ヲタク、魂の駄文
こんにちは、大地です。
僕が大学生時分その存在を知り、以降ずっと応援し、それは次第に敬愛に変わり、もはや崇拝の域までいきながら存在を追いかけ、気づけば自分自身ステージに立つ人間になりながら背中を追いかけているロックバンドUNISON SQUARE GARDENさんの20周年イヤー完結イベント「UNISON SQUARE GARDEN 20th Anniversary LIVE FINALE "fun time tribute"」に行ってきました。
以下は一個人のヲタクの備忘録になるので基本敬称略で失礼いたします。
いやぁー、感動した!
まず発表の時点で感動していたんですよ。
2024年は20周年ということでずっーとライブ中心に駆け抜け続けている真っ只中の9月に大阪城ホールで2Daysワンマンして、そこで満を持して周年のファイナルイベントとして大発表。
城ホール2Daysの3ヶ月後にインテックス大阪で主催イベント。誰が出来るんだそんな事。ユニゾンスクエアなんとかか。
本当に皆さんにもバンドをはじめてみてもらってお客さんを100人、いや10人、なんなら1人でも『自分達を目当てにライブにきてくれる』という大変さを知ってみてほしい。そんな非常に大変で、とても貴重な1人1人が集まりに集まって「好きなバンドの20周年の最後を一緒にお祝いしたい」と何万人もクリスマス真っ只中に大集合したんですよ。もう奇跡ですよコレは。奇跡と言わずしてなんという。
思えば初めての武道館からMステやら舞洲ワンマンやら何やら色んな奇跡みたいな瞬間を見させていただきました。1ファンとして感謝しかない。ずっーと好きで、追いかけ続けてきてよかった。
そんな最先端の奇跡の一夜、楽しかったー!
僕は普段だいたい開演にあわせてライブ行くタイプなんですが、全体の雰囲気も楽しみたくて初めてくらい開場前から現場に行ってみたらもうフェスよ。実際にフェスで使われてる会場なんで当たり前っちゃ当たり前なんですが、これを1バンド主催でやってるって考えたらちょっと笑っちゃった。
前代未聞の、音源も選曲も未解禁のままのトリビュートライブという聞いた事のない大枠の中で、最初と最後に主催のユニゾンがライブして、転換中はラジオ形式でユニゾンメンバー3人は延々話し続けるという超ハイカロリーなイベント。
自分で置き換えて考えてみて…いやちょっと意味不明過ぎて置き換えて考えらないですね。しかもライブ後はそのままFM802に移動して公共の電波の生放送ラジオ出てましたからね。前日までの仕込みも確実に大変だろうし、当日入り時間も絶対早いし実働何時間なんだ…
そんな中、ノンアルとはいえ飲みながら出演アーティストのライブを見続けて、ライブ前のルーティンも放棄して、なんであんなライブが出来るんだ……めちゃくちゃすごい(アホの感想)
出演されてた各アーティストさんの選曲・カバーもリスペクトや愛を感じながらもそれぞれがそれぞれの味出てて本当に良かった…これはXにも書きましたが、フレデリックさんの世界はファンシーと光村龍哉さんのセンチメンタルピリオドが特に好きだったなぁ。
世界はファンシーは選曲そのものとキー変更によるフレデリックというバンドのマッチ具合とソロ回しが天才でした。カッコよかった。ヲタクやのに語彙少なくてすみません。
光村さんはNICO時代にライブを観ることが叶わなかったので今回初めて生でみましたが、歌うま過ぎてちょっと笑いました。久々に歌うま過ぎる人みて笑ってしまった。Superflyさんとスキマスイッチさん以来かも。
斎藤さんとのセッションも100億満点でした。ヲタク特有のクソデカ採点すみません。
そんなそれぞれが大型フェスのヘッドライナー級の方々からのバトンを受けたUNISONのライブはというと……その前にまずWELCOMEアクトとしてのUNISONをば。
いや、プログラムcontinued(15th style)はじまりズル〜!今回もばっちし歌詞変わってたからプログラムcontinued(20th style)になるのかな!?
15周年の舞洲で披露してから5年間頑なに温め続けて一切ライブでやっていなかったのを満を持してここで放出は反則でしょう。会場にユニゾンばか(斎藤さん命名)しかいないから、曲はじまった瞬間の全体の沸き具合もなんか嬉しかったな。
からの傍若のカリスマ。ライブ後にオチケンさんに選曲理由を聞かれて「早めに処理しとかないと飲んで疲れた後に出来ない」と嘯いてはったけど、2曲だけのセクションで新規の方も聴きたいであろう曲をしっかり持ってきてくれた感じも会場全体誰一人置いていかないような配慮に感じて嬉しかった。
傍若のカリスマはライブでみたら本当に意味不明でした。カオスが極まるで意味不明さは天元突破したかと思っていたけどなんでずっと更新してはるんだろうか。とりあえず2曲だけでも大満足でした。
そしてそしてCLOSING ACTとしてのUNISONは……
斎藤さんの「本家!」のひと言から各アーティストがカバーしてくれた7曲を次々に披露していく様が流石に圧巻でした。正しく「対バン」していた。
ここでヲタクとしてちょっと触れておきたい事は、ステージ背景がバックドロップではなく映像で、各アーティストがカバーしてくれた曲が披露されるたびにライブ中に曲名が書き連ねられていって、最後バニラズさんで7曲完成したんですが、その背景の文字がUNISON本家が一曲披露していくたび一色ずつ色づいていき、最終七色になるというね。世界は七色になる!というね!!!ヲタク心をわかってますねぇーーー!!!!!!!!天才!!!!!!!!!!!
個人的には久々にライブでワールドワイド・スーパーガールとマイノリティ・リポート(darling, I love you)聴けて嬉しかったですね。
そのあとMCを挟んでからの、さわれない歌。
この曲、好きなんですよ。
2015年の武道館あとに行ったUNISONのライブが、12月のオリックス劇場やったんですが、当時ぼくはバリバリブラック企業で社会人やってまして。
毎日残業続きで、この日も普通やったらライブ行けない感じやったんですが何とか気合いで仕事終わらせて爆速で会場にむかって。ギッリギリ開演に間に合って1曲目が斎藤さんのアカペラはじまりのさわれない歌。コレは本当に泣きました。正直武道館のセンチメンタルピリオドより泣きました。
さわれない歌→シャンデリア・ワルツ→フルカラープログラムの終わり方は、特に異論ある人いないくらい綺麗なセトリの組み方だったんじゃないでしょうか。プログラムcontinuedはじまりフルカラープログラム終わりも痺れるくらい超綺麗ですし。
コレにさらにプラスして普段みられない御三方のライブ見ながらの楽しそうな姿に、オチケンさん・出演アーティストとの楽しそうな絡み…特に光村さんとは短い時間ながら20年の思い出に花が咲いてそうで、最古参の人でもないと知らないような話が聞けたり…いやぁ、本当に、本当に行ってよかった……
開場から5時間トイレも行かずスマホもイジらず立ちっぱなしもなんのそのでした。わりと誇張抜きに人生最良のクリスマスやったかもな……
UNISON SQUARE GARDENは関西バンドではないのに、15周年も20周年もこんなに関西・大阪を大事にしてくれて心からありがとうございますと関西人を代表して御礼申し上げたい。ぼくも自分らの事を大事に扱ってくれる土地や人を大切にしていこう。
と、これ、なんで大して文章量もないのにこんなに遅くに文章公開したかというと、一度書いてたのがほぼ消えたからです。ツラツラとライブ後のテンションで書き連ねてて保存してなくてもnoteは下書きに残ってるやろと油断してたらなんかなくなってた。バリショックを受けながら日々ちびちび書いて、自分のためだけに本日公開まで漕ぎ着けました。もっとなんか色々書いてたねんけどな…悔しい…!!
とりあえず20周年も終わり、センチメンタルピリオドをこんなにライブで聴ける年はもうそうそうないんかなぁと思いつつ、大好きな曲を1年中聴かせてくださってありがとうございましたの思いでいっぱいです。
大きな節目の周年ということもあり、いつも以上に熱量高くSNSとかでもユニゾンユニゾン言い続けてしまった感じがあるので、2025年は普通のヲタクに戻って、いつも通り大きいのにまったく見えてこない背中を追いかけ続けたいと思います!25周年イヤーは絶対何らかの形で絡むためにバンド、頑張るぞ…!!!