ある名も無き女医の昔話
今回の話は私の作り話として読んで頂ければ幸いです。
アトランティスとムー
最近の私の記事では、アトランティスとムーを対比する事が多くなりました。それには私なりに理由があります。
私はこの二つの文明についての本を読んだ事が無くて知識がほぼ皆無なんですが、『先生』を知ってからアトランティスは実際にあったのかもと思い始めました。
そしてここに来て『自治会長』さんまで登場してしまったので、ムーの存在も肯定せざるを得なくなってしまいました。
ではアトランティスとムーが実在したとして、どんな関連があったのか?
この問いを投げかけると、高次の皆さんは決まってシロノワールのビジョンを返して来ます。
シロノワールはネットですぐに画像が出て来ます。知らない人は検索してみて下さい。
あれ食べてみたいけどカロリーヤバいから敬遠してるんですwいや、それよりこのビジョンどう読み解いたらええの?
分からないので『自治会長』さんに聞いてみたら、
「ムーには海が無かった」
と返って来ました。
んん?海が無いのとシロノワールと何か関係があるんですか?わからん(ー ー;)
逆にアトランティスは海洋国家だったと言われてますよね。
…閃いた!!∑(゚Д゚)ピコーン!
シロノワールの形、あれはもしかして一つの大陸を表している?
真ん中のソフトクリームの部分をムー、周りのデニッシュ部分をアトランティスと考えると、「ムーには海が無かった」に合致すると思いません?
て言うかもうそれ以外に思い付かなかったのでそれで話を進めます。こじつけとか言わないようにw
御二方の話を自分なりに纏めると次の様な感じです。
水晶とエゴ
アトランティスとムーは同じ大陸にありながら全く違う文明でした。
アトランティスは宇宙人と積極的に交流し、様々な技術を発展させました。
対するムーは変化を望まず、自然と共に生きる保守的な文明でした。
でもお互いの文化をリスペクトし交流していたので、何百年も争いが起きる事はありませんでした。
ですがアトランティスは技術開発の競争が過熱し、次第にストレス社会になって行きました。
また、アトランティスは機械の動力源(もしくはエネルギー増幅器?)として水晶を使っていた為、常に大量の水晶が必要でした。人工的に水晶を作る技術はあったものの、地球から産出される良質な天然水晶の方がエネルギー量が多かったので、天然水晶は殆どが機械を動かすのに使用されました。
国内に埋まっていた水晶を掘り尽くし、やがてアトランティス国内では天然水晶が不足するようになりました。それでも技術の発展には良質な天然水晶がもっと必要です。
そこで目を付けたのがムーの人々が医療用に使う水晶でした。
アトランティスは最初はムーから水晶を分けて貰っていましたが、それでもすぐ足りなくなりました。
ムーに水晶を分けて貰うのが面倒臭くなったアトランティスは、ムーの領土から勝手に水晶を持ち帰るようになりました。
すると当然ムーでも水晶が不足し始めます。
本来ならここでムーは抗議するべきでした。しかし何百年も平和に暮らしていたムーの人々は怒り方を忘れてしまっていました。
そうこうしているうちにアトランティスの技術開発競争は更に激しくなり、ある日都市の中枢を支える巨大なエネルギー装置が暴走し始めました。
制御不能になった装置は大爆発を起こし、二つの文明を大陸ごと海底に沈めました。
魂だけになったアトランティスの人々は行き過ぎた自分達の行為を恥じて反省し、ムーの人々はそんなアトランティスを止められなかった事を深く後悔しました。
二つの文明の人々は次に生まれ変わった時、二度とこんな悲劇を繰り返さないようにしようと心に誓いました。
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長文読んで頂いてありがとうございました。
アトランティス末期に生きてたとされる『先生』から、何度も送られて来たビジョンがあります。
それは沢山の瓦礫と一緒に、暗い海の底に沈んで行く『先生』の姿でした。とても悲しそうな表情で、胸が締め付けられる感覚がしました。
そんな経験からなのか、『先生』がビジョンで笑ってる顔は見た事がありません。神様と呼ばれる高次の存在は楽しそうな人が多いのに。
因みに『自治会長』さんの方はアトランティスとムーが仲が良かった頃に生きていたらしいので、この悲惨な状況は体験しなかったようです。
でもアトランティスとムーが同時期にあって、しかも一つの陸地だったなんてトンデモ説、誰か提唱してる人います?
うん、やっぱり無理があるな。
ちょっと面白そうだから書いてみました。
けっ…決して石の研究が進んで無いとかぢゃないんだからねっ!