2024年3月4日(月)
寝覚が悪い。意識がはっきりとしてきたと同時にげんなりする。
何もできなくて、というか何かをするという選択肢がなくて、とりあえずオモコロのラジオを聴く。「ありっちゃありスパーク」はこういうときのテンション感にちょうどいい。今回はコーナー「ある事件」特集。
のそのそと起きて洗濯機を回す。今日は暖かいらしいが明日は雨らしい。町山智浩の動画を流しながら洗濯物を干す。
干し終わっても動画は終わらない。それどころかいくつかの動画に分かれていていくつも観てしまう。
もう4時。マクドナルドで1週間限定のチーチーダブチ。空腹なのでもりもり食べる。食べている途中では美味い美味いと思うのだけれど、食べ終わったら「はい食べ終わった」という感じで「あー美味かった」とはあまりならない。だから結局美味かったのか美味くなかったのか分からない。変な食いもん。
満腹で銭湯。満腹だからか、なんかくらくらする。休憩スペースで蟹の親子『にき』を読み終える。銭湯に行くたびに1ヶ月分の日記を読んでいて、今日で読み終えた。ほんの1行で終わる日もあれば長い日もあって、日記!と思う。
京都シネマで『彼方のうた』。また金がないので歩いていく。社会人の皆さんの退勤と被ってしまってまたげんなりする。スーツスーツスーツ。私服で働いてほしい。でかい会社の前を通る。社員が出てきて、バス停で待っている。俯く。きつかったけど、なんとか辿り着く。
映画は説明が極端に少なくて、テイクの長さやセリフの自然さや環境音の大きさが独特の世界を立ち上げる。杉田協士監督の映画は前作『春原さんのうた』を観て衝撃を受けたのだが、それだけに自分の中で前作を越えられない。どうやらストーリーの状況も似ているようだし。主人公が独特すぎて、というのもある。
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