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日本ダービー追い切り注目馬と展開予想

 こんにちは。

 日本ダービー出走馬の追い切りが終わり、枠順も発表されました。この記事では、日本ダービー追い切りの特に良かった馬をピックアップして、枠順確定後のレース展開を予想します。

1、追い切り注目馬

①エフフォーリア

1週前 南W 稍重 5F  69.0-53.7-39.2-12.0  3頭併せ、内、併入      最終 南W 良  5F 66.3-51.2-38.3-11.9  3頭併せ、中、先着、突き放す

 エフフォーリアは追い切り自体で目立つ時計を出す馬ではないので、追い切りの動きとしては十分でしょう。最終追い切りの動きは抜群で馬の調子は申し分ないです。

 あとは、横山武史騎手が最内枠からどう騎乗するかにかかっているでしょう。ここら辺については、また展開のところで書きます。追い切りの動きとしては申し分ないでしょう

②グレートマジシャン

1週前 南W 稍重 5F 67.0-50.8-36.8-12.9  併せ馬、内、併入       最終 南W  良 66.9-51.9-38.2-12.1  併せ馬、内、先着

 前走時からの変わり身を追い切りで見せたのはグレートマジシャンだと思います。それくらい追い切りの動きが良かったです。前走は、気持ち動きが少し硬く見えましたが、今回の動きは抜群です。

 東京コースはセントポーリア賞で圧勝した舞台ですから、コーヅが割は大きなプラスですし、打倒エフフォーリア候補として非常に楽しみな1頭です。

③シャフリヤール

1週前 CW 稍重 6F  83.5-67.5-52.5-37.5-11.7  併せ馬、内、先着、突き放す 最終 栗東坂路 54.4-39.7-25.4-12.1 併せ馬、内、先着

 シャフリヤールも1週前抜群の動きで調子の良さをアピールしました。毎日杯は非常にレベルの高いレースなので、エフフォーリアにも十分戦える内容です。

 最終追い切りは、輸送を控えてタイムは出しませんでしたが、それでも最後1ハロンは12.1とまとめており、十分に仕上がった印象です。

 この追い切り内容なら本番でも非常に楽しみです。

④ステラヴェローチェ

1週前 CW 稍重 6F  83.0-66.3-51.5-37.7-11.7  3頭併せ、外、突き放す  最終 栗東坂路 52.7-38.2-24.9-12.2  併せ馬、内、先着

 皐月賞の時は追い切りの動きは今ひとつに見えましたが、それでも3着に好走しました。今回の動きは皐月賞の時に比べると格段に良くなっており、この動きは本番でも期待が膨らみます。

⑤タイトルホルダー

1週前 南W 稍重 66.0-51.1-37.6-12.3 単走、軽快な走り         最終 南W 良 66.5-51.2-37.8-12.0 単走、2週連続でいい動き

 タイトルホルダーは2週連続で好タイムをマークし本番に臨みます。単走での追い切りですが、動き、タイムともに申し分なく好調はキープしているでしょう。

 単走での追い切りですが、皐月賞もこの追い切りで挑み、好走しているので問題ないでしょう。展開次第では、再度の好走の可能性も十分ありえそうです。

⑥ヨーホーレイク

1週前 CW  稍重 6F  80.5-65.4-51.1-37.2-12.2  併せ馬、内、先着     最終 芝 良 78.4-63.4-49.7-37.0-12.4  併せ馬、内、先着

 ヨーホーレイクは1週前の動きが抜群に良く取り上げました。併せ馬で最後は突き放した内容は、非常に評価できると思います。

 東京替りも大きくプラスですし、この馬も楽しみな穴馬だと思います。十分に馬券内に入る可能性が高そうです。

⑦ワンダフルタウン

1週前 栗東坂路 稍重 53.4-39.0-25.0-12.4  併せ馬、内、先着      最終 CW 良 79.9-64.5-50.3-37.4-12.0 併せ馬、内、先着

 ワンダフルタウンは1週前の動きを見ると?となりましたが、最終の動きを見ると問題ないでしょう。東京への輸送を控えていますが、強くおったということは好調でしょう。

 力のある馬なので、青葉賞からさらに状態の上がっている今回はチャンスだと思います。

 以上、追い切り注目馬として7頭を挙げました。挙げた馬以外にも、グラティアすもいい動きを見せていたので状態は非常にいいでしょう。

 人気どころでは、サトノレイナスを取り上げませんでしたが、動きは決して悪くはないものの最終追い切りが併せ馬で交わせなかった内容に若干の不満が残るため取り上げませんでした。ただ、力はある馬ですし、1週前の動きは非常に良かったので来ても全く不思議ではないと思います。

2、枠順発表後の感想とレース展開予想

 昨日、日本ダービーの枠順が発表されました。注目馬の枠番は、エフフォーリアが最内枠の1枠1番で他の人気馬が外枠に入った印象です。

 シャフリヤールは5枠10番、ワンダフルタウンは6枠12番、グレートマジシャンが7枠13番、サトノレイナスは8枠14番に入りました。

 他の有力馬が外に入ったことを考えるとエフフォーリアの内枠は一見有利に見えます。ただ、今の東京競馬場外差しも効いている馬場を考えると、展開次第では吉に出るか凶に出るか終わってみないとわからないですね。

 展開を握る逃げ馬は、バスラットレオンが大外枠に入りましたが、スタートを決めれば押してでもハナにいくでしょう。2番手はタイトルホルダーでしょうか。人気のエフフォーリアはスタートを決めれば最内からロスなく好位を立ち回りたいでしょう。

 エフフォーリアにとって大事なのは馬場状態でしょうか。今週はCコースですが、選手までは外差しも効いているので、直線どの辺りにポジションを取るか非常に注目になりそうです。

 他の人気馬は、エフフォーリアをマークする形で追走したいでしょう。外が伸びる馬場なら、エフフォーリアを外に出さないようにうちに閉じ込めたいでしょう。エフフォーリアに馬場のいいところに出られてしまっては勝負有りなので、エフフォーリアをマークしつつも、ある程度前にいきたいでしょう。

 サトノレイナスは各馬、エフフォーリアを目がけて早めに仕掛けるのであれば、この馬の末脚には自信を持っていますから、中団の後ろからじっくり脚を溜めそうな気がします。

 ペースは、バスラットレオンがハイペースで飛ばすペースを2番手以降の馬が平均ペースで追走する流れになるでしょうか。タイムは、先週のオークスが2.24.5ということを考えると2分23秒台は出そうな気がします。

 展開からの注目馬は、

タイトルホルダー、エフフォーリア、シャフリヤール、グレートマジシャン、サトノレイナス

 この5頭でしょうか。まず、タイトルホルダーがどのペースで追走するかが一つの大きな鍵になりそうです。

 あとは、エフフォーリアが最内枠に入ったので、1コーナーまでには、ある程度の位置につけたいです。行かないと外からどんどん来られて先週のソダシの二の舞になりそうですから。

 あとは、エフフォーリアの動きを見ながらシャフリヤール、グレートマジシャンも併せて仕掛けると思うので、その仕掛けどころが非常に大事になりそうです。もし仕掛けが早かったら、先週のオークスのようにサトノレイナスが大外一期で追い込んでくる映像が目に浮かびます。

3、まとめ

 以上、追い切り注目馬とレース展開の予想をしました。

 有力馬は、順調に来れているのであとはレースまでの雰囲気でしょう、関西馬は輸送もあるので、当日の馬体重は要チェックです。

 日曜日の東京競馬場の天気は晴れ予報なので、馬場に関しては良馬場での開催が見込まれるのでその点に関しては大丈夫そうです。

 枠順発表で難しさが増した印象です。エフファーリアの1枠1番をどう捉えるかが非常に大事になりそうです。もちろん、過去1枠はロジャーバローズ、キズナなど好走が目立つ枠ですが、今年はどうなるでしょうか。

 日曜日になるまで、馬場状態を見極めてしっかり予想したいですね。今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。日本ダービーの予想の参考の記事になれば幸いです。

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