ガチャをまわすのは、やっぱり楽しい:ガチャジグソー(タンブルウィード×ニチョ謎:日本)
ガチャガチャは好きですか?
ジグソーパズルは好きですか?
通好みの謎解きイベント制作に定評があるタンブルウィードと、パズル的な謎解きで知る人ぞ知る団体ニチョ謎のコラボしたイベントが、このイベント「ガチャジグソー」です。
ガチャガチャとジグソーパズルのコラボレーション、それもルーム型のイベントとは、一体どのような物だったのでしょうか。
公式サイト
ストーリー
(公式サイトより引用)
その部屋には、ガチャガチャが置かれている。
そして、怪しげなジグソーパズルのピース……。
果たしてあなたは60分以内に、この部屋の秘密を解き明かすことが出来るのか?
感想
正直に言うと、部屋に入った瞬間は「なんか殺風景だなあ」と思いました。打ち出しがポップだったのと、なんかガチャと聞くとお祭りみたいな感覚があったので、余計にそう感じたのかも知れません。
始まってみるとですね、あれ、なんか楽しい。いっぱいガチャを回す、沢山のジグソーパズルを作る。作業と言えばそうなのですが、ある意味誰でもできるこのアクションは、謎を解ける解けない関わらずなんか楽しくなってきます。
謎も、ニチョ謎さんが関わっていることもありしっかりとした謎解きです。
ただ印刷の関係でしょうか、ちょっと見づらい。難易度もそこそこある中で読み辛いのはちょっと辛いので、もう少し何とかして欲しかったです。
ちなみにこの公演は「Global Hirameki Game」と銘打ってあります。どこがグローバルなのかというと、パズルが英語なんですよね。
もっとも英語の内容は義務教育レベルです。ですので謎解き好きならむしろ真新しく感じて楽しめるとは思うのですが、英語が苦手な人はちょっと……となりかねないところはありますね。この辺りは難しいところです。
パズルを含めて全体設計としては、おぉっとなるところもあり面白いです。ただそれは謎解き的な仕組みとしてであるため、ストーリー的な体験や物語を期待していくと地味に見えるかも知れません。ですので、謎を解きに行く心づもりでいくのがお勧め。
そうすればガチャやジグソーパズルの楽しさとも相まって面白い体験になると思います。
おわりに
ガチャを回す人、ジグソーパズルをする人、謎を解く人、知らず知らずの内に役割分担ができてくるのもこの公演の面白いところでした。
また、海外の方でもできるという設計は確かに面白いです。海外の方はこのタイプのゲームに体験要素を強く求める傾向がある点は注意が必要ですが、うまくアピールできれば、可能性が広がるように感じました。
海外を見据えたゲームは、今後も挑戦していって欲しいです。
作品情報
制作団体:
タンブルウィード(日本)
ニチョ謎(日本)
公演時間:90分(解説含む)
プレイヤー人数:チーム戦 1チーム1名~8名
価格:前売り3,300円 / 当日券は+500円
面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!