はじめました。
だいすけわたなべです。
ライヴ、はじめました。
7月4日に渋谷のTSUTAYA O-nestで
約半年ぶりの有観客ライヴをやりました。
(本当は有観客なんてわざわざ言いたくないんだけど、、、)
来てくれたみなさん本当にありがとう。
夜の部は有料配信もしました。
そちらで観てくれたみなさんもありがとう。
スタッフのみなさんも
本当にありがとうございました。
日曜日にはYouTube LIVEの配信でみんなから感想を聞けたりしてうれしかったです。ファンクラブのみんなとの配信での交流も本当にうれしかったです。
ライヴをはじめよう、と決めた時から
ずっと緊張してた。毎日。
みんな果たして来てくれるのかな。
楽しんでもらえるかな。
MCでは何を話そうかな。
セットリストはどうしよう。
うたいたい歌ばっかりだな。
そんな感じ。
ライヴ前日も遅くまでみんなで準備をした。
飛沫防止の透明のパネルや
マイクに付ける透明のパネルに穴を開けたやつの
微調整やら、最終確認やらなんやら。
マスクやフェイスシールドも考えたけど
「いや〜、やっぱり歌に集中でいないでしょ」
ということになり
透明のパネルでの対策にした。
nestのスタッフのみなさんも
興味津々でリハーサルも楽しかった。
実際、マイクに透明のパネルを付けると
音響のPAさん泣かせだ。
でもそういう中でなんとかやっていく
新しいターンに入っているんだとおもう。
透明のでかいパネルがボクの前にあれば
照明さんも今まで通りにはいかないはずだ。
みんなで久しぶりのLIVEを作り上げていく感じが
とてもワクワクした。
本番直前、ステージの袖で円になって
メンバーと声を掛け合った時に
「あぁ、帰ってきたなぁ」とおもった。
ライブハウスに車を寄せて
機材をおろしてエレベーターで搬入して
ステージに運んでセッティングする。
弦を張り替えて立ち位置を決めて
サウンドチェックがはじまる。
リハーサルが終わったら
楽屋に行ってコンビニで買ったご飯を食べて
ヒゲを剃ったり衣装に着替えたり
スチームで喉の準備をしたり。
そんな懐かしいルーティーンを愛おしく感じて
辿り着いたステージ。
なんかみんな本当に一連の流れの中で楽しそうで
マネージャーもスタッフも
会場や配信スタッフのみなさんも
ちょっと浮き足立ってる感じがしてうれしかった。
毎日毎日同じことをしていると
当たり前におもって雑になったり
適当になったりする。
どんなに頭ではわかっていても
実際に奪われるまで
その本当の大切さには気づけない。
みんな浮き足立っちゃうくらいに
ライブハウスという場所にいる喜びを
全身で感じていた。
「リラックスして楽しもう」
ボクはメンバーにそう言った。
みんな笑顔だった。
ステージに出ると照明がついた。
ものすごい拍手が鳴り響く
すごいのは、数ではなく、想い。
想いのこもったその拍手に右手を上げて応える。
アコースティックのライヴだからイスに座る。
ギターを持ってチューニングをする。
拍手はまだ鳴り止まない。
「D.W.ニコルズです。今日は来てくれてありがとう」
一度止まった拍手がまた鳴り響く。
ボクはもうその時点で
今日が特別な日になることを確信した。
変に入っていた力が全部ぬけた。
そのかわりに絶対に最高のライヴをするぞ、と
魂が燃えた。
信頼するメンバーとスタッフがいる。
ファンのみんなが目の前にいる。
ボクの中に不安のカケラはひとつもなかった。
昼の部も夜の部も本当に楽しかったし
みんなも喜んでくれたとおもう。
空気で感じた。肌で感じた。
素晴らしい配信チームのおかげで
映像も音声も最高の配信ができた。
有料配信で観てくれたみんなも
会場の空気を感じてくれたんじゃないかな。
待っててくれてありがとう。
みんなに向かってうたうことができて
本当にうれしかった。
ただいま。
半年も待たせちゃったね。
いろいろ心配なこともあるとおもうけど
ここからはじまるすべてのことを
信じていいんだよ。
ここからはじめよう。
すべてのことはうまくいくんだよ。
これからもボクは
キミに歌をうたいたいです。