まぁそんなにビビるなよ

大学の対面授業の話ですけど、もしかしてこのままずっと再開しないつもりなのだろうか。風評被害に臆病になる気持ちは、まあ少しは分かるけど、それに振り回されて損失や不便を受ける人は、結構いる。これは学生に限らず先生などもそう。

殆どの小・中学校、高校が対面授業を再開している中、大学では再開されていないことに違和感を感じる。政府はウィズコロナを掲げ、ウイルスと共存の道を見出そうとしていて、さらに外出と消費を促進する「Go Toキャンペーン」などの施策が打ち出されているけれど年内、さらに年明け以降も大学は、基本オンライン。

この事態の一つの理由として、学内でクラスターが発生すると、大学名が公表されてバッシングされる現状があって、どうやらそれを恐れているらしい。

例えばこの前あった天理大ラグビー部のクラスターに対しては、大学に対して苦情が寄せられ、謝罪要求の電話や、学生個人に対する誹謗中傷もあったそうだ。

だけど多くの人は「〇〇大学でクラスター発生」というニュースを見ても、苦情や謝罪要求する事はしないだろう。学校側の対策が十分でなかったとしても、わざわざ謝罪を求めたり、ネット上で中傷したりする事などしないだろう。そもそも感染力が強いウイルスであるから、対策をしていても罹ってしまう可能性はある。

ノイジーなマイノリティを過剰に恐れている典型例だと思う。おそらく多くの人が気づいているように、何に対しても大騒ぎしてしまう残念な人はいて、特にネットではそれが目についてしまうから厄介なことになっている。

そしてさも、それが大事のように見えてしまう不思議。実際は怒っている人なんて殆どいないのに、みたいな話は日常茶飯事だろう。



ZOOMなどでのオンラインコミュニケーションに少しは慣れてきたのだけど、なんか変な緊張感があるし、相手のリアクションが計り知れない事もあるし、なかなか面倒な部分もあると感じてる。確かに一部はオンラインで事足りるけど、大学側には、なんとか対面形式の再開も考えてほしいと思いますね。



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Furuyama
読んでくださり、ありがとうございました。 今後より充実したものを目指していきます。