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チャンピオンズC注目馬について

こんにちは。

マイルCS、ジャパンCとグランアレグリア、コントレイルと日本競馬を引っ張った馬が優勝でターフを去りました。このあと、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユーも年内引退を発表しており日本競馬も一気に動きそうですね。

これは、芝に限らずダートでも同様ですね。これまで長くダート界を引っ張ってきた馬の世代交代が中々進むことができずにいます。

今年のダート交流重賞では、地方馬のカジノフォンテン、ミューチャリーが勝利を掴み、地方馬の活躍が非常に目立つ年でした。そんな今年のJRA下半期のダートGⅠ、今年は非常に多彩な顔ぶれが揃いました。

この記事では、チャンピオンズC注目馬について記事にします。

1、ソダシ

去年の2歳女王、今年の桜花賞馬がダートに挑戦してきます。

血統的には、シラユキヒメ一族の活躍馬を見るとユキチャンを始め活躍馬を多く出しています。この血統図をみるとダート挑戦も面白いては思います。

ただ、いきなりのGⅠの舞台、相手もそう簡単な相手ではありません。スピードが非常にあるので、個人的にはダートはあまり向かない気がしますが、その辺りはやってみないとわからないですね。

初ダートになるので、あまり砂を被らず、外から一気に先行したいですね。

ダート適性があれば、突き抜けてもおかしくないだけの適性はあるとは思いますが、どうなるでしょうか。

1週前追い切りの様子は、栗東の坂路を好時計で力強く駆け上がりました。この走りを見ると秋華賞のダメージはあまり無いように感じますね。

いずれにせよ、ソダシの参戦でチャンピオンズCの注目度が上がっているのは間違い無いです。

この挑戦をした陣営の判断は、尊重したいですし、ファンが非常に多い馬ですから、強力なダート実績馬が相手ですが、頑張って欲しいですね。

2、チュウワウィザード

続いては、去年のチャンピオンズCの覇者チュウワウィザードについてです。

去年のチャンピオンズカップは、圧倒的1番人気のクリソベリルを見ながらレースを進め、直線では伸びを欠くクリソベリルを置き去りにし逃げるインティを捕えて先頭に立つと、外から強襲するゴールドドリームを追撃を凌ぎ切り勝利しました。

今年の初戦は、サウジCでは9着に敗れたものの、続くドバイWCでは世界の強豪馬を相手に2着と好走しました。

ただ、海外連戦での疲れがあったのか、国内に戻ってからは、帝王賞6着、JBCクラシック3着と苦しい成績が続いています。ただ、直線前での手応えがあまり良く無い中でのJBCクラシック3着は十分に評価に値すると思いますし、復調の気配は見せたと思います。

中京競馬場では、去年のチャンピオンズCを制していますし、舞台設定としては悪く無いと思います。

あとは、状態次第だと思います。1週前追い切りでは、CW併せ馬でタイム自体は、正直地味な印象ですがしっかり先着を果たしました。

最終追い切りでどこまで時計を詰めることができるか、連覇に向けて注目したいですね。

3、テーオーケインズ

続いては、アンタレスSでダート重賞初勝利、続く帝王賞では実力馬相手に内から力強く抜け出し圧勝したテイオーケインズについてです。

初重賞制覇となったアンタレスSでは、1000M通過59.1というハイペースの中、好位外目を追走しました。直線では、早めに抜け出し外から追い縋るヒストリーメイカーに迫られるどころか突き放す非常に強い勝ち方でした。勝ちタイムの1.49.0という勝ちタイムも非常に優秀です。

続く帝王賞。逃げたカジノフォンテンのペースは、1000M通過1.00.8。平均よりやや早いペースでしょうか。この流れの中、テイオーケインズは、好位の内追走し、最後の直線では、ぽっかりと空いた最内を通って突き抜けました。道中、ほぼ同じ位置にいたチュウワウィザードを全く相手にしない非常に強い内容でした。

ここまで強い勝ち方をしたので、次走のJBCクラシックでは、ダートの新星として期待されて1番人気に推されましたが、スタートの出遅れがとにかく痛かったですね。松山騎手は、押して先頭集団まで位置を上げましたが、終始力んで走っているように感じました。道中は、勝利したミューチャリーの直後にいましたが、勝負どころでの手応えは、同じ位置にいたチュウワウィザード共によくなく、外から押し上げていったオメガパヒュームの方が抜群の手応えでした。

それでも4着にはいるのですから、力は相当あると思います。

この馬にとっては、スタートがとにかく大事になるでしょう。前走の出遅れは致命的でしたから。このメンバー相手に出遅れると非常に厳しくなります。あのあとゲート練習は入念に積んでいると思いますが、どうなるでしょうか。

1週前は、CWで6F単走で長め追い切り、6F81.4-4F51.2-1F11.6という好時計を叩き出しました。

追い切りの動きは、メンバーの中でもトップクラスだと思います。中京競馬場ダートでは、OPの名古屋城Sを勝利した実績もあるので非常に楽しみですね。

個人的に1週前の予想としては、この馬◉でいきたいですね。

4、カジノフォンテン

続いて、地方競馬による久々の中央ダートGⅠ勝利を目指すカジノフォンテンについてです。

去年の東京大賞典勝ったオメガパフュームのクビ差2着から一気に本格化しました。その後の川崎記念では、積極的にハナをきり直線では後続を突き放し圧勝しました。その後京成杯グランドマイラーズも無難に勝利したあと、JRAの強豪馬が揃ったかしわ記念でも前傾ラップの先行馬には厳しい競馬を果敢に先行し直線では抜け出し2着のソリストサンダーの追撃をハナ差凌ぎ交流GⅠ2勝目を上げました。

今年の交流重賞では、カジノフォンテンが川崎記念、かしわ記念を勝利、ミューチャリーが、JBCクラシックを勝利するなど地方所属馬が大活躍を見せています。

カジノフォンテンとミューチャリーは非常にレベルの高いNARの年度代表馬争いとなっています。チャンピオンズC勝利となればNAR年度代表馬は確実でしょう。

かしわ記念以降は、帝王賞、JBCクラシックとダノンファラオとの先行争いでマークもきつくなり大敗しています。今回は、ダノンファラオ以外にソダシも出走するので、逃げ先行争いがどうなるか非常に見ものですね。

地方競馬の夢を載せて期待を背負って是非ともここでは頑張ってほしいですね。

以上、この記事では注目馬4頭を取り上げました。この記事で取り上げた馬以外にも今年のフェブラリーSを非常に強い勝ち方を見せたカフェファラオ、スピード決着となれば十分に勝負にあると思います。

あと穴馬で取り上げたいのはインティですね。2年連続でこのレースを3着と好走していますし、能力もまだまだ衰えは見せていないと思います。鞍上の武豊騎手はこの馬のことを知り尽くしていますし、どんなレースをしてくるか注目ですね。

記事は以上になります。ジャパンCが終わり、レースがひと段落着いた印象がありますが、有馬記念、ホープフルSまでGⅠは毎週続きます(12月には香港国際競走もありますね)。2歳GⅠもあり難解なレースも続きますが、非常に楽しみです。

12月は、年度末になり仕事が非常に忙しくなりますが、そんな中でも競馬を楽しみたいですね。

私自身も毎週の競馬に向けてNOTE記事を書きたいと考えているのでよろしくお願いします。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


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