エアトリ社の決算に学ぶ
旅行予約サイトの「エアトリ」の決算発表を見て驚きましたので取り上げます。
弊社では訪日旅行者向けにSIMカードを販売する事業をしている関係でインバウンド関連は深刻なダメージを受け業績に大きなマイナスインパクトがありました。
そのような事から旅行関連のエアトリさんも業績を大きく落としていると想像していたのですが、実際は過去最高益を出したとの発表をされました。
エアトリ社【2021年9月期 第2四半期決算発表】
連結取扱高181億円(前年同期比30%)、連結売上高112億円(前年同期比73%)、連結営業利益20億円、第2四半期も過去最高の営業利益を達成。
当社第15期2021年9月期第2四半期決算発表をお知らせいたします。
上場後の第2ステージ「リ・スタート」元年と位置づけ、成長戦略「エアトリ ”リ・スタート”」の実行により、第1四半期の過去最高益を上回る水準で事業収益を順調に積み上げ、第1・2四半期累計の営業利益が過去最高を更新いたしました。
エアトリ旅行事業においては、国内旅行領域を中心に旅行需要を着実に取り込み、安定的に収益を確保しております。
旅行領域以外の既存事業領域においては、ITオフショア開発事業、訪日旅行事業・Wi-Fiレンタル事業、ライフイノベーション事業(まぐまぐ)、投資事業がいずれも好調に推移し、事業ポートフォリオの分散及び再構築を加速しております。
特にヘルスケア事業においては、テレビCMや交通広告等による大規模なマスマーケティングや各種報道番組での情報発信、急増する宅配によるPCR検査需要への取り組み推進等により順調に事業成長を継続しております。一方、ワクチン接種普及に伴い期間限定的な事業と認識しております。
コロナ前(FY19.9期)1,460億円の年間取扱高が、直近半期の取扱高では181億円と、1,000億円以上喪失をしておりますが、アフターコロナでは、喪失した1,000億円の取扱高は回復すると見込んでおります。具体的には、ワクチン接種普及に伴う旅行需要増加によるエアトリ旅行事業の大幅な収益回復、獲得収益を源泉としたエアトリ旅行事業等への先行投資及びアライアンスの強化、旅行領域以外の5つの事業領域の順調な成長継続と事業ポートフォリオの分散及び再構築推進による事業収益の積み上げにより、エアトリグループは終わりなき成長を目指します。
詳細は当社IRページをご覧ください。
https://www.airtrip.co.jp/ir/
以上 エアトリIRより
お正月から会長自ら営業活動!?
会長の大石さんとは友人のホームパーティで数年前にお会いしてから
色々な場面でご挨拶させていただく程度の関係でしたが、経営者の先輩として
注目していました。
会長としてグループを見ておられましたがコロナ禍で業績が悪化したことをきっかけに緊急自ら指揮を取られていることを公に発表されました。
そのような中、1月3日に大石会長からメッセージを頂き、アライアンスのお話をいただいた時は本当に驚きましたし、業績が相当厳しいと感じていました。
1000億減収なのに最高益から教えていただいたこと。
嘘見たいな話ですが蓋を開けると最高益。
心配した自身が恥ずかしくなりました。
・コロナ禍なのでトントンなら御の字
・もっと酷い会社あるのにマシな方
・この時期インバウンド事業は仕方ない
このような言い訳していた自分が恥ずかしいし、応援してくださっている株主や一緒に仕事してくれている社員に申し訳ない気持ちです。
まとめ
トップ次第で未来は変わる!
以上 やったります。