戦神/戦女神の位置付け
これまで来てくださった高次の存在で割と多いのが戦神/戦女神と呼ばれる方々です。
彼らは全員武器を持ち、地球の低級霊を退治しつつ人間の守護•サポートもして下さっている有難い存在です。
でもよく宇宙人の話では星系ごとに軍隊のような組織があると聞きます。
となると戦神/戦女神とは宇宙ではどんな位置付けになるのか、大山津見さんに聞いてみました。彼もまた戦神の一柱です。
「実は地球で戦神/戦女神と呼ばれる存在達は、誰一人として軍属はいないのだ。」
えっ?それは意外でした。では義勇兵みたいな位置付けですか?
「そちらの方が近い。だが我々が地球に来た頃は兵と言うよりは護衛だった。」
誰の護衛をするんですか?
「共に地球に来た仲間達の護衛だ。昔の地球でも、外から来た存在が全て他者に対して友好的とは限らなかった。それに腹を空かせた猛獣が襲って来る危険性もある。だから万が一に備えて、どこのチームも腕の立つ者を必ずメンバーに入れていたのだよ。」
セベクさんの話に関連しますね。
戦神/戦女神は護衛として地球に来たのは分かりました。では地球に来たチーム全体は、宇宙ではどういう位置付けなんですか?
「〝探検隊〟と言う呼び方が一番しっくり来るかも知れない。」
地球を探検しに来たんですか?
「若しくは〝開拓者〟だな。我々が来た頃の地球は、宇宙の中では未開の星だった。だからあらゆる分野の探究者と、何か新しい事を始めたい者が集結して各エリアに降り立ったのだ。」
色んな方と話してて気付いたんですが、エリア毎に出身星系に偏りはあるけれど全員が同じ星系では無いようですね。
「同じ星系の者でも違うチームで別々に来る事もあるし、最初に降り立ったチームに後から他星系の存在が合流する事もある。」
他星系の存在と意見が対立する事は無かったんですか?
「意見が合わなければ離脱して別のチームに行ったりソロ活動も出来た。だから対立は基本的に無かったな。だが場所の使用などで他のチームとバッティングする時もあったから、交渉が得意なメンバーがいるチーム単位で動く方が色々とメリットがあった。」
へー、ネゴシエイターもいたんですね。野球部とサッカー部が校庭を使う時間を話し合って決めるみたいな感じかな?(違
「今の立場はさしずめ〝開拓者協会〟と言った所だな。各星系と連携を取りつつ、星系単位で出来ない細かい仕事で動く事もある。」
なんかRPGゲームのギルドを彷彿とさせますね。
そう言えば皆さんの中で銃火器を使ってる方いらっしゃいませんね。皆さん原始的な剣や弓なのは何か拘りがあるんですか?
「我々は思考から物を作り出す事が出来る。だが地球では次元が異なるので思考から物を作り出すのは困難だし、ハイテクな武器を外から持ち込んだとしても、いざ壊れた時に修理が出来ないのだ。」
それはオシリスさんから少し聞いた事があります。
思考から物を作り出す時、外見だけならすぐ作れるけれど、複雑な物は専門知識が必要になる。と。
「地球に来たのは限られた物だけでどれだけやれるかサバイバルを楽しむ為でもあった。もっとも今は宇宙船と人間が感知していない次元を行き来しているから、サバイバルはしなくなったがね。」
原始的な武器は昔の名残りという訳ですね。
大山津見さん、ありがとうございました。