【検品おすすめアイテムのご紹介】
日々、変化し続けるカメラ市場に挑戦する「フリッパー」の皆様!
ヴィンテージカメラ・レンズ専門の情報誌、フリッパーズガイドです!
本日も、ぜひ最後までご覧くださいませ!!
1 : はじめに
中古カメラやレンズの販売において、商品価値をグッと高める、そして誰でも今すぐ実行できる方法を教えちゃいます!
それはズバリ、、、
「商品の清掃」
です!
なんだ、そんなことかと思った、そこのアナタ!!
これはシンプルですが本当に大切なこと。さあ想像してみてください。中古の商品を買ったら、ボロボロぐちゃぐちゃのカビだらけのカメラが送られてきたら、どう思いますか?
「これは果たして使えるのかな?」
「私はゴミを買ったのだろうか?」
「オールドカメラって実はゴミだったのか」
と、、、不安になりますよね。だからこそ!商品の清掃は何より重要なんです。
商品がきれいで輝いていると、写真映えもよく、お客さんも安心して購入できますし、商品の魅力も引き出せます。
というわけで、カメラ検品の超基礎、商品清掃に役立つグッズを紹介します!
2 : 外装ぱぱっと清掃
まずは表面のほこり清掃。これで綺麗になってしまえばとっても楽ちん。
カメラやレンズにはデリケートな部品も多いので、エアブロワーを活用してカメラ内部の劣化したモルト、ファインダー、ミラー等、ホコリを除去します。
レンズの後玉等、清掃によって傷がつきそうな場所もこういったブロアー清掃はおすすめです。
3 : 本体のがっつり清掃
外装の掃除は、中古カメラやレンズの販売において非常に重要な要素です。なぜなら、商品の外観がきれいで輝いているかどうかは、お客様にとって購買の決め手となるからです。
商品がきれいに清掃されていると、それだけで好印象を与えます。汚れや傷がある商品は、使用感や品質に不安を抱かせることがありますし、お客様の購買意欲を減退させる可能性があります。しかし、きれいに掃除された商品は、まるで新品のように魅力的に見えます。外観の美しさは、商品の価値を引き上げ、お客様に喜びを与える重要な要素となるのです。
外装の掃除には、カビ、埃や汚れを丁寧に取り除くことが重要です。しかし、カメラやレンズは精密機器、水分を含んだもので掃除すると故障等の不具合リスクが、、、、
そこで活躍するのは「無水エタノール」です。水分がないので清掃に伴う故障リスクが極めて少ないですし、強力な洗浄力で、テープ等の剥がし後はもちろん、大抵の汚れはエタノールで解決できます。
また殺菌性能も高いので、経年に伴う臭いの軽減、消毒までできてしまう優れもの。さらに揮発性も高いので、すぐ乾き、商品の撮影にもすぐに入れます。むしろ、これが無いと検品、清掃できないぐらい、重要なアイテムです。
そんな重要な無水エタノールと相性がいいグッズはこちら。
「アルコールタイプの除菌シート」です。
オールドなカメラ、レンズ達は長き時を経て、かなりの汚れを蓄積しています。なので、かなりの汚れがでます。エタノールで拭くと、シートにごっそり汚れが取れてきますので、使い捨ての除菌シートでガンガン回転させてやりましょう。
最初はシート自体にアルコールが含まれているので、そのまま利用して、アルコールパワーが無くなってきたら、無水エタノールを染み込ませて、また拭く、みたいに利用します。シートに汚れが溜まってきたら、また新品しシートを使います。
という感じで、無限ではないですが、ちょっとした錬金術的な使い勝手で、この組み合わせは、非常にコスパが良いです。
※個人的には以下の様な、アルコール度数が高いものがおすすめ。
エタノール同様に揮発性も高く、撮影にも速やかに入れます。
※純度の高いアルコールは皮膚への負荷が高いので、苦手な方は以下の様な使い捨てのグローブを使ってくださいね!
4: レンズ等、ガラス類の清掃
次は見栄えにも重要なレンズ、ガラス関連の清掃です。うまく取り組まないと清掃傷にも繋がりますので、やりすぎには要注意!!
まずは上記の通りに綺麗に汚れをとりましょう。その後、最後に磨き上げるイメージです。特にレンズはこの作業が重要で、前玉を綺麗に吹き上げる事で撮影時にキラーンっ!と輝かせる事ができます。
冒頭記載した様に、清掃傷には要注意なので、以下の様に極力柔らかいクロスを使ってください。メガネ拭きの様なものがおすすめで、余っていればもちろんメガネ拭きでもOK。清掃が甘いと汚れがクロスにつきますので、汚れても洗濯できる様なものが理想。携帯の保護ガラスを買うと液晶クロスが付いてきますが、ああいったものを使い回しても良いですね!
5 : まとめ
外装の掃除に時間と手間をかけることで、商品の魅力を最大限に引き出し、お客様に良い印象を与えることができます。商品の清潔さと品質の維持に真剣に取り組むことで、お客様に信頼感と満足度を提供することができるでしょう。
また、清掃は機能性にも直結します。レンズやカメラの内部に溜まった埃や汚れは、撮影品質や操作性に影響を及ぼす可能性があります。清掃を行うことで、商品の機能を最大限に活かし、優れたパフォーマンスを提供できるようになります。
外装の掃除は、商品の価値向上に欠かせない要素であり、重要な販売戦略の一環となるのです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回の商品はいかがでしたでしょうか?
全てのフリッパーズ、またカメラ愛好家にとって、お気に入りの商品を見つけるお手伝いになれば幸いです。
では、次回の記事でもお待ちしています!