見出し画像

ロストしたのは何か?LOST A CONDITION(タンブルウィード:日本)

最近では毎週のように新しい謎解き公演が実施されるようになっています。

そうなってきた結果として謎解き公演のスタイルとでもいうのでしょうか、最初に簡単な問題が出てきて、次に中謎があって、最後の大きな謎に繋がるといったような形のようなものが定まってきました。

形が定まってくると、次に来るのはその形を利用したようなもの。

LOST A CONDITION(ロスト ア コンディション)もそんな感じに謎解き公演の構造を利用したゲームとなっています。

LOST A CONDITION | Tumbleweed (タンブルウィード) 公式ウェブサイト

──■■ハ失ワレマシタ──

これはあなたが実際に謎を解き、ゲームクリアを目指す体験型ゲームイベントです。

「謎解き公演の構造」を利用した公演となっておりますので、謎解き公演に参加した事のある方の参加を推奨いたします。

(公式サイトからの引用)

感想

謎解き公演に参加した事のある方の参加を推奨いたします。と公式サイトにも明示されているように、謎解き公演のお約束とかを理解した上で参加するのが楽しめる内容でした。

とても構造が面白く、よく作ったなという印象です。

謎の量もタンブルウィードらしく大量でした。ただこの辺りは評価が分かれかなと感じます。

打ち出しからも感じる様にこの公演は良くある公演とは一風変わった内容となっています。そこが面白くポイントであるのですが、謎の量が多いために折角の面白いところをしっかり味わえない。例えば、初めて会う人と一緒のチームになった時って丁寧に情報共有したいところですが、そのようにすると時間が足りなくなってしまって一番楽しいところを充分に味わえずに終わってしまう、そんな印象を持ちました。

実際に私がプレイした時も、チームの人数はMAXでしたが常にヒントやサポートが飛んできて、それでも最後はギリギリのタイミングでした。

もしかしたらこの公演は、手練れがガンガン謎を解きヒントは使いまくり各ポイントは分かった人がいたらとりあえず進んで何があったかは後から共有するようなタイプの上級者向けの公演なのかも知れません。

構造や仕組みは面白かったので、もうちょっと余裕を持てる時間と謎の量で遊べたら嬉しかったなという印象でした。

おわりに

こういう一風変わった公演って好きなんですよね。

ただどうしても他と変わった物は読み解くのに時間がかかりますし、それにじっくりゲーム中に味わいたくなると時間がかかってしまう。

とりあえず終わらせてあとでの感想戦で楽しむ、というのが正しいスタイルなのかも知れませんが、できれば公演内で充分楽しめると嬉しいな、という気持ちです。

参加するときはメンバーを固めてやるきMAXで挑むと時間に余裕もできて色々楽しめると思います。

作品情報

制作団体:タンブルウィード(日本)

制限時間:110分(解説含む)
プレイヤー人数:チーム戦 1チーム1名~6名
価格:前売り3,300円 / 当日券は+500円
   ※別途1ドリンク代500円

面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!