テレコンテンツ　Rescue from the room あなたの力で見ず知らずの少女を救い出せ（日本）

　本日ご紹介するのはToy×ボーズさんのLINEを使ったテレコンテンツ。テレコンテンツの多くがZoom等のビデオ通話を使う中、LINEのチャット機能と通話機能を使ってビデオ通話はないといった点で特色があるコンテンツです。

公式Twitterアカウント

おうち時間で楽しめる公演型のLINE謎！
Rescue from the room
5月18日～21日分https://t.co/PJyC3Z9w05
5月24日分https://t.co/OfNDt7jksY
今晩20時予約開始します！#onLINE謎 pic.twitter.com/OaoSKhD1i1

— Toy×ボーズ（トイカケボーズ） (@toyboze) May 17, 2020

作品情報

タイトル　：Rescue from the room
　　　　　　 あなたの力で見ず知らずの少女を救い出せ
制作団体　：Toy×ボーズ（日本）
公式サイト：https://toyboze.wixsite.com/home
公演時間　：45分（ゲーム時間30分）
プレイヤー人数：最大3名
価格：1グループ予約料500円＋参加者1名当たり500円
アプリケーション：LINE
目的：見ず知らずの少女を救い出す

感想

　テレコンテンツには珍しく映像を使わずテキストメッセージのやり取りを中心に行われるのですが、これが良い感じに設計されていて、LINEの向こう側から少女の息づかいが聞こえるような空気を丁寧に作り出されています。作り出しています。

　謎もこの公演用にしっかり作られており、web謎とは一線を画して、まさに公演であると感じられる内容でした。ビデオ通話の必要もないことから、テレコンテンツ初心者にもハードルが低くお勧めできる公演だと思います。

システム的な話の補足

　システム的な話になりますが、他の方の話を伺っているとビデオ通話でないことがハードルを低くしているという感想も散見しました。確かに自分の映像を映すのは苦手という方も少なからずいらっしゃると思いますので、その点このスタイルの公演も需要があると感じます。

　また、ビデオ通話の映像を使わないことのメリットとして映像酔いをしないということもありますね。それを考えると、通話機能のみを使う公演の需要はかなりあるのかも知れません。

Toy×ボーズさんについて

　Toy×ボーズさんは、団体名にあります通り僧侶の方が作られている団体です。これまでに築地本願寺などでもご公演をされており、お寺にちなんだ内容が多いですが、それ以外のものも含めて幅広くコンテンツを制作されています。

　テーマも面白いですし、謎の内容もしっかりしていますので、機会ありましたら是非参加してみてはいかがでしょうか。

Toy×ボーズ（トイカケボーズ）