見出し画像

留学準備6ヶ月、思いのほか大変だったワケ。


留学構想期間は前述のとおり10数年。
ただここ数年でググッと思いが強くなり、

ネットで独自に調べ出したのは2年前ぐらいから。

最初、無料相談会にオンライン参加、ただここで早々に一度挫折。
なぜかというと年齢もあってか、あまりこちらの話を真剣に聞いてくれなかったから。
分かり切ったことしか答えがなく、なんとなく冷たくあしらわれ、あ〜やっぱりこの年齢での留学って相手にされないんだ。。。。と落ち込んだものです。ただ諦めきれなかったので、’アラフォー留学’とか’語学留学何歳まで’とか、検索しまくって色々ブログを漁りました。

再度無料相談に行ったのは出発のだいたい7ヶ月前。

会社の仲の良い同僚が同年代で私の構想を話したら応援してくれて、さらにその友人が留学エージェント(個人)をしているとのことで、ご飯がてら相談したりしました。友人の留学エージェントの方も同性同年代の方で、年々40オーバーでも留学しに行く人が増えていること、実際に送り出していること、などを教えてくれました。
結局は皆'応援する'と言ってくれたり仕事を辞めての将来の不安を伝えると'あなたなら大丈夫'、と勇気づけてくれたこともあり、あとは私の行動のみ!と言い聞かせて、留学エージェント数社の無料相談、対面または1 on 1のオンライン、に行ったのが出発の大体7ヶ月前でした。

留学エージェントは吟味して3社に絞り無料相談。

多すぎても疲れるので、私は3つに絞りました。
・興味深い記事や共感できる記事(特に社会人留学)を掲載していた(比較的規模の小さい会社)
・留学大手、口コミが良い、名前を知っていて信頼性が高い(エージェント代有料)
・大手とは言い難いが口コミが良く、エージェント代無料

決め手は自分のファーストインプレッションを信じ、さらにプラス40の私にどれだけ良い提案をくれるか。

当たり前のことかもしれませんが、最初に行った無料相談会が散々だったもので、私はこれを大事にしました。
偉そうにも聞こえると思いますが、この年齢になるとエージェントももちろん年下です。いつも相手にしているだろう学生さんや社会人若手とは状況も違い、目的も違う。譲れないことも多く諦めも悪い。行く先の語学学校も年齢もあるので吟味したい。(30オーバーのクラスや日本人の少ない環境など) と言うことで提案力と、エージェント費用と、あとはそもそもその人・会社と気が合うかで決めました。

エージェント選定検討期間、1ヶ月強。

と言うのも決めた1社が3回ぐらいに段階を分けて説明や提案があり、見直すと1ヶ月強掛かっていました。これがなければ数週間ぐらいかと。

ちなみにエージェントが正解だったかと言うと謎です。

最終的には要望に見合った学校に来れましたが、当時はやけに時間がかかること(本題までの提案・説明に数回待つ必要あり)。早く本題に進みたかった私には少々地団駄踏みました。一方で丁寧にヒヤリング重ねている、のかもしれません。またLINEやり取りでの情報不足・説明不足が多い、これは年代なのか仕事の癖なのか、思わず突っ込みたくなる感じです。
また私はヨーロッパ行きは心に決めており、費用面でマルタ島、二カ国留学もしくは可能ならUKで、と言う話を最初にしました。
(可能なら=アラフォー独身女のUSやUKへのVISA申請は移住・婚活目的と思われVISAが許可されにくいとブログで読んだため)

ただそれでもカナダ留学とオーストラリア留学をお薦めされ、興味がない、とはっきり言っても、VISAが…、と言う理由で数回カナダ留学、オーストラリア留学を推されました。この時は恥を忍んで、友人の留学エージェント(有料だったので正式な依頼はしなかったのです…) の方に相談してどう思うか聞いていました。実はその友人のアドバイスが良く効いていて、その方には感謝しかありません。。。。。持つべきものはいつでも友人です。
そのアドバイスは、「UKは目的がはっきりしていればVISAが却下されたとはあまり聞かない、オーストラリアの方がよく聞く。ちゃんともう一度話してみて、それでもこちらの要望を聞かないからエージェント契約破棄しても良いと思う。」と言うものでした。
聞いてた話と違うな、と不信感も出てしまい、改めて契約したエージェントへは、再度こちらの意思と要望と、私の希望に合う提案を会社として快く推奨できないとしたら、契約を切ることも考えたい旨はっきり伝えました。
結局は別の方がサポートに入ったりで、そのまま同じエージェントに依頼し出発できたわけですが。

エージェント選定にはもう少し貪欲に慎重になってもよかったかな、と反省。遠慮している場合ではない。

なので吟味は納得いくまで、契約前に十分な期間を持ってされることをお勧めします。
あなたの拘りを実現できそうなところを選定してください。
※そもそもエージェント通さなくてもやっていける方はこんな意見すっ飛ばしてください!!!

留学準備期間 6ヶ月。

私の場合、エージェント相談が11月後半からで、12月半ばには1社に絞り、年明け1月には学校・寮などを決めて決めて1月末に費用を支払いました。出発は5月下旬です。出発時期については、4月末ないし5月頭を考えていたのですが、目当ての寮に空きがなく、結果的に5月の最終週に学校スタート、というスケジュールになりました。ゆえに6ヶ月という感じです。

エージェント相談開始後、語学学校&寮の支払いまで2ヶ月少々。

思い返せば結構すごい勢いで決めたな、と思います。
急いだ理由は会社の退職日を年度末と決めていたこと、退職を会社に伝えるからには留学の目処を立てたかったこと、
そして何より40歳のうちに出国したかったことです。

その後4ヶ月はそれなりに忙しく、適度に休息しつつ程よい準備期間を過ごしました。

支払い後及び最終出社後と言うことを加味して、これ以上短くても大変すぎて無理、長いとダレる、でした。
私の場合故郷へ引っ越すという大移動もあったのも大きいです。
この期間で15年以上放置した自分の身体をここぞとばかり検査しました。これも仕事を辞めたおかげで出来たことなのでこの後の将来を考えると本当に良かったと思っています。

私の6ヶ月のTO DID LIST

1〜2ヶ月目:留学先の決定(国、学校、滞在先、支払い金の準備)

・条件出しから決定まで3、4回は必要です。
 条件に見合ってなかったり、寮の空きがなかったりします。
・ある程度希望に沿えば、概算を出してもらいます。
 支払いは当日のレートで決定するのですが、そもそも予算内に収まるか検 
 討が必要です。私は住まいが無いのが一番怖いと思って、コースと期間中
 の寮を全額支払いました。その他にも出発までに下記が掛かります。
    ・VISA申請費(申請料、健康保険料等)
    ・VISA書類準備費(私は専門業者へ依頼したため依頼料+翻訳代、
             各種証明書発行料(英文なので費用が高い)等)
    ・航空券
    ・海外留学保険

そのほか現地での生活費も娯楽費も掛かります。
もともとの物価高に円安がのしかかり、想定以上に現地の生活費がかかっています。想定していたのにその想定の上です。。。。予算管理必須です。。。。

3〜4ヶ月目:健康チェック・病院通い / VISA申請書類準備(※資金証明準備は早めに) / 送別会の嵐

仕事は有休消化を迎えここからは仕事をしていません笑
なので悠々自適に、健康チェック・病院通いをこれでもかと言うぐらい欲望のままに実行しました。留学先で出来るだけ楽に生活するかで実行したものもあります。実際ダウンタイムが必要なものもあり、仕事がないので実行できたことが多いです。有給様様です。
何をしたのかは個人的重要事項順に下記にリストアップしてみました。
 ・耳の手術(真珠腫性中耳炎手術、4日ほど入院。もともと耳の聞こえが悪 
      く、大学病院に行ってようやく原因判明したので進行ストップ
      のために手術決意しました。英語勉強するのに難聴放置して 
      いくのは無いだろうと。)
 ・人間ドック
 ・レーシック(コンタクトがないと何も見えず生活ができません。海外でコ
      ンタクト無くす、ロストバゲージに合う、と想像したら恐ろし
      く、早々に実行を決意しました。)
 ・皮膚レーザー(シミかと思ったらウイルス性のイボだと判明。このままで
      は増えていくと言われました。美容クリニックではなく皮膚科
      へ行ったことを自分で褒めてます。)
 ・アートメイク(マユ墨です。眉毛が本当にない私には前からやってみたく
      て実行。眉毛さえあれば化粧は日焼け止めだけでもいけるか  
      も、と言う期待もあり。実際は学校の皆様ちゃんと化粧してら
      っしゃるのでそれなりにしていますが、楽さが違います。)
 ・歯医者+ホワイトニング(今までも定期的に実施していました)
 ・フェイシャルエステ(今までも定期的に実施していました)
 ・ヘアケア(今までも定期的に実施していました)
 ・ボディトリートメント
 ※ちなみに2ヶ月間限定で毎日パーソナルトレーニングに通っていました。

この2ヶ月は送別会&病院・クリニックの予定+ダウンタイムの予定&VISA書類の準備でスケジュールを組み立て。

送別会は、私が年始の忙しい時期に最終出社日を迎えたので、少し落ち着いてからと言うことで、この2ヶ月間で色々なところで開いて頂きました。なのでダウンタイムを考慮して色々な施術日をめちゃめちゃ調整していました笑。
また出発前には賃貸を引き払い実家に一時的に戻ることにしたので、その準備もしていました。具体的には荷物を減らすために、メルカリに色々な物を出品し発送し、友達に欲しいものを分け、溜まりに溜まった物を片っ端から吟味して廃棄していきました。

VISA書類は資金証明が一番手間が掛かる。

・申請書類穴埋め(細かいので地味に時間がかかります。
         慣れない英語にも手間取ります。)
・大学の卒業証書・成績表取寄せ
(英語版)
・志望動機エッセイ作成→英訳
(自力)
・資金力の証明集め
 ※給料明細6ヶ月分を提出

 ※財政証明
  → 私の場合株を資金源にしたのでそのルート証明が面倒でした。
   銀行の残高証明(英語版)+過去半年の取引履歴(英語版が無いので翻訳)
   →ここで取引履歴に急に大きなお金が入っていた為、
    入金元の残高証明+取引履歴が必要。
   これが個人の諸事情もあり、なかなかに大変でした。3週間ほど、銀
   行に行っては書類を出してもらい、証券会社と電話しては書類を郵送
   してもらい、VISA申請の代行会社からこれも必要と言われ、また同じ
   やり取りを繰り返す、と言う日々を過ごしました。
 ちなみに戸籍なども提出したのですが、翻訳が必要なものはしっかり信頼
 できることを証明する必要があり、これも専門業者依頼し翻訳者サイン入
 りを作成しました。これが結構高い(泣)

5ヶ月目:VISA申請、許可待ち ※ドキドキ期間

結局何やかんやでVISAが申請できたのは4月頭でした。
3週間ほどかかります、とHPにはありましたが、結局は1週間で申請が降りました。短かったですが、ドキドキして落ち着かない日々でしたね。

この時期は賃貸退去、故郷へ引越し、出国準備をしていました。(1年留学なので色々なものを買い出しました。主に基礎化粧品やヘアケア用品です。)
また故郷への引っ越しは20数年ぶりなので、色々なものの手続き必要だったりでやけに疲れました笑
また退職後の役所の手続きや退職金の申請もこの時期でした。もし退職後すぐ飛び立ちたい方は、退職後手続き必要な事項を調べておいてください。
自分でしなければならないのか、親族に代行可能なのか。くれぐれも損だけはしないように。
私は退職日から1ヶ月は日本にいる期間を設けることをお勧めします。

6ヶ月目:最後の国内旅行(親と温泉に行きました。温泉恋しいです。)

この時期は実家で穏やかに過ごしていました。
4月にも友人と温泉旅行をしたのですが、どうしてももう一度行きたく親と温泉旅行に行ってました。ちなみに出国前日には空港近くの温泉付きホテルに泊まって締め温泉をしてから出国しました。それでも温泉、というか湯船が本当に恋しいです。。。。
あとは買い出しとパッキングの繰り返しです。入れては出し、出しては入れ、重量オーバーとの戦いを何日もしていました。暇だからできたことです。ちなみに事前に購入したものには下記もあります。
  ・SIMカード(UKから取り寄せ、出国数日前にアクティベート)
  ・WISEカード(デビットカードみたいなものです。
         実際生活にはこれしか使っていません)
また故郷の役所で留学中の年金や健康保険、住民票のことなどで、数日通いました。一度やれば難しくないのですが、何事も初めては分からないことだらけで時間が掛かります。

ちなみに出国数日前には東京に出てきたので、ここでもここぞとばかり美容と友達との約束や食事会、送別会と予定詰め詰めにしてました😆

後半はアラフォー・15年越しのブレイクタイムもあってやりたい放題ですが、前半〜中期の計画・準備は仕事しながらは本当に大変だと思いますので、準備に疲弊しないように期間設定してください
そして

せっかくのブレイクタイムなので、ぜひゆっくりする時間も十分に確保してください(^ ^)
それが最高の留学経験への準備運動になります!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?