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北海道デビュー!頭大仏を見に行く。

ちっちです。

8月31日(土)~9月2日(月)まで行ってきた北海道。
これが私の人生初めての北の大地でした。
この旅行のメインの目的はLUNA SEAのライブですが、北海道観光も少ししました。
今回の記事は、私の北海道デビュー戦の観光記をつづっていこうと思います。


札幌といえば?

今回、拠点となった場所は北海道最大の都市、札幌です。
理由は単純にライブ会場が札幌だったからですね。
ライブがあったのは、8月31日と9月1日の夜です。つまり、この2日間は日中札幌から出ても必ず夜に帰ってこないといけません。

むむむ。そうなると、札幌からあんまり遠出できないな。

今回初めて北海道についてちゃんと調べたのですが、北海道って無茶苦茶広いんですね(周知の事実)。
摩周湖に行きたいとか、網走刑務所を見てみたいとか思っても、行くだけで一日がかり。
今回の旅行では断念せざるを得ませんでした。
ということで、今回は札幌観光に専念することにしました。

そんな私が行った場所。
「札幌といえばここ」というオーソドックスなところを選びました。
ということで札幌といえば、あそこ。

頭大仏ですね!

え?ピンとこない?
いやいやそんなはずはありません。
ここは旅行大好きな知人が教えてくれた特大スポットです。
知人曰く、
「期待していなかったけれど、意外に感動した。」
とのこと。
なんだか評価が高いのか低いのかよくわからない感想ですが、面白そうです。
行ってみましょう!


真駒内駅に到着!

まずは地下鉄のさっぽろ駅から頭大仏の最寄り駅、真駒内駅へ。
最寄りとはいっても、ここからはバスに25分くらい乗らなければいけません。まだまだ長い道のり。
頭大仏へのバスは本数が少なく、昼の時間だと1時間に1本しかありません。
乗り遅れるわけにはいかないぞ。
ということで、バス出発の15分前に真駒内駅に到着し、バスを待つことに。

ふふふ。はやめはやめの行動が旅行では大切。自分偉すぎる♪

真駒内駅のロータリーにはたくさんのバス停があり、この駅からいろいろな場所に行けるようでした。
いろいろなバスがやってきては出発していくのをぼんやり眺めてバスを待っていました。
が、待てど暮らせど乗りたいバスが来ません。
真駒内駅は始発なので、出発の少し前からバスが来ていてもおかしくないはず。
そして、よくよく考えたら、自分の待っているバス停には私以外誰もいません。

おかしいな。頭大仏方面のバス停と駅の看板に書いてあったのに……

不安になってスマホで検索したところ、なんと私の待っている時間は違うバス停からでることが判明しました!
気が付いた時には時すでに遅し。
目当てのバスは出発した後でした……

痛恨のミスです。
次のバスは1時間来ません。


突然現れる人生の分岐点。

ああ、どうしよう。

1時間後のバスに乗るか。
そうすれば、お金をかけることなく頭大仏に行くことができます。
一方で旅行で体力の無駄な消費は命取りであり、貴重な時間を1時間ロスすることにもなります。

ではもう頭大仏にいくのを中止するか。
そうすれば、時間をロスすることなく札幌観光ができます。
しかしここで頭大仏を諦めたら、再びチャレンジすることがあるだろうか。
うーん、たぶんないな。
目の前まで来て、それはちょっともったいないです。

そして最後の選択肢。
タクシーで今すぐ頭大仏に向かう。
これは予定外の運賃がかかります。それもかなりの高額になることでしょう。
しかし、タクシーをつかまえればすぐにでもたどり着くことができ、時間と体力のロスを最小限に抑えることができます。
今度いつ来るかわからない札幌旅行。
貴重な体験を逃したくありません。
私はタクシーを使って頭大仏に向かうことにしました。


タクシー高い!

真駒内駅のロータリーには常にタクシーが数台待機しているおかげで、すぐにタクシーに乗ることができました。
そして、バスを使えば25分ほどかかるところをタクシーでは15分で到着できました。
タクシーすごい!
そして15分くらいなら、たいして高額にならないかも。
気になる運賃は、

3800円!

高いよ!タクシー!涙

夜お酒を飲みながらおいしいものをたべられる値段になりました。
悲しい……

落ち込んでいてもしょうがないです。
旅行なんだから楽しまないと。
3800円はお勉強代だと思うことにしました。


頭大仏に到着!

頭大仏のある場所に到着しました。
ここは滝野霊園という広大な墓地です。

しかし、なんていうか、

入口で私を出迎えるモアイたち。

B級感が漂っていると感じるのは気のせいだろうか……
少し離れたところには、ストーンヘンジがありました。
そういうのが好きな方が作ったのかな。

ストーンヘンジ?

ちょっと思っていた雰囲気と違いますが、とりあえず目的地を目指しましょう。

ここの先か。

どんどん進んでいくと、ありました!

山の頂上から大仏様の頭がひょっこり出ています。
なるほど。それで頭大仏か。
緑に覆われているところはラベンダーで、シーズンには一面紫色になるようです。
では頭大仏に近づいていきましょう。
門のあるところで、拝観料(300円)を支払います。
門を抜けると、大きな池が。


厳かな雰囲気が漂っていました。
そういえば、大仏以外の池やコンクリートの建造物は確か、世界的建築家の安藤忠雄さんの作品だったはず。
コンクリートの禁欲的な様子が安藤忠雄さんっぽい気がします(知らんけど)。
池を回り、大仏の方へ進みます。


だんだん姿が現れてきました。
そして、

大きい!
穴から光が降り注いで、神聖な雰囲気が漂っていました。
外界からの音もほとんど入ってこなくて、とても静かで清らかな時間が流れていました。
確かに知人が言っていた通り、ここはすごい場所だと思いました!


帰りはバスで。

さあ、ゆっくり大仏を眺めている暇はありません。
なぜなら帰りのバスがあと10分後に出てしまうのですから!
それを逃すと、行きと同様に1時間バスが来なくなってしまいます。
私は一通り大仏を眺めた後、ダッシュで帰りのバス停に向かいました。

バス停の前にあるお地蔵さま。

帰りは無事にバスに乗車。真駒内駅に帰ることができました。
ちなみに金額は250円。
行きのタクシーの1/10以下です涙
悲しいです……


心に深く刻まれた頭大仏。

滞在時間は30分にも満たなかったですが、素敵な場所に行くことができました。
しかし、札幌を代表する場所だったかは正直微妙。
さっぽろ駅から最短で1時間、なんだかんだで1時間半かかりました。
単純に遠すぎます笑
まあ大仏か安藤忠雄さんが好きな方にはおすすめです。あと車で行ったら30分くらいで行けるみたいです。
私の中では4000円近くかけて行ったB級スポットとして、永く心に刻まれ続けると思います。

ということで、今回の記事を締めようと思います。
なんだか大仏のためだけにしては長めの記事になってしまいましたね。
申し訳ないです。

それではまた来週。

ちっち。

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ちっち
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