マイラーズC予想
こんにちは。
今日行われる2重賞のうち、フローラSは昨日記事にしたので、下記記事をご覧ください。ここではマイラーズカップの予想記事を書きたいと思います。
マイラーズカップ予想の前に、このことには触れなければなりません。昨日ケイデンスコール騎乗予定の岩田康誠騎手が阪神6Rの返し馬の際、藤懸騎手に対して騎乗馬でラチ沿いまで幅寄せを行い、粗暴な発言をしたということで即日乗り替わりという厳しい措置が出ました。これによって、ケイデンスコールは古川吉洋騎手に乗り替わりになりました。ケイデンスコールは、前走右回りでも結果を出し、馬の調子も非常に良い中でレースを迎えそうなだけに、◎予想をしていた人も多いと思います。予想をもう一度組み直さないといけないファンも多いでしょう。
最近は、木村厩舎のパワハラ、給付金不正受給、ばんえい競馬の馬蹴りなど悪いニュースが立て続けに起きています。コロナ禍の中で開催の中、頑張っている競馬関係者が多い中でこういうニュースが報道されるのは残念で仕方ありません。
岩田騎手も2Rの被害を受けたことで色々不満があったのでしょうか、幅寄せし暴言というのは対処の方法として非常に不味かったです。即日騎乗停止で日曜の騎乗予定馬が乗り替わりということでケイデンスコール以外の関係者も新しい騎手を急遽確保することになります。自身の行動で関係者に大変な迷惑をかけたので、騎乗停止期間の2週間はしっかりと反省してほしいです。
このことに関しては、別の記事でもっと深く考察したいと思います。
では、早速阪神競馬場の馬場と展開を考察して予想に入ります。
1、阪神競馬場の馬場状態とレース展開について
では、阪神競馬場の馬場状態ですが、一言で言えば東京ほどではないにしろスピード馬場が続いています。9Rのあやめ賞(3歳1勝クラス 芝1800m)で勝ちタイム1.46.0、10Rの丹波特別(4歳以上2勝クラス 芝1400M)で1.20.2、11Rの京橋S(4歳以上3勝クラス 芝2000M)の勝ちタイムが1.58.5となっています。
脚質の傾向としては、ある程度ペースが速くなっても先行馬1頭は残るレースが多く、前に行く馬の軽視は禁物でしょう。
それでは、レース展開の予想をします。ペースとしては、古馬重賞のマイル戦ということでペースは流れると見ています。逃げたいのは、ギベオン、フォックスクリークの外枠2頭と内ではダイワキャグニーでしょうか。この3頭が淀みない流れを作りレースを引っ張っていくものだと思います。
人気馬では、ケイデンスコール、アルジャンナ、ポンセルヴィーソは先行集団の好位につけてレースを進めるでしょう。その直後にエアロロノア、エアスピネルが中団から追走になりそうです。
勝ちタイムとしては、ペースが流れれば1分31秒台もあり得そうですが、1分32秒前半程度になると思われそうです。
2、マイラーズC最終結論
それでは、以上のことを踏まえて最終結論にいきたいと思います。
◎10エアロロノア
◎は現在1番人気になっていますが、エアロロノアとしました。3連勝の内容と追い切りの内容から、このメンバー構成なら重賞で即通用してもおかしくないと見ました。
条件戦で、過去2戦連続で2着に負かしたノルカソルカは前に行くと非常に渋とい馬で展開一つで条件クラスをいつ卒業してもおかしくない馬です。その馬相手に差し切り勝利を収めた内容は非常に評価できます。
追い切りも2週連続坂路で好時計を出し、最終追い切りでは併せ馬のもう1頭を突き放していましたからこの動きは非常に絶好調でしょう。
メンバーを見てもGⅠ級の馬というのは現時点ではおらず、ペースも流れればこの馬向きの展開になりそうです。1番人気でもこの馬の調子と成長力に期待して◎とします。
◯2エアスピネル
相手本線は、久々の芝レースになりますがエアスピネルに期待しますエアスピネルもエアロロノア同様2週連続追い切りで好タイムを出しており、久々の芝でもこの調子ならやれそうです。
展開も前が引っ張れば差し馬の出番もありそうです。ただ、近走はダートを使っており、スピード決着に対応できるかは1つ鍵になると思います。元々は、芝重賞でも結果を出していた馬なので、このメンバーならばある程度やれるのではと思います。
▲5ケイデンスコール
▲はケイデンスコールとしました。2走前の京都金杯では、得意の中京左回りで久々の重賞制覇、そしてこの馬の成長を見せたのが中山記念です。右回りでどこまでやれるかと思ったら、2着に入り、右回りへの対応力を見せました。
近2走のレース内容を見ると馬は非常に成長しており、調教の動きを見る分調子落ちもなく、このメンバーでは当然上位候補でしょう。ただ、鞍上が急遽古川騎手に乗り替わったのは不安要因です。初コンビとなる古川吉洋騎手でどんな競馬を見せるか非常に楽しみです。
以下△7ポンセルヴィーソ(近2走はハイペースを前目で運び結果を出しました。今回も同じペースにはなりそう。輸送競馬のダメージが残っていなければここでもやれそうです)13ワールドウインズ(前走は不発も、展開次第では巻き返しも十分ありそう。血統面も非常に魅力的な1頭)
ここまでとします。今年は抜けた馬がおらず難解なマイルGⅡです。ペース次第では、今回無印にしたギベオンの再度の逃げ切りも十分あり得そうです。馬券は香港に集中するのでレースは見るだけですが、安田記念に向けて楽しみな馬がこのレースから現れるか注目したいです。