【EDH】指輪の誘惑に全てを賭ける?!5KEDH フロド・バギンズ
あけましておめでとう!
本年も統率者戦が盛り上がることを願っている。
新年最初は『指輪統率者:交換構築企画』最後の4人目。
発売日など知ったことか!
今年大注目の統率者!!
セレズニアカラーの『フロド・バギンズ』を紹介するぞ!
『フロド』はかの有名な「指輪物語」の主人公。
MTGではストーリー上のイベントや境遇ごとに4種のカードが存在する。
そんな1枚『フロド・バギンズ』は、故郷を守るための旅に出たばかり。
仲間の英雄が集うたびに指輪の誘惑が起こり、『フロド』の攻撃には必ず敵が立ちふさがる。
恐らく指輪所持者となり、様々な者から狙われた事がデザイン元だろう。
で、どう勝つ?どう勝とうね?
誘惑のハードルは低く、比較的簡単に全能力が開放できそうだ。
これを悪用する?指輪持ちで実質ブロック強制であることを生かす?
何に注目するかで構築も様変わり!
指輪の誘惑はシナリオ通りゲームを変えた!
今回も個性的に仕上がったデッキを2種類紹介だ!
はじめに
今回の企画で重要なのは、「この統率者、組んだらおもろそうやな!」と思ったメンバーがちゃんといる!という事だ。
今回、4種の中であえてこの『フロド』を候補に挙げたメンバーOの構築案がこちらだ。
てなわけで勝ち手段は構築担当”J”に託された!
読者の皆は構築案や勝ち手段を思いついただろうか?
まずはJのデッキリストを紹介だ!
5KEDH ”寄せ餌”バギンズ
【統率者】
7円《フロド・バギンズ/Frodo Baggins》
【勝ち手段】14枚
30円《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》
49円《改革派の結集者/Renegade Rallier》
30円《太陽のタイタン/Sun Titan》
490円《爆破基地/Blasting Station》
30円《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
40円《きらきらするすべて/All That Glitters》
7円《魅知子の真理の支配/Michiko's Reign of Truth》☆
50円《イラクサ嚢胞/Nettlecyst》
474円《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》
45円《レオニンの陽準器/Leonin Sun Standard》
30円《突撃陣形/Assault Formation》
550円《アクローマの意志/Akroma's Will》
10円《燃える拳/Flaming Fist》
6円《英雄の演壇/Heroes' Podium》★
【除去・妨害】12枚
50円《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
80円《流刑への道/Path to Exile》
16円《過大な贈り物/Generous Gift》
40円《内にいる獣/Beast Within》
30円《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》
20円《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
75円《骨化/Ossification》
80円《ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation》
20円《ケンリスの変身/Kenrith's Transformation》
10円《原基の印章/Seal of Primordium》
150円《オーラの破片/Aura Shards》
100円《永遠の放浪者/The Eternal Wanderer》
【伝説のクリーチャー】14枚
7円《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》
300円《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
108円《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
20円《新ベナリアの光、ダニサ/Danitha, New Benalia's Light》
50円《生ける治療、メリーラ/Melira, the Living Cure》
70円《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
10円《アクロスの古参兵、タラニカ/Taranika, Akroan Veteran》☆
30円《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli》 Recluse
30円《剛毅なるサムワイズ/Samwise the Stouthearted》
70円《永久忠義の義丸/Yoshimaru, Ever Faithful》
7円《一行のリーダー、アラゴルン/Aragorn, Company Leader》
20円《祖神の使徒、テシャール/Teshar, Ancestor's Apostle》
23円《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》
10円《ピレアス号の艦長、シオーナ/Siona, Captain of the Pyleas》
【寄せ餌系、強化】9枚
24円《誘うリシド/Tempting Licid》
7円《寄せ餌/Lure》☆
30円《インドリクの陰影/Indrik Umbra》
10円《ツリーフォークの陰影/Treefolk Umbra》
10円《蛇の陰影/Snake Umbra》
30円《真の木立ち/Sterling Grove》
7円《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
7円《滅消の杭/Quietus Spike》☆
10円《鎌爪/Scytheclaw》
【防衛耐久】2枚
380円《英雄的介入/Heroic Intervention》
250円《ガーディアン・オヴ・フェイス/Guardian of Faith》★
【アド源】8枚
50円《収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand》
60円《新緑の女魔術師/Verduran Enchantress》
60円《開花の幻霊/Eidolon of Blossoms》
20円《メサの女魔術師/Mesa Enchantress》
30円《女魔術師の存在/Enchantress's Presence》
20円《第六感/Sixth Sense》
20円《浸透のレンズ/Infiltration Lens》
80円《エルフの合唱/Elven Chorus》
【マナ加速】5枚
50円《太陽の指輪/Sol Ring》
20円《繁茂/Wild Growth》
10円《肥沃な大地/Fertile Ground》
20円《はびこり/Overgrowth》
7円《不屈の補給兵/Tireless Provisioner》
【土地】 35枚
7円《舞台座一家の中庭/Cabaretti Courtyard》
7円《斡旋屋一家の潜伏先/Brokers Hideout》
7円《統率の塔/Command Tower》
平地 16枚
森 16枚
4507円
デッキコンセプト Ver J
勝ち手段?
サッフィ―ループを『爆破基地』で回してコンボ勝ちよ!!!
で終わってしまうと「『サッフィー』統率者でええやん」となってしまうのでちゃんと『フロド・バギンズ』らしい所を紹介していこうな!
まず『フロド』の指輪能力をしっかり誘発させるため、伝説のクリーチャーが多数採用されている。
軽量でかつ強力なクリーチャーが見て取れるな。
セレズニアの強い伝説のクリーチャーを調べて『サッフィー』や『サイシス』を採用するに至り、コンボやエンチャントレスを搭載した現在の形となったのだろう。
あとは軽量でかつ強化等コンバットのサポートができる人物や、トークンを供給できる人物が採用されている。
土台はセレズニア・レジェンズといった所。
このあたりの選択は自由度しかないので、何かのシナジーに寄せたりしても十分デッキとして機能するだろうし、好みのクリーチャーでそろえることもできて楽しそうだ。
では本題の『フロド』を生かす構築について。
『フロド』を生かす際、何といっても「指輪能力」の理解が欠かせない。
だからまずは指輪能力からおさらいしよう!
これと『フロド』の能力を組み合わせると、けっこういろんな事ができる。
まず『フロド』自身の能力で、指輪保持者の時「ブロックされなければならない」つまり実質1体のブロック強制能力を持つ。
ただ指輪保持者という事は同時に初期能力が加わっているはずなので、この時点で実質「『フロド』よりもパワーの小さいクリーチャーにのみブロックを強制する」形となるわけだ。
指輪を保持するだけで、実質乗り越えられる脅威しか立ちふさがらないのだから、実は戦いの危険は指輪によって取り除かれているともとれる。
なるほど、指輪の誘惑は恐ろしい。
そして誘惑が3回目ともなれば、ブロックしてきたクリーチャーを確実に葬る能力が加わる。
タフネス編重クリーチャーによる耐久も厳しくなるほか、アタッカーとして『フロド』のパワーを上げた際にも強力なプレッシャーになる。
威迫や『寄せ餌』をつければ対戦相手のクリーチャーを根絶やしにすることも可能だ。
『フロド』が非常に軽いのもいやらしい。
相手をしていてこれらの動きに大変苦しめられた。
そして実は侮れないのが誘惑4回目、最後の能力。
ダメージのたび各プレイヤーに3点を飛ばす能力だ。
つまり二段攻撃をつければ毎ターン6点削れていくのだ。
さらに言うとこの動き、3人が全員パワー1を供給し続けるか除去できなければ、これを防ぎ続けることはできない。
これだけで対戦相手を溶かし切るスペックを秘めているだろう。
この動きをされた時は当然3対1で全力応戦することになったわけだが、『フロド』が軽く、かつ実質二段攻撃しか条件が無いためすぐに復帰してくるのだ。コンボサポートの除去や防御カードも当然かみ合う。
セレズニアで顔面を削るという異色の動きが可能となっている。
(同時に指輪能力と二段攻撃のシナジーも大変強力という事だな)
とまぁ指輪能力と『フロド』のシナジーは全く侮れず、十分にフィニッシャーとしての能力を秘めているのが、本デッキの大切な要素だ。
2回目の能力で手札の質を上げながら、とい点も忘れてはならない。
加えてJのデッキリストでは、上記の『フロド』アタックをサポートするオーラや装備が多数採用されている。
パワー1以下でしか防げない『滅消の杭』はもちろん恐ろしいし、族霊鎧等でしなくなった『フロド』が殴ってくるのも本当に勘弁してほしい。
そしてファクトやオーラ数強化といった瞬間的にサイズを上げる手段を採用することで、
実質一方的全除去としても活躍できるのが、『フロド』の隠された力というわけだ。
最後にデッキの”その他”の枠について。
指輪能力はいずれも攻撃面の強化。セレズニアの伝説達も攻撃的なものが多いため、守りについてはがっつり除去を搭載している。
エンチャント系の強力な妨害に加えインスタント除去が十二分に採用されているな!
とまぁ大変堅実に仕上がったのがJ氏版『フロド・バギンズ』だ。
"ジェネラル以外の勝ち手段"を正しく搭載した堅実なデッキとなったわけだが、一方でJに話を聞いた所「勝ち手段を『フロド』に絞るのは早々にあきらめてしまった」と嘆いていた。
くじに当たった側なので許してほしい。
そうなるとやはり「いけるで!」と思った人のリストが気になる所!
お見せしよう!
5KEDH ”おしり”バギンズ
【統率者】
4円《フロド・バギンズ/Frodo Baggins》
【伝説のクリーチャー】 43枚
50円《永久忠義の義丸/Yoshimaru, Ever Faithful》
120円《ギラプールの希望/Hope of Ghirapur》
10円《造命の賢者、オビア・パースリー/Oviya Pashiri, Sage Lifecrafter》
10円《ドーンハルトの主導者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Prime》
90円《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
30円《サムワイズ・ギャムジー/Samwise Gamgee》
50円《勇敢な旅人、ケラン/Kellan, Daring Traveler》
23円《サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith》
20円《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》
10円《八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails》
4円《メリアドク・ブランディバック/Meriadoc Brandybuck》
100円《お百姓のコトン/Farmer Cotton》
20円《協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord》
7円《剛毅なるサムワイズ/Samwise the Stouthearted》
140円《傑士の神、レーデイン/Reidane, God of the Worthy》
80円《塔の長官、ボロミア/Boromir, Warden of the Tower》
29円《配役の監督、ギルウェイン/Gylwain, Casting Director》
20円《新ベナリアの光、ダニサ/Danitha, New Benalia's Light》
10円《鋼軍団のプラヴァ/Prava of the Steel Legion》
80円《上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant》
130円《ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea》
10円《天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels》
20円《帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned》
50円《緑葉のレゴラス/Legolas Greenleaf》
10円《隊長補佐カーター/Lieutenant Kirtar》
4円《ペレグリン・トゥック/Peregrin Took》
250円《西の樹の木霊/Kodama of the West Tree》
200円《とっつぁん/The Gaffer》
30円《森の友、ジャヘイラ/Jaheira, Friend of the Forest》
10円《国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII》
700円《神河の歴史、暦記/Reki, the History of Kamigawa》
230円《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
20円《種族の神、コルヴォーリ/Kolvori, God of Kinship》☆
10円《太陽に祝福されしダクソス/Daxos, Blessed by the Sun》
20円《永遠神オケチラ/God-Eternal Oketra》
25円《信義の神オケチラ/Oketra the True》☆
350円《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
80円《ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa》★
7円《授けるもの、グランチ/Gluntch, the Bestowe》
10円《改悛の大将軍、恒征/Kosei, Penitent Warlord》☆
10円《秋の君主、レノール/Leinore, Autumn Sovereign》
32円《親切にもてなす者、木の鬚/Treebeard, Gracious Host》
10円《祖神の使徒、テシャール/Teshar, Ancestor's Apostle》
【タフネスダメージ付与】 11枚
7円《ラサード・イン・バシール/Rasaad yn Bashir》☆
7円《小馬のビル/Bill the Pony》
20円《床岩の亀/Bedrock Tortoise》
25円《突撃陣形/Assault Formation》
10円《太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart》
10円《ツリーフォークの陰影/Treefolk Umbra》
10円《光の篭手/Gauntlets of Light》
10円《堅実な立ち位置/Solid Footing》
10円《塔の防衛/Tower Defense》
10円《ヘリオッドの選抜/Chosen by Heliod》
10円《ストーンスキン/Stoneskin》★
【二段攻撃関連】 8枚
25円《運命の天使/Angel of Destiny》☆
270円《決闘者の遺産/Duelist's Heritage》
7円《炎叫びの杖/Fireshrieker》
10円《燃える拳/Flaming Fist》
30円《ホーリィ・アヴェンジャー/Holy Avenger》
25円《真実の確信/True Conviction》
25円《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
10円《ヘリオッドの巡礼者/Heliod's Pilgrim》
【その他】 4枚
13円《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer》
70円《緊急時/Time of Need》
10円《質素な命令/Austere Command》
25円《太陽のタイタン/Sun Titan》
7円《滅消の杭/Quietus Spike》
【土地】32
10円《サングラスの大草原/Sungrass Prairie》
5円《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
210円《低木林地/Brushland》
290円《樹木茂る砦/Wooded Bastion》
100円《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
30円《梢の眺望/Canopy Vista》
平地13
森12
4429円
デッキコンセプト VerO
まずこの圧倒的な伝説クリーチャーの数を見てほしい!
その数、総勢46名!
相性が良いのでは?!と思われる伝説のクリーチャーが片っ端から採用されているぞ!
チョイス基準はまず軽い事。
そしてJと同じく”アドを稼ぐ者”や”トークン生成する者”の他、”マナ加速になる者”や”タフネス編重やパワー0である者”が採用されている。
面白いのがパワー0のクリーチャーで、これが指輪保持者となれば実質アンブロクリーチャーといって間違いない。
これに『滅消の杭』を持たせれば誰にも止められぬ暗殺者が爆誕するという寸法だ。
これだけ数と軽さ重視のチョイスには当然だが理由があって、1つは「序盤で確実に指輪能力を第4段階まで強化する」ことを絶対に達成するためだ。誘発回数の確保を最優先としている。
「・・・それにしたって多くないか?」と思われることだろう。
確かに多いが、過剰とは言い切れないかもしれないぞ。
それには2つ目の理由、指輪能力の”起点”が関係している。
前のリストでも指輪能力が全く侮れないという話をしたが、指輪能力にはそもそも致命的ともいえる弱点が存在する。
一度持ち主を失った指輪は、「指輪の誘惑に気づく”きっかけ”が無いと新たな指輪保持者は生まれない」という点だ。
調べると分かるがパーマネントで誘惑が誘発するカードは少なく、総じて条件が厳しい。
『フロド・バギンズ』は非常に簡単な部類に入るだろう。
指輪保持者が過労に耐えられず死亡するとそのたびに指輪は持ち主を失うため、その都度『フロド』に「英雄さん!あそこに指輪落ちてますよ!!」と指輪の場所を教えてもらわなければならない。
そんな時確実に伝説のクリーチャーを補充できる算段があれば、つまり手札にもデッキにも潤沢に伝説のクリーチャーがいれば、安心して指輪保持者を突貫させることができるというわけだ!
指輪能力をメイン火力としつつ、常に指輪保持者で圧をかけ続けるため、この数の伝説クリーチャーが採用されている。
つまり、彼らは全て『フロド』の鉄砲弾なのである!!!
最後に本デッキの、指輪能力を意識し採用されたギミックについて紹介しようと思う。
まずJのリストで話した通り二段攻撃との相性が良いため、これを付与するカードが多数採用されている。
オーラや装備品を回収しやすいカラーである点も追い風だろう。
つまり、二段攻撃持ちの伝説クリーチャーは最高の相棒という事だな!
ここからが新要素。
『フロド』以外が指輪保持者になった時も含め、基本的には「同じパワー以下の相手」にしかブロックされなくなる。
この能力を十全に生かすギミックが、”おしり”バギンズの名の由来となった、タフネス分ダメージを与えるギミックの採用だ。
これにより、実質アンブロの高いクロックでさらにゲームを加速させることができるのだ!!
壁デッキではギミックが無いと一切攻撃に移れないが、本デッキはサポートとしてこれを採用しているため気軽に展開することができる。
タフネス強化の装備・オーラも、防御面の補助や1/1トークンを並べる相手に『フロド』で攻めやすくなるため相性が良い。
序盤の防御面補填となり、かつパーツが揃えば強力な打点にもなる点がおしゃれなポイントだ。
余談だがOはさらなる理想として「パワーを下げてタフネスを上げるカード」を探したが、残念ながらちょうど良いものが発見できなかった。
フロドがカヴーになればワンチャンあるかもしれないぞ!
おすすめカード・おされカード
〇英雄の演壇/Heroes' Podium
伝説のクリーチャー版旗印といった所。
英雄たちが突然張り合うようにムキムキになる。
昨今のロード系ファクトらしくアドを稼ぐ能力もあって嬉しい所。
伝説のクリーチャーが多いほど得をするので、今回のようなデッキにはぜひ積みたい所。
けっこうこの手の伝説を対象としたカードも増えているのでそれらに着目するのもおもしろいかもしれない。
〇ガーディアン・オヴ・フェイス/Guardian of Faith
『テフェリーの防御』の流れを汲む白のクリーチャー防御系カード。
守るカードだが3マナ警戒3/2と非常に心強いサイズが売り。
破壊不能と異なり全除去相手だと自身は死んでしまうが、ピン除去等をスカしつつクロックになれるため非常に強い。
値上がり中!!興味がある人はいそげ!!
〇ジャムーラのシダー・コンド/Sidar Kondo of Jamuraa
側面攻撃おじさん。
「パワー2以下をブロックさせない」は今回のようなデッキで大変に強力。実質全クリーチャーアンブロ付与と言って良い。
壁デッキをはじめとした「パワー以外でダメージを出す」デッキや、誘発能力等で「小粒で攻撃したい」デッキではものすごい活躍を見せる。
あとタフネス5に助けられることも多いぞ。
ぜひ一度お試しあれ。
〇ストーンスキン/Stoneskin
えぐい修正値をしている。強い所は間違いなくそこ。
タフネスダメージ時に猛威を振るうのはもちろんだが、『フロド』では瞬速も光る。『フロド』をブロックされた時に使うのが大変に効果的だ。
まずブロックで落とされることは無くなるし、ほとんどの全体火力にも負けない体を手に入れることができる。
タフネスダメージ&二段攻撃の『フロド』が完成すれば、これでワンパンよ!!!
おわりに
これにて本企画は終了だ!
関わった皆に改めてお礼申し上げる。
おかげでメンバーも各々新デッキにしっかり時間をかけられたし、他記事もだいぶ準備することができた。
普段手に取らない統率者でデッキを作るのは大変勉強になったし、企画も楽しかった。
ただ”鉄は熱いうちに打て”の通りで、カード的にも構築者のモチベ的にも企画は手早さ重視が良さそうだ。
本企画には最終的に完了まで半年もかかってしまった笑
記事の公開サイクルは変わらないのだからその点は考慮すべきだったなと思う。次に生かしたい点だ。
ただ次はもっとうまくできるなという確信もある。
今後も何か思いつけば積極的に挑戦していきたいと思う。
(なお指輪物語発売は2023年6月23日である)
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