インドのお買い物。粋なはからい。

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インドの通貨はルピー。
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ルピーの下にはパイサという単位がある。
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基本的にはルピー単価で値段がつけられていたので、

パイサを支払うことは稀。
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それでも実際の支払いにはVAT（税）が付くので、

計算上はパイサが発生する。
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VATのパイサは切り上げ・切り下げして、

ルピー単価で値付けしてくれているのだけれど、
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もちろんそうでもない時もあり、おつりにはパイサが発生する。
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だけどお店も自分もパイサを持っていない。
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そんなときはお釣りがないから、
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「アメ」をくれる。
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最初はそんなところに違和感があったわけだけれど、
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僕がいた町では、
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「はい、チョコレートあげる」
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と言って「アメ」をくれるおじちゃんが何人もいた。
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なんでだろ。
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粋なはからいだろうか。
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人情だね。
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⁡ちなみに反対にパイサ分をもらったアメで支払えたことはないので注意！
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インドの売店、

品揃え諸々、絶妙である。
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歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の云う

「Emotional intelligence とMental barance(変わるためのスキルとメンタルの柔軟さとコミニュケーション力)」
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そんなことを先取りしているようなインドのお店づくり。
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勉強になるなぁ。