見込みのない事業からの撤退
経営で売上を伸ばす事、組織を成長させることが経営者にとって最重要課題だとおもいます。
社会や顧客の課題を想定しサービスづくりや販売計画立てる事はポジティブで楽しい事です。
そこから人・金・モノの準備を行い事業をスタート!
そのまま順調にいけば万々歳です
が・・・これがなかなか計画通りに行かないものです。
理由は様々ありますので次回以降詳しく考えるとして
絶対上手くいくはずだった事業が成長しなかったり、市場の変化やコンペティターの台頭で伸び悩み、今回のような感染症など突発的な環境の変化などで赤字になってしまうこともあります。
多くの人はポジティブな事をすることは楽しく、疲れないのですが
ネガティブな事を考えたり、解決に動くのは非常に疲れるしやりたくないのではないでしょうか?(私はそうです 自分に甘-いタイプ)
しかし負けない経営をして成長事業を伸ばすには、
「見込みのない事業からの撤退」
は経営者として最も大切な決断の一つだと思います。
何をもって見込みがないのか・・・市場、責任者、etc・・?
これは経営者が自身で判断してください
弊社は元々事業創造をやり続けて永続企業をめざしていたので
新事業をどんどんやるだが辞めるのは非常に苦手な会社でした。
理由、言い訳はいくつもあります。
・既存顧客が頼りにしており辞めることで迷惑をかけれない。
・責任者が落ち込んだり辞めてしますのではないか?
・経営者が間違った判断を事を証明してしまう
・失敗したと思われるのはずかしい
・他の事業で稼げてるからもう少し様子を見てみよう ←これ多いのでは?
以上全部自分の経験です 泣
今までいくつの事業を止めたか記録しておくべきでした・・
ホームページ制作
データベース管理
訪問看護
スマホ買取ショップ
Saasサービス、通信キャリアの代理店
そこそこ成長したが途中でだめになったものもあるが
訪問看護とスマホ買取ショップは一ミリもうまくいかないまま廃業しました。
何故事業計画の時上手くいくと思ったのかあの時の自分に一度タイムマシンで会いに行って聞いてみたいです 笑
そんなこんなで傷を負いながら何とか辞めれる経営者になってきた今日この頃です。
私が考える辞め時
・経営者(責任者)情熱をもって取り組めない (あきた,諦めた)
・社内で最も適任と考える責任者が本気でやって一年間(場合によってはもっと短い期間で黒字化、計画の達成ができない)
・既存事業で市場環境の変化などで売上が減少し解決策が見つからない
責任者の能力、やりきる姿勢がなくなる
・既存事業より成長できる新事業が見つかった時社内リソースを集中させるため
・事業が多すぎて経営者が重要事項に集中できていない
止めましょう やめちゃいましょう
恥ずかしくないです。(ちょっと恥ずかしい)
「見込みのない事業からの勇気ある撤退」
こそ経営者の仕事です 社員は自ら事業をやめれないです
止めてわかることは
いつももっと早くやっとけば良かった・・
と思うことです。
経営者は成長事業に集中でき
厳しい時期を生き残る事ができ
社員を伸びる事業にアサインでき
会社は新しい方向へ進んでいけます。
長文にお付き合いありがとうございます。
「失敗事例から学ぶ やってはいけない事業 」
考えてみます つづく
日本のDXが進まない原因の一つが「社内にITに詳しい人が居ない問題」だと考え、非IT企業のDX化のサポートができるよう、サービス、ネットワーク作りしてまいります。 サポートよろしくお願いします。