見出し画像

CONTAX Planar 50mm F1.7 AE

 日々、変化し続けるカメラ市場に挑戦する「フリッパー」の皆様!
ヴィンテージカメラ・レンズ専門の情報誌、フリッパーズガイドです!

本日も、ぜひ最後までご覧くださいませ!!


1 : 商品概要


 CONTAX Planar 50mm F1.7 AEは、カール・ツァイス社が開発した高品質なレンズである。このレンズは、1980年代にCONTAX RTSシリーズの一部として発売され、その後もCONTAX Gシリーズにも採用された。

 このレンズは、カール・ツァイス社が長年にわたって蓄積してきた光学技術を駆使して開発。特に、高精度なレンズ加工技術や、レンズ素材の選定には、同社が持つ豊富な経験が生かされている。また、このレンズは、自動露出機能を備えたAEバージョンが存在。この機能により、カメラ本体が自動的に最適な露出を設定することができるため、撮影者はよりスムーズに撮影を行うことが可能。

 CONTAX Planar 50mm F1.7 AEは、その高い光学性能と使いやすさから、多くのカメラ愛好家に愛用されてきた。今でも、中古市場で高い人気を誇っている。

2 : スペック


- レンズ構成:6群7枚
- 最短撮影距離:0.45m
- 絞り:F1.7 - F22
- フィルターサイズ:55mm
- 重量:約280g
- マウント:CONTAX/YASHICAマウント
- AE機能:対応
- フォーカス:マニュアルフォーカス

3 : 使用感


 CONTAX Planar 50mm F1.7 AEを使ったユーザー達は、以下のような感想や意見を持っています。

・非常にシャープで、色再現も素晴らしいレンズだと感じた。
・ボケ味が美しく、被写体を引き立てる効果がある。
・絞りを開放すると周辺部が少し柔らかくなるが、それもまた味があって良い。
・フォーカスリングが滑らかで、操作感が良い。
・重量感があるが、それが逆に安定感を与えてくれる。
・価格が高いが、その分クオリティも高いと感じた。

 総じて、CONTAX Planar 50mm F1.7 AEは高いクオリティを持つレンズであり、被写体を美しく撮影することができるという評価が多く見られました。また、価格が高いという意見もありましたが、その分の価値があるという声も多く聞かれました。

4 : 類似商品との比較


- Canon FD 50mm F1.8
- Minolta MD Rokkor 50mm F1.7
- Nikon Series E 50mm F1.8
- Pentax SMC 50mm F1.7

 CONTAX Planar 50mm F1.7 AEの利点は、高品質な光学性能と優れた構造品質です。このレンズは、高い解像度とコントラストを提供し、色再現性も優れています。また、耐久性が高く、操作性も優れているため、プロフェッショナルな写真家にとって理想的なレンズです。

5 : 長所


- 高品質な光学性能
- 高い解像度とコントラスト
- 豊かな色再現性
- ボケ味が美しい
- 軽量でコンパクトな設計
- 耐久性が高く、信頼性がある
- AE機能により、露出制御が容易になる
- マニュアルフォーカスリングが滑らかで正確
- フォーカスリングによる手動フォーカスが可能

6 : 短所


- 高価格帯であるため、予算に制限がある場合には選択肢に入らない可能性がある。
- フォーカスリングが滑りやすく、正確なフォーカスが難しい場合がある。
- ボケ味が少し硬めで、柔らかいボケを求める場合には不向きかもしれない。
- レンズ重量がやや重く、長時間の撮影には疲れを感じることがある。

7 : まとめ


おすすめできるユーザー、用途

- プロフェッショナルな写真家や写真愛好家
- 高品質な写真を求めるユーザー
- ポートレートや風景写真など、被写体を美しく撮影したい場合
- 自動露出機能を利用したい場合
- フィルター径が一般的なサイズであるため、フィルターの選択肢が豊富な場合

おすすめできないユーザー、用途

- 予算に制限がある場合
- 正確なフォーカスが必要な場合
- 柔らかいボケを求める場合

8 : トラブル、メンテナンス


 CONTAX Planar 50mm F1.7 AEに発生しやすいトラブルは以下の通りです。

- 絞り羽根が動かなくなる
- レンズ内部にカビが発生する
- レンズのピントリングが固くなる
- レンズの接点不良により、カメラとの通信ができなくなる

これらのトラブルに対しては、以下のような対策が有効です。

- 絞り羽根が動かなくなる場合は、レンズ内部の油汚れを取り除くことが必要です。専門店での修理が必要な場合もあります。
- カビが発生する場合は、湿気の多い場所での使用を避け、レンズを保管する際には乾燥剤を使用することが重要です。
- ピントリングが固くなる場合は、レンズ内部のグリスが硬化している可能性があります。専門店での修理が必要な場合もあります。
- 接点不良による通信不良は、レンズとカメラの接点を清掃することで改善する場合があります。ただし、接点自体が損傷している場合は修理が必要です。

9 : 販売情報


 CONTAX Planar 50mm F1.7 AEの中古品の市場相場は、状態によって異なりますが、一般的には1万円~2万円程度が相場となっています。ただし、状態が非常に良いものや、限定モデルなどは高値で取引されることもあります。

 流通量については、CONTAX Planar 50mm F1.7 AEは比較的入手しやすいレンズですが、状態の良いものは少なく、入手が難しい場合もあります。

 状態の良い個体は、外観に傷や汚れがなく、レンズにも傷やカビがないものが望ましいです。また、絞り羽根の動作やフォーカスリングの滑らかさなども確認することが重要です。



ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回の商品はいかがでしたでしょうか?

全てのフリッパーズ、またカメラ愛好家にとって、お気に入りの商品を見つけるお手伝いになれば幸いです。

では、次回の記事でもお待ちしています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?