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VANをゲストルームとして使う新しいライフスタイル

家の中にすべてが揃っている時代はもう過去のもの。今では、住む場所も、リビングも寝室も、自由に変化させることができる時代です。僕の愛車VANETT VAN SCRAMBLERもその一例です。

車はただの移動手段ではなく、家の一部としての新しい可能性を秘めています。今回は、旅でも日常生活でも活躍するこのVANETT VAN SCRAMBLERを、DWELLではゲストルームとして活用することもあるのでそれについて紹介したいと思います。

車中泊旅の魅力

まず、このVANETT VAN SCRAMBLERは僕にとって旅のパートナーです。車中泊を前提に改装しているので、どこでも快適に寝られるようにセットアップしています。

バネットの荷台はちょうどダブルベッドサイズ

写真のように、ベッドを車内に組み込んであり、いつでも疲れたらその場で寝ることができます。長時間のドライブやキャンプ場での宿泊はもちろん、突然の雨や予定外の停車にも対応可能です。

車中泊の旅では、周りの自然と一体になったような感覚が得られます。車の中で寝ていると、窓越しに広がる星空や、朝日を浴びながら起きる瞬間など、普通の宿泊施設では味わえない特別な体験ができるんです。ノマドウェルとしての暮らしは、この自由さこそが一番の魅力。予定に縛られず、自分のペースで移動し、自然と共に生活する感覚を、車中泊の旅が叶えてくれます。

車内から眺めるDWELLの庭

家での新しい使い方:ゲストルームとしてのVANETT VAN SCRAMBLER

しかし、車が働いていない時間は意外と多いんですよね。例えば、家に戻ってからはただ駐車しているだけの車。そこで考えたのが「家でもこの車を有効活用できないか?」ということでした。

僕が導入したのは、車をゲストルームとして使うというアイデアです。実際、家にゲストが来た時にVANETT VAN SCRAMBLERに興味がありそう方には、ゲストの寝室として提供することがあります。車内にはベッドやシンプルな収納スペースもあるため、ゲストにとっては快適なプライベート空間を提供できるのです。

寝る時はカーテンで外からの視線もカット

写真のように、寝室として十分な広さがあり、日中はタープを広げればリビングスペースも確保できます。外でのリラックスタイムを楽しんでもらえるような環境を作り出すのは、何とも贅沢な使い方だと思いませんか?

モーニングコーヒーを楽しむゲスト

ゲストからもこのアイデアは大好評。普通の部屋とは違い、どこか非日常感があり、まるでキャンプをしているかのような雰囲気を楽しめるというフィードバックをもらっています。家の中で寝るのではなく、外の車の中で過ごすことで、自然と一体になったような感覚があるのも良い点です。

車の稼働率を上げるための活用法

多くの車は、1日の大部分がただ駐車場に停められているだけという現実があります。簡単に言えば、車が「働いている」のは数時間程度。1日24時間のうち、運転されているのはせいぜい2〜3時間程度でしょう。つまり、稼働率は10%にも満たないことが多いんです。

そこで、車の稼働率をもっと上げるための方法として、家でも車を活用し続けるという考えに至りました。ゲストルームとしての活用はその一つの解決策ですし、もう一つは日中のリビングスペースとして使うことです。タープを広げて、簡単に日陰を作り、リラックスできる空間を提供する。自宅の庭で楽しむアウトドアリビングのようなものですね。

このように、車がただの移動手段ではなく、生活空間としても活用できると、稼働率がぐっと上がります。車の利用価値が広がり、その存在が日常の中でより大きな意味を持つようになるんです。

ノマドウェルの未来

このように、車を生活の一部として活用することは、新しいライフスタイルを生み出す大きな一歩だと感じています。旅の中で得たインスピレーションを、日常生活に取り入れる。それがノマドウェルの考え方です。車をただのツールとして使うのではなく、旅と暮らしがシームレスに繋がるようなライフスタイル。VANETT VAN SCRAMBLERを活用することで、その可能性を広げています。

車中泊の旅での自由さと、家でのゲストルームとしての便利さ。どちらも楽しむことができるこのライフスタイルは、まだまだ発展していけると思います。これからも、新しい使い方や工夫を見つけていきたいと思います。

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