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安田記念回顧

 こんにちは。

 安田記念が終わったので回顧記事を書きます。

1、安田記念、レース前に感じたこと

 まず、心配された雨についてです。午前〜午後にかけて雨がしとしとと降りましたが、馬場には大きな影響はなく良馬場で行われそうです。これは、ひとまず安心しました。

 レースの時計も大きな影響は出ず、わずかに遅くなったかなという程度でした。8Rの3歳以上1勝クラス1400Mで勝ち時計は1.21.0、9RのホンコンJT(3歳以上2勝クラス)2000Mで勝ちタイム1.59.4でした。2レースとも勝ち馬が非常に強い勝ち方ということを考慮しても、とともにスローペースで流れたことを考えると時計は十分出る馬場でこれなら、安田記念の勝ちタイムは1分31秒台は出るかなと感じました。

 馬体重発表され、気になったのはインディチャンプの+6kgでしょうか。できれば、前走時からマイナス体重で出走して欲しかっただけにパドックでの馬体の雰囲気は注目したいところです。あとは、ダノンプレミアムは休み明けではプラス10kgというのは仕方がない面もあるにせよ、パドックの雰囲気は確認したいところです(とは言ってももう馬券は買ってしまいましたが😅)。

 パドックですが、雰囲気がいいのはサリオス、グランアレグリア、インディチャンプ、ケイデンスコール、シュネルマイスターの5頭ですね。特に、ケイデンスコールはパドックの雰囲気が非常によく期待が膨らみました。インディチャンプもプラス体重でも馬体は太く見えませんでしたし、雰囲気も非常に良かったです。ダノンプレミアムは、馬体がやや立派に見えたのとテンションの高さが気になりました。

2、安田記念レース回顧

 各馬揃ったスタートから先頭に立ったのは、ダイワキャグニーでした。2番手にトーラスジェミニ。その後にダノンプレミアム、ラウダシオンが続きました。人気馬の中では、インディチャンプが先行集団のすぐ後ろにつけ、その後にサリオス、グランアレグリアは後方から追走しました。

 1000M通過は、57.8と決して早いペースではなかったですね。そんなペースですから、直線の入り口では各馬馬群が密集しました。人気のグランアレグリアは直線の入り口では追っ付けながら馬群の狭いところをつきなんとか馬群を縫うように伸びてきました。

 ゴール前、一度はインディチャンプが先頭に立つも外からシュネルマイスター、ダノンキングリーが迫り、馬群の中からグランアレグリアが伸びてきました。ゴール前一度はグランアレグリアが抜け出したところをゴール前ダノンキングリーが差し切り、最後はグランアレグリアを差し切り勝利しました。

 2着はグランアレグリア。この馬本来の走りではなかったと思いますが、それでも2着に来るんですからこの馬は本当に力がありますね。

 3着は、シュネルマイスター。3歳馬での果敢な挑戦も3着としっかり結果を出しました。このメンバーの中で3着というのは、斤量差を考えても非常に立派だと思います。

 人気馬の中では、サリオスが見せ場がなく8着に敗れました。やはり、直線伸びきれなかったのは、やはり調整面の不安もあったかとおもいます。

 勝ちタイムは1.31.7。馬場状態を考えても標準的なタイムだったと思います。レースレベルとしても非常に高く、上位入選馬は今後も活躍が期待されるでしょう

 安田記念を終わって感じたことは、やはりこのレース一筋縄ではいかないなということです。これで6年連続1番人気の馬が敗れた形です。この時期のGⅠというは、やはり各馬の調整面も含めて難しいなと感じます。今月末には、上半期のグランプリ宝塚記念が行われますが、このレースも馬場状態込みでなかなか難しいレースです。また、近くなったら記事にしたいと思います。

 では、各馬ごとに振り返りたいと思います。

3、各馬ごとの回顧

1着 ダノンキングリー

 念願のGⅠ勝利となりました。力はある馬でしたが、調整過程がこれまでのものと異なっており、動きもそんなによくなかったため早々に馬券検討から外してしまいましたが、元々実績のある馬だったので今考えるとこれくらい走っても不思議ではないですね

 外の進路に持ち出し、使った脚は3F33.1というタイムでした。グランアレグリアが馬群で苦しむ中、この馬は外から一気に伸び最後はグランアレグリアを差しての勝利でした。

 日本ダービー2着、大阪杯3着とGⅠにはあと一歩届きませんでしたが、これでGⅠ初勝利となりました。今日の内容を見ると、状態がさらにアップすれば秋にはさらに大きいレースも狙えると思います

 今日の勝利、川田騎手、関係者の方々本当におめでとうございます。

2着 グランアレグリア

 今日は苦しいレースになりましたが、それでもよく2着に来れたと思います。

 直線に入ったところで、追っつけたときにはこれ馬券外に飛んでしまうかもと思いましたが、それでも最後は狭い馬群を割って2着にきました。

 これは、馬の地力でしょう。中2週で決して、万全の状態でもない中苦しいレースになっての2着はこの馬の力があることの証明だと思います。

 今日のレースは残念でしたが、春はタフな大阪杯を含め3戦使っているので、秋に向けてまずはゆっくり休養して欲しいですね。秋の最大目標は天皇賞・秋でしょうから、このレースに向けて更なる成長を期待したいですね。

3着 シュネルマイスター

 3歳馬の果敢な挑戦ですが、よく3着にきたと思います。外からの伸びは一流の古馬に引けを取らないくらいのものでした。

 この内容を見ると今後も成長が本当に楽しみですし、秋のマイルCSでも非常に楽しみな馬だと思います。

 今日のレースは立派な走りでした。

4着 インディチャンプ

 インディチャンプは人気馬の中では、早めにレースを進め積極的に絵レースをしました。最後はかわされての4着ですが、力は全く衰えていないですね。

 やはり、インディチャンプの適距離はマイルですね。秋は再度のスプリント挑戦にするのでしょうか。スプリントでスピード能力も身に付けているので秋以降の活躍も楽しみです。

5着 トーラスジェミニ

 このメンバーの中で5着に粘った内容は本当に立派ですね。東風Sの逃げ切り勝利の内容は非常に強かったですし、この馬は5歳ですが、着実に1戦ごとに成長していますね。重賞GⅡまでならメンバー次第ではチャンスは十分にあると思います。

 5着以下の馬についてです。6着カデナ、7着ダノンプレミアムは現状の力を出し切っていると思います。ダノンプレミアムは、順調に使えればGⅠを取るチャンスは十分にあると思います。

 3番人気サリオスは見せ場なく8着。やはり、大阪杯のタフなレースの後の調整が厳しかったのかもしれません。コントレイルは、宝塚記念回避を表明していますし、グランアレグリアも万全の状態で安田記念は使えませんでした。大阪杯組では、レイパパレが宝塚記念出走予定ですが、この馬の体調面についてもしっかりみていきたいところですね。

 期待していたケイデンスコールは10着。◉で予想したので、この記事を参考にされた方には大変申し訳ありませんでした。パドックの雰囲気はよく、直線でもいいところにいたので、それで伸びきれなかったのは力負けでしょう。今後のさらなる成長に期待したいところです。

 ラウダシオンはシンガリの14着。この馬は、走る時と走らない時が両極端なので、その見極めが難しいですね。ただ、京王杯SCを勝利するなど力はある馬なので、今後も重賞のメンバー次第では十分にやれると思います。

4、今後について

 安田記念のレース回顧は以上になります。

 今後の競馬記事ですが、宝塚記念はステップレース、追い込み、展開予想などの記事を挙げますが、その他のレースは重賞の予想のみを公開という形にしたいと思います。

 夏競馬は、気になるレースがあれば金額をかけますが、それ以外のレースは秋競馬に向けて予想するだけという形にします。札幌記念は、金額を書けると思いますが、それ以外のレースは無理にかけることをせず秋競馬に備えたいと思います。

 そういう形にするので今後もよろしくお願いします。

 記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


 

 

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