年の瀬行く年私のお話#14ほぼミサンガ
こんばんは。透々透です。みゆきです。
昨日までの反省を踏まえて、今日はちゃんと散歩をしてきました。ルートはいつもの平方根なので省略しますが、いやはやしかし今日は中々に綱渡りな散歩でした。
喩えるならそれは地上74mの架け橋、ブレイブメンロードを渡るような気分です。鉄骨と靴の中心線だね……ではないですが、白線と靴の中心線を遊ばせながらわたくしは今日も地球の重力を感じてきました。今もですけれども。
さてでは私はなにゆえこんなに追い詰められて(?)しまったのかというと、そう、ついに私が購入したヘアゴム(メイドイン百均)がついに虫の息になってしまったのです。ああ、そろそろ変えないとなというサインではありますが、何しろ私ポニーテール歴は未だ4か月、ぼさぼさラーメン歴1年と、ヘアゴムが天に召されるような時間をこの髪型と共にまだ過ごしておらんのです。
そんなわけで、「ああ、私もついにこの域に来たのか」と一人嬉しくなりながらも、「これって散歩中に切れたらめんどくさくない?ない?」という不安とも戦っておりました。そう、これが鉄骨という訳です。
ヘアゴムって結構千切れるものなんですね。いえ、まだ千切れていないのですが、わたくし馬になる前のラーメン時代にはヘアゴムを複数持つことの意味はちっとも知りませんでした。髪を結ぶのにさえ、複数使う結び方もあるということや、割と千切れるという事を知ったのはそれこそポニーテールにし始めてからです。
こういうポイントを知れるというのはとても嬉しいことで、短髪ラーメンっ子だった頃、もっと早く決断したかったとさえ思います。
それでは今日は短いですがこんなところにしておきましょう。
今日のお散歩の成果をば。
今日はヘアゴムのいとはかなきを知ることが出来た、クエスチョニングになってからの数少ない私の記念日の一つになりましたわ。なりたい姿になるってとっても勇気がいることで、実践できている人もそれなりにいるけれど、そこまで踏み出すのにとっても時間がかかる人もいるのです。どんなにちょっとずつでも、足踏みだったとしても、何もしていない/出来ていないように見えてもその精神的な葛藤には確かな軌跡が残っているものだと思います。なので、どんな些細なゴムの寿命という事だったとしても、私にとっては大切な一部であったのです。
最後に今日の一句を添えて。
日々と結う
瞬く中に
光芒を
透々透