音楽について 最近の興味など
昨日ファンファンがくるりを脱退するという発表があって驚いた。
改めて、彼女がいる体制のライブを生で見れたことは嬉しく思う。
ステージの真ん中で、時に飛び跳ねながらトランペットを吹いていたファンファンの姿は今でも覚えている。くるりとして最後の作品となる新アルバムが楽しみ。
洋楽では最近、ある人の影響でThe Vinesを聴いている。
ゼロ年代のリバイバルブームでロックビジネスに祭り上げられ、手酷く捨てられたバンドらしい。Nirvana直系のグランジロックとしての側面はもちろん、バラードの美しさも魅力だと思う。
特にこの「Take Me Back」にはやられた。
ボーカルのクレイグ・ニコルズはライブ中にパニックを起こすなど、精神的にやや不安定な面があった。ライブで暴れるという事件の後にベースが脱退してバンドも一時休止、そんな状況で作られた曲。
でもこの曲は、どん底の状態で作られたのが信じられないほど爽やかで美しい曲だと思う。それでいてどこか寂しさも感じて、クレイグの繊細さが垣間見れる。
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邦バンドでは、The Songbardsというバンドをよく聞いている。少し前に勧められて、この前ライブに行ってさらに好きになった。
彼らはルーツとしてビートルズやオアシス、andymoriを挙げていて、なる程これは自分の好みに合うはずだと納得した。
フロントマン上野皓平さんの声は優しくて、ハナレグミっぽい素朴な感じもある。インスタで「家族の風景」のカバーを聴いてそう感じた。
Blurなどのブリットポップの影響を感じさせる曲もあり、幅広くて多彩だと思う。これからも聞いていきたい。
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そして最後に、昔の小沢健二の映像を。
多分1stアルバム発売時のスペシャの映像だと思うから、93年頃。まだオザケンになる前の小沢健二のソロで、貴重な音源。
音質と音飛びが残念だけど、この弾き語りのショートVer「天使たちのシーン」はすごく良いテイクだと思う。
やはり彼は演奏家、ギタリストでもあると感じた。複雑なコードを多用していたり、運指が凄まじく上手いなと改めて思った。
では、また書きます。
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