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テレコンテンツ THE ALCHEMIST (錬金術師)2.0(アメリカ)

 海外のエスケープルームを見ていると様々なジャンルのものがみつかります。よく目にするのはホラー、ミステリー、SF、ファンタジー。今回ご紹介するのはファンタジー系のルーム「錬金術師2.0」です。

公式サイト

ストーリー

(web記載情報から意訳)
 世界征服を企む錬金術師連盟がついに賢者の石の生成に成功した。このままではあと60分後に儀式は完了し、世界が彼らの手により支配されてしまう。

 彼らの計画を阻止するため、エージェントが錬金術師連盟司令部への潜入している。エージェントに指示を出し、儀式完了までの60分以内になんとかして賢者の石を見つけ出し、彼らの野望をくじいて欲しい。

トレーラー

作品情報

タイトル :THE ALCHEMIST 2.0 (錬金術師)
制作団体 :INSOMNIA ESCAPE(ワシントンDC. アメリカ)
公式サイト:https://insomniaescaperoomdc.com/
公演時間 :60分
プレイヤー人数:5~10名
価格:$179+taxes&fees $21.48(10名参加時)(約22,000円)
アプリケーション:ZOOM・webサイト
目的:錬金術師連盟のアジトから賢者の石を奪取する

感想

 ファンタジー系のエスケープルームで、錬金術師の書斎のような場所からスタートします。錬金術の研究がされていた場所の雰囲気がよい感じです。

 このゲームのシステムは、錬金術師の書斎に潜入しているエージェントに指示を出しながら進むというものでした。エージェントの画面はZoomのグループ会話で共有されます。これと同時に、ブラウザの方で今いる部屋の画像に何カ所か「+」マークが表示されている物が共有されます。「+」マークをクリックすると、その周囲の拡大画像が得られる仕組みです。これによりある程度探索のあたりを付けることができます。

 ゲーム内容的にはmax10名でやるとちょっと多すぎる感じ。実はお願いして12名でプレイしていまして、15分近く時間を余らせてのクリアとなりました。ボリューム感的には、5~6名くらいが適切かもしれません。

 それと錬金術師の書斎をあさっているせいか、そこそこ長文の英文書がでてきます。内容自体はそこまで難しくはないのですが、文章が長いのと筆記体で書かれているので、慣れてないと手こずるかなと思いました。

 雰囲気はそこそこ良い感じ。曖昧な伝え方でもくみ取ってくれる(これは良くも悪くもかもしれませんが)ので、進みやすくはあるかなと思います。

英語力について

 長文の英語が筆記体で出てくるので、そこの解読に時間が取られるかもしれません。探索箇所は比較的あたりを付けやすく、エージェントはこちらの意図をかなりくみ取ってくれるので、いざとなったらエージェントに相談しながらすすめましょう。
 英語の指示出し方法については、ももさんのnoteがおすすめです。

おわりに

 設定は世界征服の阻止と物騒ではありますが、怖い要素とは方向性が異なるので、ホラーが苦手な人でも大丈夫なコンテンツだと思います。

 かなりエージェントが意図をくみ取ってくれて、多少計算ミスしていても意図があっていたら突破できたりとかあったのはご愛敬。人数的には10名いれると多いなという感じですが、みんなでワイワイ話ながらやるにはよいかもしれないです。

 その時はエージェントさんをおいてけぼりにはしないでね。

面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!