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もっともっとかっこ悪くあろう。
〈ここだけ読めばわかるまとめ〉
・ぼくは耳がわるいけれど、新体操をしていた。
・耳がわるいから、コンプレックスを抱えた。
・どうしてもカタチや体裁を整えてしまうわるい癖
・学んだことを生かし、おどってみる。
・呪縛から解き放たれたことを知る。
・心が叫びたがっている。
・もっと、もっとかっこ悪くあろう。
・カタチをととのえるのは後でいい。
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こんにちは、ピエロの学校にかようためにスイスに移住したダンボです。
ピエロの学校で受ける授業の成果を感じずにはいられないことが起き続けています。
たとえば、ダンス。
ぼくは耳がわるいけれど、男子新体操をやっていた。
男子新体操は身体の動きをとおして、躍動感やリズムを表現するスポーツ。
耳がわるいことでリズムがわからず、魅せる身体の使い方に悩んだ。
そして、プライドが高く、恥ずかしいという気持ちから、どうしてもカタチだけを整えてしまう癖があった。
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カタチだけにこだわる人がつくった作品は誰のこころも動かさない
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体裁だけ整えた作品なんて、おもしろくもなんともない。
ぼくにはそんな思い込みにこころを支配されていた
が、しかし...だ。
そんな思い込みも授業がとりのぞいてくれたように感じている。
もっともよかったのは「演じることに全力になれる」ということ。
ひさびさにビデオを撮るために公園へとむかう。
「どうせだったら、授業で学んだ身体の使い方を生かしたダンスの作品をつくりたい。」
そんな思いを胸に秘めて。
2回目のビデオを撮り終え、ビデオを確認する。
そのとき、なにかがココロを突き動かした。
「あっ、これいける」と。
感情を込め、演じながら踊ることを決めた。
それが動画として形に残った。
ただ…荒削りである。
だけど、この動画にいる人は決して、耳がわるい人ではない。
ぼくが思うにこの人は
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叫びたがるこころに耳を傾け、素直に身体を預けられる人だ。
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もっともっとかっこ悪くあろう。
ぼくらは誰よりもこころを動かすプロだ。
今日も楽しんだ。
明日も楽しいに違いない。