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トラベラーズノート始めました
トラベラーズノートとの出会い
トラベラーズノートという存在を認識したのは、今年の手帳会議がきっかけでした。手帳初心者が手帳会議を始める時は、まずTwitterなどで『手帳会議』と検索して、一体みんなは手帳会議で何を議論しているのかを調べるわけです。すると皆さん、今のメインはこれサブはこれ、これこれを書いていて、来年の手帳はこれこれ、といったことを整理しています。
私は手帳初心者なので、検討している手帳たちはミドリや高橋書店といった利用者の多いものがメインで、使い道は私の参考に出来ずとも、手帳の使い心地などはとてもありがたいものです。色々見ていくと、正体の分からない「TNR」と「TNP」という名前の品が出てきます。しかもかなりの人が使っているので、現代のインタネットユーザーたるもの、すぐにググれば、トラベラーズノートに辿り着きました。(以下TNと表記)
まずデザインフィル社の製品ということが分かった時点で、既に好感度がカンストしました。にわかに好きなミドリのおじさん、こよなく愛するMDノート、ひそかに興味があるPLOTTERを擁するデザインフィル社の製品である点に関して、疑うべくもなく最高ということを確信しました。しかし最高な製品と言えど、決して安くはない買い物で、自分に合わないものを軽率に買うのも良くないし、最高の製品を家で腐らせるなんて持ってのほかだと私は思っています。正直言うと、広々としたノートがぼんやりと好きだったので、縦長サイズのノートに関しては、本当に使いやすいのか?という疑問を抱いていました。しかし大丈夫、TNは逃げない、TNを買うべきか、真剣に検討しようとしていた時に、以下の出来事が起きてしまったのです。
SUNNYの紙とシャーペンの相性が恐ろしく悪いことが発覚
→週間バーチカルお試しノートの代用が至急で必要
→ドット方眼は自分と相性が悪いロウビキノート(Star Map)が余りにも好みなことによる衝動買い
→縦長ノートに対する不安の緩和
この事態の解決策として私が導き出した結論は『TNRの方眼リフィルを買う』ことでした。東京駅まで赴き、危うくTNを衝動買いする事態をなんとか避けながらリフィルだけを買い、9/1からTNのリフィルと共にバーチカルな生活を送り始めました。
ロウビキノートのサイズは91×210mm、トラベラーズノートのカバーの100×210mmとはほぼシンデレラフィットらしい。
あぶね~~~~!!手帳持ち歩きしてサッと取り出してメモりたい欲がなくて助かった~~~~!!
落ち着きな そういうのはスマホで やるんだよ
(字余り)
フラグ以外の何物でもないですね。
不安に思っていた縦長サイズについては、横に開くとA5より少し大きい程度で、意外にもデスクワークによくフィットしましたので、Torinco 11は家置きにして、PRDを買ってもいいのでは?と検討をしているくらいです。
TNを買うならどんなカスタムがしたいか
TNの魅力と言えば、やはり私にとってはそのカスタムの自由度の高さにありました。栞紐やチャーム、その他色々なアクセサリーは勿論、使い方や手入れ次第で使い手の性格が出る、同じものは一つとないという説明もすごく興味をくすぐられます。TNを実際に買う前にカスタムパーツをじっくり選んでいましたが、その選定には、主に以下のサイトを参考にしました。具体的何を選んだのかについては、また下の方で詳しく書きます。
友人のA氏とTNのお迎え
そこから一週間(営業日換算)ほど過ぎた9月6日、私は翌週一緒に肉寿司を食べる約束を控えた友人のA氏とDiscord通話をしていました。然したる重要な話題などは無いが、休日の夜に二人で楽しく駄弁っていると、話題は財布になり、革製品を連想して私はA氏にTNのことを共有しました。
「えっ、最高じゃん、買いに行こう」
「中目黒に旗艦店あるから16日に行って買う?」
と、とんとん拍子に購入することが決まってしまったわけです。
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到着後、店内でじっくりと後悔の無いように商品を選びます。私は緑色が好きな色で、オリーブも検討していましたが、A氏も私もTNRのブラウンを購入しました。これから会う度に、二人のTNの違いを比べるという新しい楽しみができました。
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初めてのトラベラーズノートなので、基準がわからず主観ですが、革は柔らかくさらりとしていて、少しゴムの跡がついている、特にこれという癖はない個体だと思います。微かに傷が浮かぶつやつやとしたTNの画像が好みだったので、使用する中で付いていく傷を、その都度ラナパーでお手入れしながら、ゆっくりとエイジングを丁寧に楽しみたいと考えています。
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9月末の現況
TNユーザー各位には既にご存じのこととは思いますが、TNの二大使い辛いポイント、①金具②ゴムの結び目についてですが、私は使い辛いのを改善するために撤去したい派で、A氏はそのまま使い辛さを楽しむ派で、早速そこの違いも出ています。遅くとも10月末にはまた会う予定なのですが待ち遠しいです。
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金具の代わりにユザワヤの花ボタン
角の補強にコーナー金具
栞紐に貴和製作所のビーズ
かわいい寄木細工(丸)と鳩三郎
純正クリップとThe Superior Labor マネークリップ
革製品屋のカシメ(後述。ゴムの結び目に負けず劣らず邪魔)
現在私が付けているカスタムパーツは以上です。とても可愛い仕上がりになっていますので、9月16日以降に会う友人皆に見せびらかしながら、2日置きくらいにラナパーを塗っていましたが、『トラベラーズノート ラナパー 頻度』で検索してみても、どうやらみんな頻繁でも一か月、長いと二年、さらには塗らないという方もいます。どう考えても私が塗りすぎに違いないという気がするので、とりあえず我慢しながら一週間置きに塗りつつ撫でまわして、にぎにぎしています。
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ゴムは、箱についているものも使い二本立てで、ゆるく止めています。二冊以上リフィルを入れるつもりはないので、バンドは使っていません。
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リフィルは、付属の無地と上段で話した方眼の2冊。週間バーチカルでガチガチに固めている方眼と異なり、無地はかなり自由に使っています。鳩三郎の台紙とごほうびキムチのシールを貼っています。ゴムには寄木丸と鳩三郎(本体)を通して、可愛く仕立てています。クリップを純正とTSL、二つも付けていますが、現在まだ特段活用できておらず、専ら可愛さを出すために付けています。活用法はこれから使っていく上で考えます。
また、写真には撮っていませんが、クラフトファイルとジッパーファイルも付けています。
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カシメですが、想定よりかなり厚みが出てゴムの結び目と同じくらいデコボコしていますが、隙間にゴムを引っかけられる所が気に入っています。それに私は性格上、リフィルを外して書くことも可能ですので、デコボコしていようがそこまで気になりません。ゴムが革に開いた穴の劣化の原因になる方が困ると考える方ですので、これで支障ないです。
お花のボタンとこのカシメは、より良いものが出てくれば、代替わりを検討していますが、今の所これが最適解であるような気がしています。
2023年9月はビックイベントがあったので、一気に3つも記事を書きましたが、これからは不定期で書いて行こうと思います。