもひとつのショーで完結していて、"よく見てみれば"それぞれが繋がっているのが分かるのですが、ただ普通に見ているだけだとそれが伝わりづらい。
それをみつけるのが楽しさであるというのはそうですが、それはどちらかというと玄人の楽しみ方。イマーシブシアター初めての人にとっては、15分間の短いショーであれはなんだったんだろうで終わってしまって、それぞれの繋がりに気付く前に終わってしまうようにも感じました(初回の人はアトラクションを入れたり並んだりに集中してフォルテヴィータ事件簿のおもしろポイントをみる余裕もないでしょうし)
そう考えると、いろいろと勿体無いアトラクションになっている気もします。
でもこれ終わってしまうの、本当に残念。なんか私もまだ見えていない物事がある気がするので、終わる前にもう一度フォルテヴィータ事件簿のためだけに行くのもありかなと思っています。
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