痔瘻手術 入院１日目

この度、痔瘻の手術を受けることになり、その記録を残そうと思います。
今後、同じ手術を受ける方の参考になれば幸いです。

今から遡ること約4ヶ月前のこと。
肛門の辺りに痛みを感じ始めました。
最初の頃は、そんなにも気にしていませんでした。
痛みがあったり無かったりだったので、そのうち収まるだろうと思ってました。
仕事はコロナの影響でテレワーク。
家でずっと座りっぱなしなので、単なる座り過ぎと思い込んでました。
でも、痛みが出たときの痛みは徐々に増していくのでありました。
痛みの範囲も広がっていました。広がっているというより、肛門の辺りから痛みの線が延びるような感じです。
そのうち、座りっぱなしが辛くなってきました。
薄々と「痔」だと分かってきました。
でも、仕事が忙しく、病院に行ってる暇がないと我慢をしていました。
そして、ある日のこと。。。
痛みが仕事どころでは無くなりそうなくらい酷くなってきました。
耐えながら仕事をしてると、ふと痛みが消えました。
あれ？？
楽になったので、そのまま仕事を続行。
下着に違和感を感じながら。。。
仕事が一段落して、トイレで下着を確認。。
「ぎぇぇぇ！！！」
下着が膿まみれ！！
大さじ一杯以上はでてしもてます。
「こ、これは病院に行かねば。。。」
近所の肛門科をネットで調べて行ってみると。
「痔瘻です。手術が必要です。」
とのこと。
近所のクリニックでは対処できないので、横浜の専門病院「松島病院」の紹介状を書いてもらいました。
何度かの通院、検査を経て2/2３に入院、2/24の手術が決定。
同時に手術３週間前からの禁酒も始まりました。
ランニングをするのですが、ラン後のビールが何よりも楽しみにしているワタシとしては、コレは辛い。
術後もひと月くらいは飲めません。
３週間も禁酒をすると、本来の便通が戻ってくるんですね。いつもはビールの飲み過ぎでユルユルなんですが。
そんなこんなで、入院前日になる。
最後の晩餐は、思いっきり美味いモノを食いました。

ラムステーキどーん！！
翌日から暫くは病院食。
でも、思い残すことはありません。
満足です。

さて、入院当日。
受付をして、手術にあたっての説明を受けます。
夕食後は下剤を飲むのね。
腸に何も無いようにするんですね。
そらそうか。
手術着と血栓対策のストッキングの説明。
明日は、ほぼ絶食＆術後は絶対安静だそう。
下半身麻酔をすると尿が出にくくなるので、出ないときは尿道カテーテルを通されるそう。
めっちゃイヤ😅
手術の最中に鎮静剤でよく分からないうちに終わらせる事が出来るオプションがあるとのことで、それはお願いしときました。
だって怖いもん。
で、売店で入院セットなるものを買うように言われる。
売店で買ったセットがこれ。

コレをトイレの便座にセットして、湯を張って、ケツを漬けて清潔に保つそうな。
これを日に何回かやらないといけないらしい。

そんなこんなで夕食。
お粥と具なしのお吸い物、鮭と鶏肉と豆腐の煮物。
思ったよりも美味しい。
薄味やけど、味気ないレベルでなく、充分。

夕食後に下剤を渡される。
酸っぱい液体をガブ飲み。
明日の朝くらいに効くとのこと。
まぁ、ノンビリ構えましょ。
手術は明日の午後、13:30ごろ。
正直、緊張している。
今晩、寝れるかなぁ。
本でも読んで、なるべくリラックスするように努めます。