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富士吉田市の観光の現在地
富士吉田市の観光の現在地:キャップクラウド(株)中村さんのお話
キャップクラウド株式会社 地域創生事業部 部長 中村 琢哉氏
中村氏のバックグラウンドと山梨への想い
中村氏は、神奈川県茅ヶ崎市生まれで、幼少期に大阪へ移住、その後、大学卒業まで大阪で過ごしました。 大学卒業後は、カナダ、アメリカ、日本と、さまざまな国や都市で生活し、多様な経験を積んでいます。
多彩な経歴
中村氏の経歴は、実に多彩です。
カナダのビクトリア、アメリカのポートランドとロサンゼルスへの留学経験。
大学院では都市計画を専攻。
不動産会社に勤務し、不動産投資事業に10年以上従事。
アメリカでリーマンショックを経験し、経済的な成功だけを追求することに疑問を抱く。
これらの経験を通して、中村氏は経済合理性だけでなく、精神的な豊かさや社会貢献を重視するようになり、地域創生事業に強い関心を抱くようになりました。
山梨への移住
中村氏は、アメリカのテレビ番組で日本の農村風景を見て感銘を受け、日本に貢献したいという思いから、山梨県北杜市に移住し、NPOで農業を始めました。
その後、キャップクラウド株式会社に参画し、地域創生事業部長として、富士吉田市の観光振興に尽力しています。
山梨への想い
中村氏は、山梨県に対して以下のような想いを明言しています。
経済主義からの脱却: 都会的な生活で当たり前のように享受していた「お金で物を買う」という経済主義的な価値観から脱却し、お金だけではない、生きる価値を求めている。
地域への貢献: 日本に貢献したいという強い想いがあり、その実現のために山梨県で地域創生事業に取り組んでいる。
まとめ
中村氏は、多彩な経歴とリーマンショックを経験したことを通じて、経済合理性よりも精神的な豊かさや社会貢献を重視するようになりました。そして、日本に貢献したいという強い想いから山梨県に移住し、地域創生事業に携わっています。
富士吉田市の観光における課題
富士吉田市は富士山を間近に望む絶好のロケーションにありながら、観光客は富士山の写真を撮るだけで、宿泊は近隣の観光資源が豊富な富士河口湖町に流れてしまう傾向があります。
これは、富士吉田市が通過点として認識されていること、そして宿泊施設や飲食店などの観光コンテンツの魅力が不足していることが原因と考えられています。
キャップクラウド株式会社の取り組み
キャップクラウド株式会社は、ITシステム開発などを手掛ける企業ですが、近年は地域創生事業にも力を入れています。同社の社長の出身地である富士吉田市と連携し、空きビルを活用した宿泊施設や飲食店の運営など、独自の観光振興策を展開しています。
中村氏は、横浜から山梨県北杜市に移住し、地域創生事業に携わってきた経験豊富な人物です。同氏は、富士吉田市の観光振興において、以下の3点に注力しています。
宿泊施設の充実:
簡易宿所という形態の宿泊施設を運営。
民泊とは異なり、年間を通して営業可能。
リノベーションによって差別化を図り、高稼働率を実現。
インバウンド客を積極的に誘致。
飲食事業との連携:
宿泊施設と連携した飲食事業を展開。
地元の食材を使った料理を提供。
フードテックを活用し、人材不足に対応。
宿泊客以外へのサービス提供も視野に。
空きビル問題への対応:
空きビルをリノベーションし、宿泊施設や飲食店として再生。
差別化と収益化を実現し、地域活性化に貢献。
モデルケースを構築し、他地域への横展開を目指す。
中村氏の経歴と富士吉田市への想い
中村氏は、不動産業界で長年勤務した後、リーマンショックを機に「お金だけではない価値」を求めて、山梨県に移住しました。
同氏は、地域創生事業を通して、日本に貢献したいという強い想いを持っています。
富士吉田市に集まる人材の魅力
中村氏は、キャップクラウド株式会社には、経済合理性だけでなく、人生の目標や地域への貢献意欲を持つ人材が集まっていると感じています。
同社の社員の多くは副業を持ち、それぞれの目標に向かって努力しています。
まとめ
富士吉田市は、観光資源が豊富であるにもかかわらず、通過点として認識されている現状があります。キャップクラウド株式会社は、中村氏を中心に、宿泊施設や飲食事業の展開、空きビルの活用など、独自の取り組みによって、富士吉田市の観光振興に貢献しています。
中村氏は、経済合理性だけでなく、人生の目標や地域への貢献意欲を持つ人材の重要性を強調しています。富士吉田市は、そうした人材が集まり、新たな観光の未来を創造していく可能性を秘めた場所と言えるでしょう。
動画
YAMANASHIDXWORLD@富士吉田所感
トップバッターは、12月の本イベントの会場ともなるコワーキングスペースを運営しているキャップクラウド株式会社の地域創生事業部 部長の中村さんのお話でした。
何より、世界中で仕事と職種を経験してきた多彩な経験のある中村さんが、山梨県へ移住を決めて、地域の課題に挑んでいると言うストーリーが、キャップクラウド社の思いやの取り組みと合致して、地域貢献しているという現在までのお話が印象的でした。
キャップクラウド株式会社
まるサテ
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