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恋人同士

『朝日の恋人』という漫画があって(読んでいない)なんてハイカラなタイトル(⁠灬⁠º⁠‿⁠º⁠灬⁠)⁠♡と田舎の小学生だった私は思っていました。便利になった今、検索したら……アラ?こんな絵柄だった?!となっております(笑)


近代短歌において「恋人」という言葉が落合直文によってはじめて使われたそうな。

砂の上にわが恋人の名をかけば波のよせきてかげもとどめず

文芸誌『明星』創刊号

落合直文は1900年(明治33年)生まれ、宮城県気仙沼出身の歌人・国文学者。文芸誌『明星』(与謝野鉄幹主宰:新詩社刊)創刊号に寄せた短歌だそうです。

恋人というと『詩とメルヘン』で知ったサトウハチローの詩を思い出します(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

『これが恋人同士です』

赤が好きだと つぶやけば
黄色が好きだと 反対する
これが恋人同士です

そのくせ そのくせ
赤と黄色をまぜあわせた
オレンヂ色の夕焼けを
肩をすりよせ ながめてる
これが 恋人同士です

サトウハチローは1903年に東京生まれですが、父親が弘前、母親が仙台の出身。ご自身も「ボクの血の中には東北のものが流れているから、田舎の詩を書くのに何の苦労もしない」と言っていたそうです。また秋の歌が多いような?と思っていたので「季節は秋が一番好きなんだろうな」と想像していましたが「本当は春が好きだった」と息子さんがインタビューでこたえていました⁠(⁠‾⁠.⁠‾⁠“⁠)⁠ 「日本人はセンチメンタル民族」で「朝よりも夕方が好きな民族」だとも言っていたとか……言われてみれば…そうかもしれない!

夕方、夕焼けというと世界中から夕焼けが消えてしまう?!という小説がありました。読んだのはだいぶ前でほとんど覚えていないという(;´д`)トホホ…!


夕焼けは消えてはいけません。だって「希望」ですから(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠♡

『希望』    きのゆり
 
太陽は
いつも
明日に向かって
動いている

だから
美しい夕焼けが
描けるのだろう

こんな
ばら色の希望を
わたしも持ちたい

未だにnoteには何を書いていこうか迷走中でありますが、見つけて下さり感謝ですm(_ _)m