【米国株OP】キャッシュ・セキュアード・プット(TLT)ローリング
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回、久しぶりにキャッシュ・セキュアード・プット(CSP)をした米国債券のETFであるTLTをローリングしましたのでご報告です。
エントリー詳細
TLTをCSPしたときの詳細は下記のとおりです。
新年早々、CSPを仕掛けようと思い、最近、株価が好調であったTLTをエントリーしてみました。株価は98ドルくらいなので、約2%したの95.6Pを選択しました。
下記は、TLTのチャートですが、その後、インフレ懸念が再発し、TLTの株価はどんどん下落する展開となりました。エントリーから3日後にはITMとなっております。
ローリング詳細
TLTの株価はその後も上昇することもなく、デルタは-0.9を超えるDITM状態で満期日の週を向かえる展開となりました。
1/23の相場で、引け近くにさらにTLTの株価が約1%下落する展開がありましたので、権利行使されるのを防ぐためにローリングを実施しました。詳細は下記のとおりです。
96.5Pを2.64ドルでロスカットして、新たに2/16満期の96Pを2.74ドルで売りました。これにより、0.1ドルのクレジット(受け取り)となりました。
もし、今後、株価が上昇に転じて、満期日に権利消滅となれば、トータルで0.1ドルの利益となるわけです。つまり、今回ロスカットした分の損失がなくなるわけですね。
96.0Pはデルタ-0.7でITMとなります。今後、どうなるかわかりませんが、また、ITMになるようであれば、同様にクレジットとなるようにローリングしていこうかと思っております。
ローリングもストラテジー発注!
今回のローリングは、サクソバンク証券のオプション戦略というストラテジー発注の機能を利用しました。
下記がオプション戦略画面になりますが、買い決済と売り建てを同時に発注することが可能です。
この場合、赤枠の部分に0.1ドルという指値を入れておけば、かならず0.1ドルの受け取り(クレジット)でローリングすることが可能です。
これまでは、決済と売りを別々に取引する必要があったので、クレジットで玉を建てることができないケースもあったのですが、このストラテジー発注を使えば、そんな心配は無用になります。これはとても便利ですね!
まとめ
今回は、久ぶりに実施したCSPのご報告でした。正直、ITMなるとは思っていなかったのでロスカットは想定外でしたが、まあ、ボラが盛ったいいところでエントリーできたと思いますので、96.0Pを利確できればと思っております。
今年の米国株式オプションはホイール戦略を中心にトレードしていきたいと思いますので、また、ご報告できればと思っております。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!
ありがとうございました!