凱旋門賞前哨戦回顧
こんにちは。
先週末に注目の前哨戦が多数行われ、凱旋門賞の勢力図が揃いましたね。
本当は、月曜日にレースを見たかったのですが、グリーンチャンネルの見逃し配信が火曜日だったため、今日までレース結果を見ずに我慢しました(できれば、日曜日の生放送の見逃し配信ができることを希望したいですね)。
この記事では、その中でもセントレジャーS、ヴェルメイユ賞、フォワ賞を回顧します(ニエル賞は有力馬回避のためこの記事では割愛します)。
土曜日に行われた愛チャンピオンSについては、こちらの記事で書いています。
https://note.com/dulich/n/nb725b88e88e6
1、セントレジャーS回顧
日本の菊花賞の元となったドンカスター競馬場で行われるイギリスの伝統の長距離レース。このレースから凱旋門賞には直結しない傾向がありますが、今年の勝ち馬ハリケーンレーンは非常に楽しみですね。
道中は、中団を追走し、直線では、一度は抜けだしたモージョースターを並ぶと、あっさり交わし、脚色衰えす先頭でゴールしましした。
このレースパフォーマンスは非常に強いですし、本番の凱旋門賞でも十分に通用するくらいの勝ち方だと思います。
凱旋門賞は日本でも馬券発売がされるので、その際に非常に注目の馬だと思います。しっかりとその名前を覚えておきたいですね。
2、ヴェルメイユ賞回顧
ヴェルメイユ賞の注目はなんと言っても、スノーフォール。ここ3戦の大楽勝ぶりで現地のオッズでも単勝1.1倍の圧倒的支持を得ました。
ディープインパクト産駒でもあり、日本でも非常に注目されている馬です。私自身も、ディープインパクトの凱旋門賞はTVで観戦し、非常に悔しい思いでした。その仔が凱旋門賞に向けてどんな走りを見せるかその点が注目ですね。
レースは、ラジョコンドが逃げる展開。スノーフォールは中団の5番手を追走しました。コーナーまでは1000M以上、ロンシャンの直線は長いです。
フォルスストレートに入っても、スノーフォールは、5番手の追走で最後の直線に入りました。最後の直線、外からスノーフォールは伸びるも、先行し粘るティオナを捉えることができず2着でした。
直線でジリジリと伸びるシーンは、3歳時のディープインパクトの有馬記念を見ているようでした。しかも、勝ったティオナは実績でも大きく劣るため、解説の合田さんもおっしゃっていましたが、これはなんとも言えない結果になりましたね。
これで凱旋門賞は、大混戦必至になりました。スノーフォールは3歳牝馬で有利ではありますが、今日のメンバーに敗れたのでは、本番でセントマークスパシリカ、タルナワ、アダイヤー、ハリケーンレーンなど強豪馬が出てくるので、少し厳しいのではと感じるところでありましたね。
逆にいうと、クロノジェネシスにとっては、チャンスが増えましたね。凱旋門賞に向けて、どんな調整過程を歩むのか非常に注目ですね。
3、フォワ賞回顧
続いて、日本からディープボンドが出走するフォワ賞について回顧します。
現地の1番人気はスカレッティ。ディープボンドは4番人気と現地でもそこそこの評価を受けています。日本での阪神大賞典でも勝ち方は非常に強いものだったのでこのメンバーでも十分に戦えると思います。フォワ賞を勝利した日本馬はオルフェーブル、エルコンドルパサーと共に凱旋門賞2着と構想しているので頑張ってほしいですね。
そのディープボンドは好スタートから一気にハナに立ちました。2番手につけたのは、ブルーム。1番人気のスカレッティは5番手付近を追走しました。
逃げたディープボンドはフォルスストレートでも差を広げ、直線でも食い下がるブルームを最後まで振り切り、先頭でゴールしました。これは本当に素晴らしい勝利でした。2着のブルームは、今年のサンクルー大賞を勝利した実績馬ですからこの勝利は非常に大きいです。
ロンシャンの馬場も走りを見る限りではあってますし。父キズナが4着と好走した凱旋門賞でその仔がどんな走りを見せるか一気に注目度が高まりますね。
クロノジェネシスに注目が集まる日本馬ですが、ディープボンドも世界で十分に戦えることを走りで示しましたね。
本当に素晴らしい走りでした。凱旋門賞に向けて非常に楽しみです。
4、凱旋門賞戦線について
先週の重要なステップレースをで凱旋門賞の戦力図が見えてきましたね。
それまで抜けた1番人気に支持されたスノーフォールがヴェルメイユ賞で敗れたことで一気に混戦ムードになりました。
14日、火曜日現在での単勝オッズは、
1番人気 タルナワ 4.33倍 2番人気 スノーフォール 4.5倍 3番人気 アダイヤー4.5倍 4番人気 ハリケーンレーン 5.5倍 5番人気 ミシュリフ 10倍 6番人気 セントマークスパシリカ 13倍 6番人気 クロノジェネシス 13倍 9番人気 ディープボンド 17倍
かなりの混戦ですね。フォワ賞勝利でのディープボンドの評価とこの混戦ムードで相対的にクロノジェネシスの評価も上がってきましたね。
日本でも馬券が発売されるだけに凱旋門賞までの各馬の調整は非常に重要になりますね。
凱旋門賞当日が非常に楽しみですね。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。