ちっぽけな男からキミへ。
だいすけわたなべです。
未曾有の事態。
そんな言葉が浮かんでしまうくらい
日本が大変だ。
立て続けに自然が牙を剥き
少し離れたところで暮らしているボクは
ただただ自分の無力さを知るだけだ。
不安な夜、そんな時こそ
キミのそばにいたいけど
不安な夜、こんな時ほど
そばにいられない。
空気や水やたべものみたいに
なくてはならないものじゃないから
音楽は要らない。
なくても生きていける。
なくても困らない。
じゃあボクらはどうする?
音楽を通してキミを笑顔にしたいんだ。
ということを、どんなときも
ただひたすらに常日頃から
言い続けることくらいしかできない。
もし、その言葉を
キミが一瞬でも信じてくれたら
いざという時に
その「信じていること」が
役にたつかもしれない。
些細なことでイライラしたり
一番近くにいる大切な人たちの存在を
当たり前におもったり
ボクは本当に小さな人間だ。
こんなに小さな人間は
おそらく他にはいないだろう。
「キミが探しているものは
キミの心の中にあるよ」
歌を作れて、うたえてすごいですね!とか
よく言われるけど
全然すごくない。
ボクが伝えたいのは、
キミもボクも変わらないということ。
みんなそれぞれ
心の中にダイヤモンドがあるんだよ
ということ。
圧倒的なカリスマで
人々の心を鷲掴みにするような
バンドマンじゃない。
ちっぽけなボクが伝えたいのはそれだけ。
ボクはキミを乗せて飛べない。
でもキミに立派な翼があることを
おしえることはできる。
そして大空をいっしょに
飛びまわることならできる。
もし、明日、晴れたら
いっしょに青空を飛びまわろう。
I'm always on your side.
グッナイのナイ。