マーチ潮煙 浜風添え
卒業した学校の知ってる人がすごい人になっていた
まあそういう学校だったからそういう人は出ても不思議じゃない
自分はそういう学校で何にもならないことを選んでしまったもんだから学校側は大変迷惑な話だし実際そうだったろうなとよく思う
存在しないことにしてくれていいのにと思う
その知ってる人は恐らくもう自分のことは覚えてない
知らないに近いはずだ
なんだかなんだか
考えたくないことがまだあるんだなと思った
窓の外で風が鳴り散らしていて
そういえば確かに昔も浜風がうるさい場所だったなと思った
今までの少し長い時間を過ごした所に戻ってきたからにはそりゃあ思い出すことも多くておまけに風の音がそんなだから無事に寝られるかわからない
記録
指がもげそう
もげるなら明日の最後にしてくれ