「失敗」は私たちに何かを知らせている
先日、私にとって大きな「失敗」をしてしまいました。
日常の些細な場面での出来事でしたが、そこには思いがけない学びがありました。
失敗の始まりは「油断」から
出張先から帰り、疲れた体で「よし、洗濯を済ませよう」と洗濯機を回しました。
いつもと違って、ゴトゴトと変な音がするのが気になりましたが、「まぁ大丈夫だろう」と放置してしまいました。疲れてめんどくさくなっていたのかもしれません。
洗濯が終わり、洗濯機から取り出した瞬間、目の前に現れたのは…「ICレコーダー」と「電気シェーバー」。
どちらもしっかりと洗濯され、見事に壊れてしまいました。
仕事で使う大切なICレコーダーも、日常で欠かせないシェーバーも、一瞬にして役目を終えました。
失敗が気づかせてくれた「選択」と「整理」の大切さ
今回の失敗の原因は、明らかに「確認不足」でした。
洗濯機に洗濯物をいれる際、一枚ずつ入れず、キャリーバックから取り出したまま、まとめてドサッと入れ、確認作業をおろそかにしてしまったのです。
しかし、不思議なことに、この出来事の後、心が少し軽くなったのを感じました。
実はちょうど新しいICレコーダーを買おうか迷っていた時期でしたし、シェーバーもそろそろ替え時だと思っていたところでした。
壊れてしまったことで、「迷う時間」が消え、次の選択肢へと踏み出すきっかけをもらったような気がしたのです。
私たちの日常生活には、「不要なもの」や「古くなったもの」が気づかぬうちに溜まっていきます。それを見直し、新しいものを取り入れるタイミングを見極めることは、思った以上に難しいものです。
先週まで「少し使いにくいと感じているけど、まだ使えるから壊れるまで使おう」と諦めていた矢先の出来事でした。
「整理と選択」の大切さを失敗から学ぶという、ユニークな体験でした。
「失敗」も神様のお告げ?
壊れたICレコーダーとシェーバーを眺めながら、「これも神様のお告げなのかもしれない」と思うようになりました。
失敗は決して楽しいものではありませんが、その瞬間にしか得られない学びや気づきがあります。
この失敗がなければ、この小さな感謝の気持ちすら抱けなかったかもしれません。
日常の中に潜む「気づき」を大切に
日常の中で、私たちは時に失敗したり、戸惑ったりすることがあります。
けれど、そうした瞬間にこそ、大切な気づきが隠れているものです。
今回の経験を通じて、「気をつけること」と「迷わず次へ進む勇気」の両方を学びました。
もしもあなたが何か失敗したり、予想外の出来事に直面した時、それを「次へのヒント」として捉えてみてください。
きっと、心が軽くなり、新しい一歩を踏み出す力になるはずです。