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中国不動産バブル崩壊は本当か!?

中国不動産開発大手 恒大集団のデフォルト危機との報道が連日続いています。
もう20年くらい前から崩壊か!?と言われながら成長を続けてきているので麻痺しそうですが、中国も少子高齢化で人口は伸び悩んでくることと量的緩和で溢れたお金が不動産市場に流れ市民が買いにくいほどの価格帯になっていることを考えるとそろそろ何かあってもおかしくない頃にこのようなニュースが出てきましたので注目しています。

恒大集団とは


恒大集団は中華人民共和国広東省深圳市に本拠を置く不動産開発会社。 創業者の許家印はフォーブスによれば2019年3月時点で362億ドルの資産を有し、世界22位、中国3位の富豪とされている。また同族経営であり、2019年の「グローバル・ファミリー企業500社ランキング」で25位にランクインしている (ウィキペディア)

報道内容

同社の有利子負債は今年3月末時点で6740億元(約11兆5千億円)。住宅購入者の前払い金なども加えた負債総額は約33兆5千億円相当に上ると伝えられる。海外の機関投資家も恒大が関わる債券を保有しているといい、デフォルトとなれば国際金融市場への影響も懸念されています。

リミットは9月20日

目先のリミットとして9月20日に約6000億円相当のファンドの償還(利回り13%)を控えており、資産売却を急いでいるとのこと

金利から見てわかること

利回りから見てわかるようにファンドを組成した時点で資金調達力が低いことが伺えます。
余裕があれば金融機関などからもっと低利で借りますが既に信用余力が低いため顧客に対して高い利息払いを約束して急場を凌いだのだと考えます。

日本への影響

世界の相場は繋がっているので予測することは難しいが
香港、中国市場へは影響が大

日本市場へも一定の影響が考えられます。
中国の投資家が痛むことで投げ売りが加速し、恐怖指数が急騰し
パニックの可能性があり得ることなのでキャッシュポジションを多めに持つべきかもしれないです。

まとめ

経験則的にヤバイヤバイ騒がれている時は耐えて
忘れた頃にガツンとくることあるのでしばらく注視した方が良いですね。

事業に取り組む人は気になるほどポジション持たないことが大事です。
本業への投資が一番リターンあるはず。

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DX HUB sawada
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