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推しぬい作り①試作ぬいに関する備忘
皆さん、お久しぶりです!と思いましたが、先月コスメ備忘録を掲載したので、そんなにお久しぶりでもありませんでした。
ついに、あの夏と呼ばれることすら許しがたい、地獄のような「死」だの「キモ」だのと呼ばれる第五の季節が終わり、ようやく真の夏や秋がやってまいりました。爽やかな風が心地よい頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。私は着る服に悩みながらも快適に過ごしています。さて、挨拶はこのくらいにして本題に参りましょう。
なぜ推しぬいを作ることになったのか
ことの発端は、友人から誕生日プレゼントに、我が推しである堂本光一くんの9cmぬいを頂いたことです。こちらのぬいです。旅行にも連れていったり、ぬい撮りをめいっぱい楽しんでおります。
![](https://assets.st-note.com/img/1728878734-1IBkuOyDblAoQCdWKxvaZiNz.png?width=1200)
色々服を作ってあげてね、ということでしたので、服作りをするべく、ぬい作りの知見が多い友人に相談をし、ついでにトラベラーズノートの布教をしました。そうしたら池袋のユザワヤの推しぬいコーナーに連行されて、当初縫い物に自信がなかった私は、9cmぬいの服を作るだけでよいと主張しました。しかし友人に「この小さいぬいを抱っこできる大きいぬいが欲しくはないのか?」と勧誘され、ぬい作りを決意しました。なお、友人がトラベラーズノートを買った話はまたいずれ。
ただ、私は何故か刺繍・縫い物の才能が大爆発を起こして思っていたよりもクオリティが高く仕上がってしまったので、ガチ初心者の方の参考にはならないかもしれません。そこのところはご容赦ください。
ぬい作りの準備
最初に目当てのぬいではなく、いくつか作ってから、本命を作るとよいとアドバイスをもらったので、最初は光一くんのぬいを作ることを見越して、少し自由に作ってみることにしました。光一くんをイメージした無個性ぬいという感じでしょうか。因みに仕上がりはカバー表紙の子です。
①型紙選び
ぬい作りを始める時は、まず型紙選びから始めます。制約として「9cmぬいを抱っこする」というのがありますので、20cm以上で、手足が長めの型紙を探します。当初手足が長い傾向にある中韓ぬい中心に探していましたが、まろまゆさんのフォスぬいの型紙が本に入っているという情報を突き止めました。実は私はこちらのフォスぬいが本当に大好きで、ということで、西東社『かんたん! かわいい! はじめての推しぬい&ぬい服』をカートに突っ込み型紙探しは終了となりました。フォスぬいもご覧ください。本当に素敵でかわいくて大好きです。
宝石の国💎フォスフォフィライト
— まろまゆ (@maromayu328saix) May 11, 2024
のぬいぐるみ完成しました~👏✨ pic.twitter.com/xvxCmR45WA
②顔の方針決め
仮にもインターネットお絵描きマンの端くれとして、なんとしてでもデザインから自分でやりたい!ということで、憧れのフォスぬいに完成度を近づけるべく、まろまゆさんの以下ツイートを参照にして、デザインを作成。絵柄などは自分そのままでやっていますが、ぬいの頭に綿を詰めると、布が少し伸びますので、そこも踏まえて、理想の姿に近づけて行きます。まろまゆさんのフォスの、惚れ惚れするような美しい透明感。かわいいバランス。作業中見るたびモチベーションが上がります。
— まろまゆ (@maromayu328saix) May 5, 2024
ひゃい pic.twitter.com/CboIruC6Vm
— まろまゆ (@maromayu328saix) May 5, 2024
③顔の刺繍
デザインが完成したら、印刷して刺繍シートに移します。不織布タイプの刺繍シートを使ったのですが、すごく書き心地が悪いのと、爪に引っかかってボロボロなるのが難点でした。透明の貼らないタイプが良さそうです。
<刺繍糸の番号メモ>※糸は25番糸
・オリムパス#7025(眉)
・DMC#3371(まつ毛など)
・COSMO#247、DMC#3858、DMC#3859(目)
・DMC#B5200(ハイライト)
![](https://assets.st-note.com/img/1728883932-71JnNy9tjLkQgv3oFuDZRpIw.png)
刺繍の完成後、光一くんに近づけるためにはもう少し表情をキリッとさせた方が良い気がしました。仕上がりには納得していますが、生地の伸び具合もあり、表情が想定より柔らかくなってしまったので、本番で作る時はデザインをマイナーアップデートさせる予定です。
因みにチークは24/9手持ちコスメ棚卸で紹介した「heme ピュアチークカラー 04 ダスティローズ」を使っています。比較的イエベ秋向けの色で、落ち着いた感じでかわいいです。
仕立て
型紙をコピーして切り取り、布に写して、布を切り取って本の書いてある通りに縫う。ここが一番苦労します。まず、型紙のコピーにかなり苦労しました。ついで、布に写すのも本当に苦労しました。ここでのずれが完成度に響き散らかします。次からは布にアイロンプリントする形にしようと思います。自作ぬいパタ方式とも言います。
布の色は、肌がぬいクロスボアの「さくらミルク」、紙がクリスタルボアの「トープグレー」になっております。
ともかく、左右対称に作るべきものを失敗したり色んなことを繰り返し、ようやく完成したのが表紙の子です。光一くんイメージ無個性ぬい、中々かわいい。小さい光一くんぬいをくれた友人へも完成報告をしてきました。
その他の個人的な反省点
左利きなので、面を埋める刺繍は右から左に刺す方が綺麗に仕上がる
型紙を布に写す作業はアイロンプリント式にする
本返し縫いのきめをより細かくする(焦って縫わないこと)
骨をもう少し入れやすいものにする
<参考書籍情報>
『かんたん! かわいい! はじめての推しぬい&ぬい服』
こちらの22cm型紙を使用しています。『ぬいのお顔 手刺しゅうLESSON』
刺繍を始める前に、こちらの本を見て練習しました。
それでは次のぬいを作る時にお会いしましょう!では!