のめりこみ注意の趣味
こんにちは。
今回は、趣味について記事にします。
趣味といってもさまざまな趣味娯楽が存在しています。精神的な面でも趣味は無いよりある方がいいです。
現代のストレス社会において楽しめるものがないというのは精神疾患のリスクを飛躍的に向上させます。
しかし、趣味、娯楽一つとってものめり込みすぎると要注意の物が存在します。やった後で時間を無駄にしたという娯楽は総じて、その類でしょう。
私自身、全ての趣味に精通しているわけではないです。ただ、危険な娯楽としてあげられるものを紹介します。
もちろん、これらの娯楽が全て悪いと言いませんし、楽しいことには変わりありません。しかしのめり込みすぎると依存症など人生を棒に振る可能性が高まるので要注意です。
下記で紹介するのは、全て共通点があります。それについては、最後にまとめます。
では、紹介します。
飲酒
アルコールは飲んでいる時は、脳が麻痺して気分が良くなります。ストレスがかかっている時にアルコールを摂取していると一時的に嫌なことを頭の片隅から退避させることができます。
しかし、アルコールがなくなると気分が落ち込んだり、アセトアルデヒドの分解の過程で頭痛や腹痛といった症状が生じます。
朝の気分の落ち込みは飲酒している時とそうでない時には、倍以上違うように感じます。
私自身も以前は嫌なことがあるとストレス解消をお酒に頼っていました。飲む量もロング缶1本では収まることがなく、2本3本と飲む日がありました。
お酒を飲む頻度が多いほど量が増えて、アルコール依存のリスクが高まるので、毎日飲んでいるという人は要注意だと思います。
お酒の楽しみ方としては、旅行先で友人と飲む時はや気の合う友人と飲むなど楽しいと感じる時間にお酒を飲むが大事だと感じます。
嫌なことをかき消すためにお酒に頼るのではなく、楽しいときにお酒を嗜むという楽しみ方が大事だと思います。
ギャンブル
ギャンブルも非常に危ない趣味です。
私は、大学生の頃から競馬が好きでしたし、後述する麻雀ものめり込みました。
パチンコ、公営ギャンブルにハマればハマるほど人生が破滅する可能性が高まります。
ギャンブルで稼ぐことはできませんし、仮に数万円を当てて一時的に利益になったとしても最終的にはマイナス収支になります。
宝くじで数億円当てた人は不幸になる確率が高いというのは有名な話です。
そもそもパチンコ、パチスロ、公営ギャンブル、宝くじなどのギャンブルは、胴元が儲けが出ないと成立しません。
しかし、このことを理解できない大人が非常に多いです。儲けるためにギャンブルに手を出している人は、全く理解できていないといっていいでしょう。
パチンコ、競馬場などに実際に足を運んでみるとわかりますが、この人金持ちだなと思う人は稀有な存在です。
私自身、今でも競馬は見ていますが、お金をかけるということはほとんどしなくなりました。理由は、お金と時間の無駄だからです。
重賞レースやGⅠのビッグレースはレース自体は面白いですから観戦はしますが、実際にお金を賭けることはほとんどしていないです。
やるにしても自分で管理できるお金の中から出すこと、そしてマイナスになっても受け入れて冷静になることが非常に大切です。
やけになってマイナスを取り戻そうとすると人生破滅まっしぐらです。
麻雀
麻雀は非常に楽しいですし、Mリーグ観戦も私自身の趣味です。
しかし、麻雀はのめり込みすぎると非常に危険な趣味です。
麻雀は、以前は賭博とタバコのイメージが非常に強く悪い印象がありました。
しかし、近年はMリーグの普及や賭けない吸わないをモットーとした健康麻雀のお店もたくさん誕生しています。その中で麻雀自体の印象も大きく良くなっています。
先日、旅行で大阪駅に行きましたが大阪駅の駅構内に雀魂(今1番人気の麻雀アプリ)とコードギアスのコラボイベントが大きく宣伝されてビックリしましたが、それだけ麻雀がブームとなっているのでしょう。
点5、点ピンなどのレートで賭博をしたり徹マン(夜通しで麻雀すること)するのは論外ですが、ノーレートでも麻雀アプリやリアル麻雀のやりすぎは要注意です。
麻雀をやっているとドーパミンがMAXになることが多いです。
立直後の捲り合い、激しい順位争い、負けてしまった時に激しいストレス、勝った時や大物手を成就させた時の嬉しさなどです。
基本的に依存症になやすい趣味は全てドーパミンが関わっています、特に麻雀はドーパミンの暴走を招きやすいです。
実際に私自身、オンライン麻雀ゲームの天鳳で7連続ラスを引いた時は発狂して目の前のマウスを粉々にした経験があります。今思うと非常に恥ずかしいことですが、それぐらい麻雀は感情が揺れ動きます。
所詮確率論と言えばそれまでですが、麻雀以上に確率に翻弄されるゲームはないのではないでしょうか。
しかも麻雀は時間的にもかなりの時間を要します。半荘1回に30分以上はかかるでしょう。
負けた時の時間の浪費と精神面の浪費を考えるとやり込みすぎには要注意と言えるでしょう。
麻雀は、ゲームの性質上なかなかやり始めると止められないです。だからこそ徹マンという言葉があると思います。ゲームは非常に面白いですし、よくできたゲームだとは思います。
ただ、のめり込みすぎは要注意と言えるでしょう。
ゲーム(特にガチャ)
ゲームも適度にやる分には趣味として非常にいいと思います。
しかし、何事もやり過ぎは禁物です、
寝る時間まで削ってゲームしてしまうのは、問題でしょう。
特に今のゲームは、ガチャが非常に依存症となりやすいです。
スマホのゲームをインストールする分には無料のものが多いです。
しかし、タダより高いものはないという諺の通り、無料のままだと当然企業は利益を上げることができません。無料の裏には何かしらの利益構造が隠されています。
スマホゲームの場合は、ガチャがそれにあたります。ガチャは、課金することでレアアイテムやキャラが手に入ります。
ただ、当然当たり外れがありますから、ハズレを引くと次は当たるかもと期待してどんどん課金してしまう、あたりを引いてももっといいキャラやアイテムが欲しいという思いから無限沼ループ地獄に陥ってしまいます。
構造的にはギャンブル依存症と同じと言えるでしょう。毎月の過金額が1万円以上となると非常に危ない領域と言えるでしょうから要注意です。
買い物、ショッピング
衝動買いでストレス発散してしまうのも要注意です。
買い物でストレス発散というのは、私も20代前半の頃はストレス発散のおためか手当たり次第にその場で欲しいと感じたものをここぞとばかりに買い込んでいました。
服、続いてカー用品、そして食べきれない量の食品などなどです。
当然買ったものを全て使い切れるわけもなく使わないままゴミ箱に行ってしまったものも多数です。環境問題や食品ロスが叫ばれている中で環境に非常に悪いことをしていた人間でした。
なぜ買い物ばかりしていたのかというと仕事の激しいストレス発散でした。ストレスMAXで落ち着いていられない家でじっとしていると仕事の嫌なことばかりが走馬灯のようにぐるぐる思い浮かぶんです。そうなると、勝手にマウスがAmazonや楽天のサイトを見てなんかいいものないかなと物色していました。
休日は車でショッピングモールまで足を運んで物色していました。
こうなるとお金は貯まらず、家の中は物で溢れるという負のスパイラルに陥ります。
必要なものと一時的に欲しいと思い込んだものの区別はしっかりとつけるようにすることが非常に重要です。
資産運用(投機)
最後に紹介するのは、資産運用です。
資産運用といってもいろいろあります。
私自身も資産運用はやっています。NISAで個別株と投資信託、そして会社のiDeCoです。今の時代、給与所得以外にも資産運用するのはお金を今後のために増やすという意味でも非常に重要なことです。
しかし、資産運用の中でも投機性の高い運用もあるので要注意です。
FXや信用取引です。レバレッジをかけることで自分の持っている資産以上の金額を取引にかけることができます。うまくいけばレバレッジをかけた分だけ利益が跳ね上がりますが、損失額も跳ね上がるリスクも含んでいます。
そして、リスクの高い取引をして自分の実績が気になって寝られない、仕事に集中できないという症状となると明らかに依存症です。
信用取引で多額の借金を背負うケースも非常に多いです。
投機と投資の区別はつけて、資産運用を行うことが非常に大切でしょう。
まとめ:依存症の原因は興奮物質ドーパミン
ここまで飲酒、ギャンブル、麻雀、買い物、資産運用(投機)を紹介しました。
これらの趣味に共通することがあります。それは、興奮物質ドーパミンの暴走です。
一度手に入れてもそれで満足せず、もっと欲しい、もっともっと欲しい、もっともっともっとetcとなります。
こうなるともうやめられない止まらないというかっぱえびせん状態になってしまいます。
以前読んだ書籍で人生の幸福度に関わる物質はセロトニン、オキシトシン、ドーパミンを紹介しました。
セロトニン、オキシトシンという良好な健康状態と良好な人間関係の土台ができてからドーパミンという脳内報酬系を活性化させることが重要ということが述べられていました。
まさに私自身も思います。現代はドーパミン過多社会です。
右を見ても左を見ても刺激で溢れています。
ちょっと面白いものがないかなと思ったらスマホをタップするだけでたくさんに情報が得られますし、TikTokやインスタで秒単位で面白い動画を見ることができます。
そうなると睡眠時間は削られ、1人で楽しむ趣味も増えますからオキシトシン的幸福も満足させることは難しいです。
ドーパミン過多にならないように運動や人とコミュニケーションを取ることができるものを趣味として1つ持つことが大事なことだと思います。
ここまで記事を書いた私自身もドーパミン過多の趣味が多く、改善の必要が多いと感じています。
記事は以上になります。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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