同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ
日々、「俺、このままでいいのかな。」という漠然とした不安に襲われている。ここ数年はずっとそうだ。「自分は自分だ」と思っていても、周りの友人や同僚たちと比べてしまって、「なにも成し遂げられていない」と自分自身に対して不満を抱かずにはいられなくなる。もし明日死ぬとして、この世に誇れる自分の実績がなにひとつない。毎日が苦しい。
こうなりたいという理想だけは一丁前にある。でも、その理想をかなえるために背負わなければならないリスクからずっと逃げ続けてきた。その結果が今だ。毎日が苦しいのはただの自業自得。誰のせいにもできない。それもまた苦しい。
太陽の塔などでよく知られている岡本太郎さんが好きで、よく書籍を読んだり作品を観に行ったりするのだが、そんな岡本太郎さんの言葉で『同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ』というものがある。あるときこの言葉をふと思い出して胸が張り裂けそうになった。
リスクから逃げ続けて、人生において大事な選択を迫られる場面が来るたびに楽な道、楽な道と繰り返し選んできた。仕事は同じ作業の繰り返し、休みの日もダラダラして時間の浪費を繰り返す。で、いま苦しんでいる。アホすぎる。救いようがない。
まさに『死んでしまえ』である。
こんなクソみたいな生き方をこれからも続けるくらいなら死んだほうがマシだ。面白くない。面白くなさすぎる。
『もっと平然と自分自身と対決しなければならない。ごまかして生きていこうとする自分と闘い、その自分を殺すしかない。』
それはもうずっと前から分かっていたはず。でも覚悟がなかった。ただそれだけ。もう本当に終わりにしたい。
戒めも込めてここに記したいと思う。
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