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PowerAppsでシンプルなデータ検索アプリを作る③自動生成
前回の記事では、ExcelからPowerAppsアプリを作成するための下準備を行いました。今回はいよいよPowerAppsでアプリを実際に作成していきます。
PowerAppsを開く
まず、PowerAppsの画面を開き、左側のメニューから「+作成」をクリックします。そして「Excel」というオプションを選びましょう。
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OneDriveに接続する
アプリの「接続先」を選ぶ画面が表示されます。ここで、どこからデータソースを持ってくるかを指定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1729148372-xn4Pb9aiuBfw2t8C6X0WEIZS.png?width=1200)
※上の図は私の画面ですので、既に自分のOneDriveやSharePointと接続をしてある状態です。既に接続してある場合は、この中のOneDrive for Businessをクリックします。
初めてPowerAppsを使う場合は、何も出てこないと思いますので次の手順で進めてください。
「+新しい接続」をクリックします。
「OneDrive for Business」を選択します。
これで自分のOneDriveに保存されているExcelファイルにアクセスすることができるようになります。
接続するExcelファイルを選ぶ
自分のOneDrive上に保存されたExcelファイルの一覧が表示されるので、前回の記事で作成した「サイバー事件DB」ファイルを選んでください。
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Excelファイルを選ぶと、その中の「テーブル名」が表示されます。
利用したいテーブル名を選び、画面右下の「接続」ボタンをクリックします。
★初心者つまづきポイント:下準備で「テーブル化」をしていないとここに表示されません。「テーブル化」がわからない人は前の記事を読んでくださいね。
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PowerAppsがアプリを自動生成
接続が完了すると、PowerAppsが自動的にアプリを生成し始めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729149527-pWM7olRNTZa1IY98nKDmsfGe.png?width=1200)
少し待つと、以下のような3画面構成のシンプルなアプリが自動的に出来上がります:
一覧表示画面(BrowseScreen1):複数データの一覧を表示する画面。
詳細画面(DetailScreen1):一覧画面で選択した個別データの詳細を表示する画面。
編集画面(EditScreen1):データを編集または新規追加する画面。
![](https://assets.st-note.com/img/1729149549-MEWAJmoFtTbUZ10Lkqj9CBx3.png?width=1200)
★初心者つまづきポイント:アプリを自動生成する際に、Excelオンラインをブラウザ上で開いたままだと、データの反映がうまくいかない場合があります。Excelを閉じてから作成してください。
この自動生成されたアプリは一見シンプルに見えますが、自分で一から同じものを作ろうとすると意外と大変です。PowerAppsのこうした自動生成機能をうまく活用することで、時間を大幅に節約することができます。
次回は、この自動生成されたアプリをさらにカスタマイズして、使いやすくする方法をご紹介します。