2024年11月7日(木)

起きると昼どころか昼過ぎで、ちょっとぐーたらしたらもう歯医者の時間だった。虫歯治療の総仕上げ、原因となった親知らずの抜歯も含めると4ヶ月にも及ぶ治療がようやく終わりを迎えた。奥歯に詰め物が入り、これで心置きなく両方の奥歯で食べ物が噛めると思ったのも束の間、ちょっと口を動かすと違和感のある突起に擦れることがわかった。来週は歯石を取る予定なのでその時にでも言おうかしら。

それにしても、今日だけで6000円もかかった。そんなにかかるっけ。痛い出費やね。

ゼミ。他人の発表が難しゅうてようわからん。来週の発表は私だがまだ何もできていない。卒論が書けそうにないよ。

同期と3人で中華。二人はその後飲みに行くようだった。誘われなかったので着いて行かなかったのだが、正しかっただろうか。まあ、正しかったと思う。明らかに、彼ら二人の内輪の会話という感じだった。たぶん別に嫌われてはいないのだが、彼らだけが属するコミュニティがあるので、そちらの関係性が優先されるのだろう。仕方のないことだが、少し寂しくはある。

ジャン・ルノワールの『ゲームの規則』が4Kリマスターされるらしい。嬉しいことだ。ある種「伝説の映画」という感じがしていて、いつか劇場で観てみたかった。

私の中で、この「伝説の映画」の括りにはD・W・グリフィスの『國民の創生』と『イントレランス』、オーソン・ウェルズの『市民ケーン』、フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』、ジャック・タチの『プレイタイム』、ロベール・ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』、デヴィッド・リーンの『アラビアのロレンス』、タル・ベーラの『サタンタンゴ』、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』、エドワード・ヤンの『牯嶺街少年殺人事件』、日本の映画なら寺山修司の『田園に死す』、長谷川和彦の『太陽を盗んだ男』、北野武の『ソナチネ』、黒沢清の『CURE』、押井守の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が含まれる。それからチャールズ・チャップリンやバスター・キートンやジョン・フォードやアルフレッド・ヒッチコックやハワード・ホークスも。

もう観たもので言えばジャン=リュック・ゴダール『気狂いピエロ』、シャンタル・アケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』、ルネ・クレマンの『太陽がいっぱい』、ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』、フランシス・フォード・コッポラの『ゴッドファーザー』三部作、リドリー・スコットの『ブレードランナー』、クエンティン・タランティーノの『パルプ・フィクション』、ジム・ジャームッシュの『コーヒー&シガレッツ』、ウォン・カーウァイの『花様年華』、ジョージ・ミラーの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、邦画なら小津安二郎の『東京物語』、岡本喜八の『日本のいちばん長い日』、鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』、相米慎二の『台風クラブ』、大友克洋の『AKIRA』、青山真治の『EUREKA/ユリイカ』、今敏の『パプリカ』、濱口竜介の『ハッピーアワー』と『親密さ』がそうだった。この中には期待ほどでもなかった映画もあったし、期待を大きく超えて本当に素晴らしいと思った映画もあった。

あまり読む意味のない文章を書き連ねてしまったが、書く側からすると「羅列」というのは楽しいものですよ。皆さんもやってみてね、羅列。

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