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11.ローマ1:7 神に愛されている聖徒たち

ローマにいるすべての、神に愛され、召された聖徒たちへ。私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにありますように。

ローマ人への手紙1章7節、新改訳聖書2017版

パウロの手紙はローマにもたらされ、教会で読み上げられます。その人々に向けて、ここで最初から恵みによる神からの召しと聖さを強調しています。

一般には、「聖徒(あるいは聖人)」は信者の中でも非常に特殊な人物を指して使われます。けれども、パウロはすべての信者を「神に愛され」ている人々として、また「召された」者として、さらには「聖徒」とされた人々として同じ目線で見ているようです。

どのようにして私たちは聖徒とされるのでしょうか。

ローマの教会は、福音を聞いて信じた人々でした。それでも、神の愛のうちに神への従順さにおいて成長し続けるように、福音を思い返す必要がありました。

そしてパウロは彼らのために祈ります。私たちの生活の初め、礼拝のはじめに、このように祈ることが良いでしょう。「私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにありますように。」

こうして、より詳しく語られていくキリストの言葉の通りに愛のうちに成長することを期待して、 日々を過ごすのです。

考えてみましょう:神に愛されていることを確信していますか。そして教会と共に使徒パウロによって伝えられている教えに従って神を愛し、神への従順さが成長するよう期待していますか。


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