【中間報告】ヘッジコスト回収大作戦!(2023年3月)
みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。
先日「ヘッジの為に入れたLEAPSロング・プットを1年間かけてコストを回収しよう!」というnoteをアップしました。
今回はそちらの記事の中間報告となります!
現在の状況(2023年3月)
2023年3月末の390Pの価格は下記のとおりとなります。
3月の株価下落の場面では390Pがいいヘッジ効果を出していただき、気分的には楽にトレードすることができました。ただ、月の後半では株価は上昇に転じたため、390Pとしては▲83,437円のマイナスとなっております。
2023年のコスト回収額は下記のとおりです。
390Pのコストは日本円で▲317,990円になります。これを、満期までの11か月でコストを回収することを目標としております。
2月は確定収益はありませんでしたが、3月は37,359円を回収することができました。現時点で残額280,631円となり、月当たりの回収額は28,063円となります。
コスト回収状況詳細
現在は、LEAPSの400Cと390Pをロングする、所謂、ロングストラングルを組んでいるような状況です(厳密には満期が異なるのでロングストラングルではないが)。
コスト回収は、コール側、プット側に売りを被せることにより、プレミアムの獲得を目指しております。今回は、430C、445C、335Pを利確することができました。
相場の状況に応じて、オプションの売りを追加(レシオ・スプレッド)にすることにより、さらにコスト回収を企んでおりましたが、サクソバンク証券では、この裸のオプション売りについては、かなりの証拠金が必要となります。結構、FOTMの0.5ドルくらいのプレミアムを売っても40万円くらい証拠金が必要になり、なかなかレシオ・スプレッドを組むのは難しい状況でした。
そこで、裸のオプション売りではなく、さらにFOTMのオプションの買いを追加してクレジット・スプレッドにすることしました。もちろん、クレジット・スプレッドにすることで獲得するプレミアムは減りますが、証拠金は固定された最大損失に固定されますので、スプレッド間隔を狭くすることでかなり証拠金を少なくすることができます。
もともと、裸でオプションを売ってましたが、満期まで玉を持つことはなく、プレミアムが剥げてきた時点でローリングしていたので、利益はクレジット・スプレッドの最大利益くらいしかありませんでした。
しかも、クレジット・スプレッドで満期で権利放棄となれば、反対決済分のサクソバンク手数料も必要ありません。
今回、プット側のクレジット・スプレッドを2枚、コール側のクレジット・スプレッドを1枚利確することができ、19,681円を稼ぐことができました。
まとめ
3月は特にロスカットすることもなく、順調に利益を積み重ねることができました。4月もクレジット・スプレッドを中心に、コスト回収をしていきたいと思います。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!