あまり良くない詐欺案件の判断方法
SNS等で「この案件は○○だから怪しい」などとよく言われますが、正しく考えないと間違った判断につながります。
1.「○○が紹介している」から
泉、玉井、坂本、蝶乃、小野里、渡辺、小平・・既に高い悪名も得ているインフルエンサーが山ほどいて、新しい詐欺的案件を紹介し続けています。
彼らが紹介している案件はもれなく怪しいです。ですが、「○○が紹介している」から「怪しい」という考えは良くないです。(体裁として)彼らはただの広告塔ですし、
のページを見ると、彼らに変わる(彼らのポジションを奪おうとしている?)新たな詐欺商材販売者・詐欺案件紹介者が日々生まれているようです。
誰が紹介していようが、詐欺は詐欺です。
2.「利率が高すぎる」「元本保証している」から
最近、海外の投資案件や情報商材で「月利20%以上」とか「元本保証」などと謳い、MLMで勧誘しており、バカな(フリをした)ヤツが、バカなヤツから金を巻き上げようと活動しています。
で、やっぱりこういうのは詐欺なのは間違いない訳ですが、上記のような考え方だと、「一見堅そうに見える、年利6%」とかの案件に引っ掛かる可能性があります。
ジャパンライフとかがそうですね。あと、カボチャの馬車やレオパレス21みたいな不動産投資(「投資」じゃないだろ、と言いたいですが)。また、まだ事件化はしていないので実名は出しませんが、不動産に共同出資するような会社などもあります。
結局のところ、利率がどれだけであろうが、元本保証があろうがなかろうが、「その会社がどのように収益を得ているのか」、「資金調達の方法が合理的か(銀行から低金利で借りないのはなぜ?)」、「資産の管理はどのように行われるか」、など総合的に判断することが必要です。
余談ですが、月利20%を目指すのは、割と簡単です。
ボラティリティの高い金融商品か、ボラは低くてもレバレッジをかけて、短期売買を繰り返えすだけです。代表的なモノとして、FX、株式指標・商品先物などの差金決済(CFD)があり、実際にそれくらいのパフォーマンスをある程度の期間継続して出しているトレーダーも、(多分)結構います。
ただ、1回の判断誤りで投資額以上の金を失うリスクもありますから、トレーダーは相当神経すり減らしているハズです。