【サクソバンク証券】外国指数オプション取引の提供開始!
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
昨年末、サクソバンク証券から「外国指数オプション取引」を2024年1月から開始するというリリースがありましたが、本日、契約締結前交付書面が開始されましたので、その内容を確認していきましょう。
外国指数オプション取引
まず、簡単に外国指数オプション取引について説明しますと、米国取引所に上場している株価指数を原資産とする取引のことであり、平たく言いますと、日経225オプション取引の米国版ということになります。つまり、ダウ平均、S&P500、ナスダックといった指数を原資産としてオプション取引が可能になります。
現物決済がある株式オプションとはやや異なる部分がありますので、簡単に違いを確認していきましょう。
決済方法
建玉の反対売買および権利行使による差金決済となります。外国株式オプション取引とは異なり、現物株を売却したり、受け取ったりという現物取引は発生しません。
権利行使
ヨーロピアン方式となりますので、SQ日で決済になります。満期日前に権利行使されることはありません。
サクソバンク証券の外国指数オプション
サブ口座の名称変更
まず、サブ口座の名称変更が発表されました。これまで利用していた外国株式オプション口座で外国指数オプション取引が可能なようです。また、FXオプションのように別途申込みも必要ないみたいですね。
取引銘柄
サクソバンク証券のHPを確認すると、外国指数オプション取引が可能な銘柄は下記14銘柄となるようです。ざっと見た感じ主要の指数はすべて網羅されているようです。
取引単位
外国株式オプション取引の場合は100株単位となりますが、外国指数オプション取引も同様に100 Index単位となるようです。実は、指数オプション自体は1000 Index単位で行われるのが一般的だと思うのですが、これは意外な結果ですね。
そうなると、Indexの中にMicro、Miniなんて指数オプションもありますが、こちらは10 Index単位なんですかね?
手数料
気になる手数料ですが、これは外国株式オプション取引と同等の1lotあたり、1.54ドルのようです。これはありがたいですね。
必要証拠金率
サクソバンク証券の証拠金についてはちょっとややこしい独自の計算方法をとっておりますので、非常に分かりにくいのですが、基本は外国株式オプション取引と同様となるようです。
まとめ
今回は、本日発表されたサクソバンク証券の外国指数オプション取引について概要を説明してみました。本日から取引開始となりますので、もし、その後何かわかることがありましたら報告させていただきたいと思います。
個人的には基本ETFでしか取引をしていないので、もう、現物決済のリスクがない外国指数オプションに移行してもよいかなと思ってます。取引ロット数も同じですし、満期日に証拠金がごそっと確保されるリスクもないので。
ちょっと残念なのは、外国指数オプション取引のみってところかな。日経225オプション取引のように先物と組み合わせた取引ができないのが残念です。早く先物取引も提供してほしいですね。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!
ありがとうございました!