SCAJ2024にいってコーヒー業界がどうなっていくかを書いてみた
僕はSCAJ2024にいって感じたのは、一般のお客さんの多さでした。僕が行ったのは、平日にもかかわらず沢山のコーヒーラバーの方々が来場していました。
おそらく昔は、SCAJというコーヒーイベントはいわゆる業界人の方々の来場が多かったのではないか?と思います。僕もSCAJに行きだしたのは数年前からだからです。実際に今のSCAJに対して昔の方がよかったという人のSNSを見ると、業界人向けのイベントだった様です。
僕が思いますが、世界中でSCAJの様なコーヒーの器具やロースターのイベントがあると思いますが、もしかしたら日本で開催されるSCAJが一番成熟したコーヒーイベントかもしれません。それは、業界人の来場が目立つのではなく、最終的な消費者であるコーヒーラバーズの方々の来場が目立っていたからです。
この事はコーヒー業界の方々は重く受け止めた方がいいと思います。
それは、コーヒーを飲む(購入)する一般の消費者のコーヒーに対する味に対するレベルがドンドン上がる事を意味するからです。
考えてみてください、わざわざ平日のコーヒーのイベントにその日が休日でないなら有給を取ってまで行くでしょうか?
それは、コーヒーに対して興味があるので、有給等を取ってまでSCAJというコーヒーのイベントに行ってもいいという価値観がコーヒーラバーズの方々に出てきたのです。関東圏だけではなく別の地域からも来ていると思います。そういうコーヒーを知りたい学びたいという方々が着実に増えていると僕はSCAJに行って感じました。
特に思うのは、スペシャリティーコーヒーを取り扱っているコーヒー屋さんは知っていた方がいいのは、そういうドンドンコーヒーの情熱と知識と味の感じる味覚のレベルを上げている人達の相手をする事になるからです。
つまり、お店というプロの側が中途半端な知識や、何年もコーヒーの知識や情報が止まっていると、その一般消費者においてかれるでしょう。
実際に僕もスペシャリティーコーヒーを扱っているのに知識が乏しいかったり、最新の情報を知ろうともしないロースターやカフェが多いのを見てきましたから・・・・そういう事は少し話をすればわかりますし、あ~あこのお店は知らないのだなとお客さんに判断されている事すらお店側の店主さん達は知らないでしょう。
ただし、勉強熱心なロースターはキチンと勉強をされているので、この点でもお店同志の差はついていくでしょう。
これからコーヒーのお店は二極化していくと思います。どちらの極でも大変だとは思いますが、どちらを選ぶのかはそのお店次第ですが、その事を肝に銘じれないお店が利益を取っていく事は段々難しくなると思います。特にスペシャリティーコーヒーを取り扱っているのなら・・・・
読んでいただきありがとうございます。