ゴールデン街の女

今日はアルバイトの話をします。

お笑いを始めた16歳から現在まで、色んなアルバイトをしてきました。

パッと思い出せるのだと、

コンビニ
サッカーのインストラクター
スノボのインストラクター
結婚式やイベントの司会
オンラインゲーム会社
食品メーカーの営業
居酒屋(庄や)
アパレル(ギャル服と古着屋)
美容院の受付
ドリンクの検品
工場
飲食店(焼肉、焼き鳥、パスタ屋など)
遺品整理

などなどやってきました。

我ながらいっぱいやってんな!笑

そして現在、ゴールデン街で一日亭主として働いてます。

今までしたアルバイトの経験上、接客業が向いてるなと自負していた私は、今まで働いた事がないところで働いてみたくて「飲みに行った事はないけど、昭和っぽいあの街の雰囲気が好き」という単純な理由で、ゴールデン街で働き始めました。

働く事になって早数年。

私はこの仕事が好きです。

街も含めて人も好き。

お笑いの仕事優先に融通を利かせてシフトを組んでくれるオーナーにも感謝だし、明日覚えてなくても何も困らない会話をして笑いあえる友達のようなお客様も好きだし、お笑いで話せそうなエピソードも沢山出来たりと、今やってるスナックネタに通づるところもあったりします。

なので、お笑いの仕事の日以外は全て埋まるぐらい休みなく働いてたこの仕事ですが、現在はコロナの影響で3月半ばからお休み頂いています。

そしてゴールデン街自体も、区の休業要請を受け、現在ほとんどのお店が閉店しているそうです。

生活する為にはお金がいる。

私のようなアルバイトは働けなくなって収入が無くなったとしても、ゼロになるけどマイナスではありません。

ただ、家賃がかかるオーナーさんはお店を閉めれば、マイナスになってしまいます。お店を続ける為に、アルバイトの子を解雇せざるおえなかったり、オンライン上でお店をオープンして課金してもらったり、お弁当のデリバリーを始めたりと色々工夫しているそうです。

そうやって、何とかお店を続けてる所もあると聞きますが、残念ながら、完全に閉店してしまったお店もあるそうです。

ただただ悲しい。大好きだったあの街が変わろうとしています。

思わず「ゴールデン街の為に、私に出来る事ありせんか?」と聞くと「お笑いで売れる事だよ!」と苦しいはずなのにそうやって声をかけてくれたり、馴染みのお客様には「またコロナ落ち着いたら行くからね!身体気をつけてね!お笑い頑張って!」とSNSで連絡を貰ったりと、その優しさに泣きそうになってしまいましたが、今は何とか耐えて、またあの活気がある街に戻って欲しいなと思います。

そしてコロナが落ち着いた時は、お笑いはもちろん!ゴールデン街も盛り上げられるように頑張りたいと思います。

それまで自宅で色々吸収して大っきくなりたいと思いますよ!(5合のお米を一日で食べきったけど、ご飯の話じゃないよ!)

また明日noteで逢いましょう。






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橋爪ヨウコ(こじらせハスキー)
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