Mリーグ新ドラフトについて
こんにちは。
Mリーグが5月に渋谷ABEMASの優勝で終了し、6月からは来シーズンに向けて、動き出しました。
その中でも特に盛り上がったのが、新チームBEASTJapanextの加入と新メンバーオーデションです。
他にも2年目になった神域リーグ、MトーナメントなどMリーグロスにならないどころか、逆にシーズン中より見る側も忙しくなっています。
麻雀を楽しめる機会が増えることは本当にありがたい限りです。
さて、今月末にはドラフト会議が開かれて、来シーズンの各チームのメンバーが確定します。
この記事では、今季ドラフトで注目の麻雀プロについて考察します。
契約更改情報
現時点で8チーム全ての契約更改情報が出ました。
セガサミーフェニックスが近藤誠一プロが今季限りで選手を勇退し、来季から新監督としてチームを率いることとなりました。
そして、レギュレーションで1名以上の選手交代となる赤坂ドリブンズは、村上淳プロ、丸山奏子プロが今季限りで契約満了となります。
他のチームは全員契約更新となりました。
まず、今季限りでMリーグを離れることになる3名の選手の方、本当に素晴らしい麻雀をMリーグという場で提供していただいたことに本当に感謝です。ありがとうございます。そして、お疲れ様でした。
なので、来シーズンは既存のチームから3名、新チームから4名、計7名のMリーガーが6/30に誕生することになります。
それでは、各チームごとの予想をしていきたいと思います。
BEASTJapanext
新チームのBEASTJapanextは、オーディション優勝者から1名、その他3名はドラフト指名で決定することとなります。
オーディションからは、菅原千瑛プロが優勝し、1人新Mリーガーが決定しました。
残りの3名、誰が選出されることになるか非常に楽しみです。
残りの3名の予想です。
醍醐大プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)
忍田幸夫プロ(麻将連合-μ-)
山脇千文美プロ(日本プロ麻雀連盟)
醍醐大プロは、オーディションファイナルに解説として呼ばれていたこと、最高位戦でのこれまでの実績を考慮すると選出される可能性は高いと考えています。仮にBEASTJapanextから選出されなくても後述するセガサミーフェニックス、赤坂ドリブンズから選出される可能性は高いです。
忍田幸夫プロは、Mリーグの解説に呼ばれて一気に注目度が高まりました。Mリーグでも大活躍されている小林剛プロと同団体で代表を務められています。
麻雀も非常に強く、先日行われたMリーグトーナメントでは、松ヶ瀬プロ、高宮プロ、和久津プロ相手に2連勝という圧巻の内容でした。
知名度、強さ、プロとしても魅力全て含めてMリーガーになって欲しいですし、Mリーグでも忍田プロの麻雀を是非見てみたいですね。
そして、山脇プロ。先日のMリーグトーナメントでは独特の発声で注目を浴びましたが、タイトルを多数保持している実力のある女流麻雀プロです。
鳴きや立直を駆使して和了を求める麻雀の姿勢は攻撃的なプロという印象ですし、チームとして求めている姿勢にも合致していると思います。
オーディションで優勝した菅原プロとの交友関係もあり、仲も非常にいいようですし、選出される可能性もありそうです。
セガサミーフェニックス
セガサミーフェニックスは男性プロ1名の指名になります。
近藤プロの後任ということですから、最高位戦の男性プロから選出される可能性は非常に高いでしょう。
そうなると候補として挙がるのは、現最高位の竹内元太プロ、BEASTJapanextオーディションで最後まで菅原プロと接戦を演じた新井啓文プロでしょうか。
もちろん、醍醐プロがBEASTJapanextから選ばれなかった時には、最有力候補でしょう。
麻雀遊戯王のMリーグチームを作ろうで近藤新監督が最初に選んだのが醍醐プロでした。醍醐プロがいれば優勝ですよと言っていました。
近藤プロがチームの雰囲気や人気も考慮に入れてチーム作りをすることが大事ということもおっしゃっていたので、どんなチームを作るのか本当に楽しみです。もちろん、近藤新監督が100%選出できる立場ではないかもしれません。
Mリーグの舞台で多くのファンを魅了した近藤プロが新監督として初の公の場でどのプロを指名するのか今から非常にワクワクしますね。
赤坂ドリブンズ
そして、赤坂ドリブンズ。
最低女性1名を含む2名の指名となります。
おそらく男性1名、女性1名の指名になると考えています。
注目は、最高位戦日本プロ麻雀協会から選出するのか、他の団体からの指名があるのかという点です。
昨シーズンに優勝した渋谷ABEMASが全て異なる麻雀団体から構成されている点から考慮すると違う団体からプロを選ぶというのが非常に期待値としても高いのではないでしょうか。
違う文化を取り入れることで風向きが変わる可能性もありますからその観点から予想したいと思います。
最高位戦から指名するとしたら先述した竹内プロ、醍醐プロ、新井プロでまだ指名されていないプロがいたら、ドリブンズ指名有力候補でしょう。
女性は、最高位戦からだと現女流最高位の西嶋プロ、圧倒的な成績で女流Aリーグに昇級した小宮プロが候補でしょうか。
ただ、他の団体から選出されるとしたらという点で考えてみます。
そうなるとまず、男性プロとして注目したいのは、日本プロ麻雀協会の現雀王の浅井堂岐プロ。
雀王決定戦では仲林プロ、松本プロ、渋川プロというMリーガー3名相手に協会の頂点に立った実績を持っていますし、麻雀を見ても本当にMリーグで見てみたいです。先日行われたオーディションでもオーラスの6萬切り含めて本当に魅せていただきました。
今注目のプロですから、他のチームに指名される可能性も十分ありますが、ドラフト最注目のプロです。
女性プロとして注目したいのは、日本プロ麻雀協会の逢川恵夢プロです。
IKUSAでは、決勝まで残りましたし、今の女流Aリーグで上位につけています。女流雀王2期連続を含め3回獲得など雀力、実績共に女流の中で最上位ですから、最高位戦以外の女流から選出されるとしたら1番に挙げたいです。
ただ、女流は激戦区で協会の水口美香プロ、連盟の一ノ瀬由梨プロ、白銀紗希プロ、内田みこプロなど名前を挙げればキリがありません。
人気のある丸山プロの後任ということでプレッシャーも凄いと思いますが、どのプロが指名されるか非常に楽しみです。
最後に
6/30のドラフトでは、新たに7名のMリーガーが誕生します。
BEASTJapanextのオーディションを勝ち上がった菅原プロは確定ですから、残り6名(うち女性最低1名)のMリーガーが指名されることとなります。
今年のドラフトの参考となるのは、2年前のドラフトです。その時は、EX風林火山が新メンバー1名をオーディションで決定するということを行っていました。その時優勝したのは、RMUの松ヶ瀬プロでした。
ただ、その時のオーデションで成績上位の本田プロ、伊達プロもそれぞれTEAM雷電とKONAMI麻雀格闘倶楽部にそれぞれ指名されています。
そう考えると、今年はBEASTJapanextのオーディション、IKUSAで上位に入ったプロには俄然注目が集まるでしょう。今開催中のMリーグトーナメントでも印象に残っている忍田プロや山脇プロにも注目です。
Mリーグ2023-24のドラフト会議はABEMA TVで6/30 17:00~放送予定ですから、今から非常に楽しみですね。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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