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Panasonic Let's Note(中古)をネットで購入してみた(最終回)

前回のつづきです。
新しいSSDを使ってクローンを作成します。
クローンの作成は、有料、無料さまざまなツールがあるのでお好みで選んでください。
今回は、「EaseUS ToDo Backup」を使いました。
使い方については先人の記事が沢山見つかると思うので、ここでは省略します。

中にはLet's NoteやVAIOなどクローンとして作成したSSDからうまく起動できなかったとのレポートもあり、少し不安ではありましたがそのまま交換作業を進めました。

Let's Note御開帳の儀

では、いよいよSSDの交換作業を進めます。
まずは、バッテリーを本体から外します。

次にバッテリーの装着箇所の奥にある2か所のシールをはがします。
この個体はオリジナルの状態だったので中身はいじられた形跡はありませんでした。

画面中央の黒いシールをはがします。
画面中央の白いシールをはがします。

恐らくはこのシールを剝がしてしまうと保証対象外になるのかもしれませんが、中古なので関係なし。
次に本体裏面のネジをはずします。数が多いので面倒ですが黙々と進めます。

このように外したネジの位置に置いておくと間違いないでしょう。

すべてのネジをはずすと裏面のパネルが簡単にはずれます。

排気ファンもきれいで目立ったホコリは見当たりませんでした。

中央にSSDのスロットがあるので、これを外して入れ替えます。
やはり純正のSSDはSATAでした。NVMeには対応しているのだろうか・・・

新しいSSDを装着したところ

仕様上、SATAとNVMe両方に対応しているとのことでしたが、無事装着できました。

そして、動作確認

裏面のカバーを戻して(まだネジ止めしない)、バッテリーを装着し動作確認します。

ありゃ!エラーが出て起動しない

と、一瞬焦りましたが、気を取り直して再起動します。

一旦、BIOSを起動してみると問題なく認識されているのでBIOSを終了し、Windowsを起動してみると、無事に立ち上がりました♪

Crystal Disk Infoを起動してみると、特に問題はなさそうです。

発熱も問題なさそうですね

どれくらい速くなったのか?

では、Crystal Disk Markで計測してみましょう。
交換前の結果は、SATAの標準的な速度でした。

で、今回、NVMe SSDに交換した計測結果は、

ということで、NVMeとしては決して速くない標準的なスピードですが、それでも交換前と比較してシーケンシャルリード、ライトともに6倍強という結果になりました。

おわりに

交換したオリジナルのSSDはバックアップとして保管しておきましょう

というわけで、全7回の連載でご紹介してきました。
同じような紹介記事は沢山ありますし、自分の備忘録として書き起こしただけだったのですが、多くの方が見てくださったようで私のnote歴史上、もっとも閲覧数が多いシリーズとなりました。ありがとうございます。

「Panasonic Let's Note(中古)をネットで購入してみた」というタイトルに興味関心を寄せていただいた方が多かったのだと思います。
私の勝手な想像ですが、おそらくは

・パソコン欲しいけど新品は高くて手が届かない
・中古品買うならなにがオススメか分からない
・中古品は通販で買うのが不安

といったことを考えていらっしゃる読者さんが多いのではないかと思います。
私も本来は新品が良いと思います。
ただし私の場合、メインのパソコンがあって外出用となど使用頻度が限られる場合、必要最低限の性能と必要最低限のコストで収めたいものです。

その点、Let's Noteの中古は個人的にオススメできます。
最新機種だと30万円以上する製品ですからそれなりの製造コストがかかっているわけですし、長年に渡ってビジネスシーンで使われてきた実績があります。
さまざまなユーザニーズを取り込んで正常進化してきた歴史もある。

それが4,5年経過すると2万円程度で手に入るわけですからね。
これを2年ごとに買い替えてゆけば絶対に元を取れると思います。

ということで、ご参考になれば幸いです。
今回が最終回になりますが、別の記事も書いているのでそちらも見ていただければ嬉しく思います。

ーー

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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Osamu Arakawa
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